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ワープロ、ソフト、業界、その他(月刊ASCII 1989年4月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSの記事をスクラップする。

リコー,日本語ワードプロセッサを発売
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リポートi7100シリーズで価格は111万8000円から。

ソニーが多機能日本語ワープロを発売
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プロデュースPJ-1000の本体価格は17万8000円

リコーが60×60ドット印字の日本語ワープロを発売
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価格はリポート2300が22万8000円、同1300が18万8000円

個人ユーザはパソコンはいらないがワープロなら使うという人たちがいたのでこうしてワープロの発売が続いていた。

キヤノンが手書き入力の電子手帳を発売
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Ai Note IN-3000の本体価格は6万5000円

システムポート,文書データ変換ソフトを発売
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SWCONVの価格は3万3000円。
ワープロで蓄えた文書をパソコンに移行したい人たちがいたということ。

ロータスがLotus1-2-3をバージョンアップ
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Lotus1-2-3R2.1Jplus
平成に対応するためのバージョンアップだったみたいだ。

ジャストシステムが一太郎Ver.4を発表
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バージョンアップした記憶がない。ということはパソコンを新たに買ったとき一太郎Ver.4も買ったということか。道理で使った記憶があまりないはずだ。

NeXT社は大企業にならない!?
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スティーブジョブズといえどもそんなに簡単にNeXT社を大きくできないと正しい予測がされていた。
でもOS/2の予測が「大多数が1992年までにIBM PCがOS市場を支配するとみている。逆にOS/2が標準にはならないとみる経営者は18%と少なかった」どうしてこう予測を外すかな。専門家とか経営者の予測を真に受けてはならないということ。
「全体の80%はマイクロチャネルに対抗するEISA規格が成功すると考えている」これも両方共倒れ的にバス規格はぐちゃぐちゃなりながらPCIへと移行した。
パソコンの予測は外れるものが結構あり後からこうして読むと面白い。

日本電気,米MIPSと提携
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日電もRISCチップを作ったのか。

富士通,ルーカスとHABITATを契約
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あったなHABITAT。MMORPGの元祖というかセカンドライフやメタバースの元祖というか成功しなかったが、ゲームのアイデアは昔からあった。ただハードウェアの性能が低いから広まらなかっただけだと思っていたが、そうではないようだ。メタバースが成功するかどうかだが、成功の定義をどうとるかで変わると思う。失敗をサービスが無くなるとするなら失敗はしないだろう。失敗しないからと言って成功とするには違うと思う。インターネットには細々と続いてるサービスもある。メタバースはそうなるのではないか。

日電,MPU訴訟でIntelに勝訴
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V30が8086の著作権を侵害しているかどうかの裁判だった。

中国,ソフト保護法を立法化へ
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中国が外国製品の著作権を守る?寝ぼけたことを。

パソコンネットに天皇風刺文
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ネットによる誹謗中傷といわれるものはインターネットが広まる前のパソコン通信時代からあった。ただこの程度で前文削除とは昔は繊細だった。昔はクレジットカードを持たなければ会員になれないパソコン通信の世界では誹謗中傷の程度なんて可愛いものだった。今の誹謗中傷は人を自殺に追い込んだり、社会的地位を失わせたりする酷いものだ。昔、パソコン通信性善説というものがあった。性善説は間違えていたことを歴史は証明した。
パソコン通信時代ローカルBBSでは小さい世界なのでオフ会は頻繁にあり、ハンドル名と現実の人間と結びつきそれなりに礼節をもった付き合いだった。匿名ゲストを認めたとたんアラシが登場して人間というものはこういうものかと思った。現在のネットの荒れ方はもう33年前から分かっていた。

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CPU、ハードウェア他(月刊ASCII 1989年4月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSの記事をスクラップする。

インテルが100万トランジスタを集積した64bitMPUを発売
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ASCII1989(04)b02インテル64bitCPUi860写真_W520.jpg
このCPUについてはあったのかどうかすら忘れるほどの可哀そうなCPUだった。
以下の記事を思い出した。
ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情 第116回
忘れ去られたCPU黒歴史 渾身のRISC CPUが駄作 i860

 Parallelism in the i860 microprocessor is not transparent; rather, programmers have complete control over parallelism and therefore can archive maximum performance for a variety of computational problems.
「i860マイクロプロセッサーでは、自動での並列処理は一切してくれない。そのためプログラマーは処理にあわせて最大の性能を引き出すためには、完璧に並列処理できるように制御する必要がある」

 つまり、「制御方法は用意するから、後は勝手にやってね」という発想だ。RISCの思想はまさにこれであり、その思想を忠実に体現したアーキテクチャーとも言える。
 だが、物事には何事も程度というものがある。RISCプロセッサーも最初はシンプルな命令体系だったのが、次第に命令が複雑化していって、いろいろな性能改善のメカニズムを内蔵していった。これは「何でもかんでもソフトウェア任せにすればいい、というものではない」ことを、RISCプロセッサーベンダー各社が身をもって体験した結果でもある。

 またi860は、コンテキストスイッチが極めて遅いという欠点もあった。Windowsでも何でもマルチタスクのOSは、複数のプログラムをきわめて短い時間で切り替えながら処理を進めていく。こうした処理の切り替えがコンテキストスイッチだが、切り替えが入ると当然パイプラインの中身は全部破棄されて、新しいプログラムをロードする必要がある。こうした処理はそもそも性能の最適化が難しいため(最適化を主とするなら、やってはいけないような処理の塊)、i860では極端に性能低下が起きることになった。
ASCII EXPRESSの記事を見てもこんなことは想像もできない。スクラップしていくと当時ASCIIを読んでi860の性能について間違えていることを知識として蓄えていったかがわかる。おそらく私は知人らにこのような間違えた知識を偉そうに話していたに違いない。

日電がVシリーズの最上位,V80の出荷を開始
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このVシリーズを積んだパソコンがいずれは出荷されると思っていたが、残念ながらそのようなパソコンを触ることはおろか目にすることもなかった。

東芝がアクセス時間150ナノ秒を実現した4MbitEPROMを出荷開始
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33年前日本の半導体技術は世界初とか世界最高とかだった。この製品は業界最高速だった。これは、研究機関などで研究開発段階ではもっと速いものがあったということかもしれない。

東芝がBiCMOS技術を用いた1MbitSRAMを開発
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これは世界初。こういったものに米国は危機感を感じていたと思う。

東芝,三菱,日電が16MbitDRAMを開発
ASCII1989(04)b07東芝三菱日電16MbitDRAM_W520.jpg
半導体技術のトップランナーであることを示す記事。

日立が世界最高速の32bitマイクロプロセッサを開発
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次から次へと世界最高速が飛び出す。

三菱電機,超高速SRAMを開発
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これも業界最高速だ。こうした技術が日本製品が優れていると評価されることになった。映画Back to The futureにあった「何言ってんのドク? いいものはみんな日本製だよ」のセリフは1985年から過去に来たマーティのセリフだ。

日電,デジタル信号処理LSIを開発
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三菱がガラス窓付きのセラミックパッケージを採用した1MbitCMOS EPROMを出荷開始
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東芝,ゲートアレーの新シリーズを投入
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英Inmos社が高速・高解像度のカラービデオコントローラを発売
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ランド,3.5インチ外付けFDDを発売
ASCII1989(04)b08ランド3.5インチ外付けFDD_W503.jpg
LDS-3Wの価格は9万2000円。高い、HDD並みだ。33年前の5インチ3.5インチのメディアコンバートは5インチFDDのパソコンに3.5インチのFDDを付けるのが主流だった。3.5インチFDDマシンは少なかったし、買ってすぐに更なる出費をするくらいなら5インチマシンを買った方がお得だった。どれか1台に3.5インチFDDを付けてメディアコンバートさせてもらうのが主流だった。

東芝,3.5インチ4MbytesFDシステムを発表
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5インチFDはペラペラのジャケットにメディアが収められていて位置決めに難があった。3.5インチなら固いプラスチックにメディアが収められておりトラックの位置決めとかが精度よくできるため高密度の製品が登場した。

ロジテックが容量2.95Mbytesの3.5インチFDDを発売
ASCII1989(04)b13ロジテック3.5インチFDD_W520.jpg
LFD-302Rの価格は12万8000円。

磁気研究所が98/286用の40MbytesHDDを発売
ASCII1989(04)b13磁気研究所40MHDD_W520.jpg
ML-40mkIIの価格は12万5000円

緑電子がPC-9800用の80/40MbytesHDDを開発
ASCII1989(04)b13緑電子HDD_W520.jpg
Little A80が24万8000円

I・Oデータ機器がEMS対応のRAMボードを発売
ASCII1989(04)b13アイ・オー・データEMS_W520.jpg
PIO-PC34E-2Mの価格は7万5000円。一太郎やLotus1-2-3で仕事をするにはEMSメモリが必要だった。

日本テクサ,PC-286L用増設RAMボードを開発
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RD-286-15が7万9800円。日本テクサもRAMボードを売っていたとは記憶になかった。33年前パソコンをゲームマシンにするのではなく

コア,J-3100用の内蔵モデムを発売
ASCII1989(04)b14コアJ-3100用モデム_W507.jpg
MultiModem224TLの価格は8万3000円。パソコン通信をするにも金がかかった。

日本エレクトロニクス,マウス3種を投入
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MS-44Jが1万2800円。周辺装置の高いこと。私たちはよくこんなものに金をつぎ込んだものだ。

リコー,日本語ワードプロセッサを発売
ASCII1989(04)b04リコーワープロ_W504.jpg
リポートi7100シリーズの価格は111万8000円から。目を疑ってしまった。おそらく業務用と思わるがワープロがこんなに高いとは。

ソニーが多機能日本語ワープロを発売
ASCII1989(04)b09ソニーワープロ_W520.jpg
プロデュースPJ-1000の価格は17万8000円。一般ユーザが使うとするとこの価格帯だ。

リコーが60×60ドット印字の日本語ワープロを発売
ASCII1989(04)b09リコーワープロ_W518.jpg
リポート2300が22万8000円。

キヤノンが手書き入力の電子手帳を発売
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Ai Note IN-3000の価格は6万5000円。小さい端末の入力装置としてはペンが適当だった。その後携帯電話やスマホでペン無しで指で文字入力する時代が来るとは思わなかった。そんな入力方法は広まらないと思った。

システムポート,文書データ変換ソフトを発売
ASCII1989(04)b08システムポート文書変換ソフト_W496.jpg
SWCONVの価格は3万3000円。ワープロとパソコンとのデータやり取りはこのようなソフトが必要だった。

ロータスがLotus1-2-3をバージョンアップ
ASCII1989(04)b15ロータス1-2-3バージョンアップ_W520.jpg
Lotus1-2-3R2.1Jという型番懐かしい。昭和から平成に年号が変わったためそれに対応したものだった。

ジャストシステムが一太郎Ver.4を発表
ASCII1989(04)b15一太郎Ver4_W520.jpg
Ver.4の記憶があまりない。三太郎が良くできていてそれを工夫して使い込んでいたせいだろう。使い込んだがために逆にVer.4は使いにくかったのではなかったか。

Next社は大企業にならない?
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スティーブ・ジョブズの会社だから成功すると思っていた。失敗はしなかったのではないか?スクラップしていくと分かるだろう。
OS/2の予測「大多数が1992年までにIBM PCが市場を支配するとみている。逆に,OS/2が標準にはならないと見る経営者は18%と少なかった」まあなんというか。専門家の予測はこんなにも当てにならないとは。
「全体の80%はマイクロチャネルに対抗するEISA規格が成功すると考えている」なぜだろう。IBM PCが市場を支配するのにもかかわらず、IBMのマイクロチャネルが負けるとは、一体予想者はIBMがどんなパソコンを出すと想定していたのだろうか。
マイクロチャネルとEISA規格は共倒れしたと記憶しているが、スクラップしていくと記憶が正しいかどうか判明する。

日本電気,米MIPS社と提携
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RISCは成功したとは記憶していない。RISCとCISCの境界がぼやけて両者を区別する意味が失われたと記憶している。

富士通,ルーカスとHABITATを契約
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セカンドライフの前にHABITATがあった。パソコンの高度化に伴いHABITATの焼き直しソフトが出てきた。今のメタバースが画期的だという論を読むと嘲笑してしまう。仮想現実がなぜ成功しなかったのかは環境がチープだからだけではないはずだ。メタバースをあおっている人間たちはこれで一儲けしようとたくらんでいる連中だと考える。

日電,MPU訴訟でIntelに勝訴
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8086と互換性があるV30のマイクロコードがIntelの著作権を侵害しているという主張が認められなかった。

中国,ソフト保護法を立法化へ
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笑ってしまう。中国はコピー天国の国だった。知的所有権を認めるなんて口先だけだと思っていた。

パソコンネットに天皇風刺文
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昔はなんと敏感だったことか。これも企業が経営するネット空間でのことだから企業が敏感になるのも仕方がない。インターネット時代になると発言の自由を得ただけではなく、誹謗中傷とかデマゴーグが感嘆に流せる時代になった。

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FMTOWNS、パソコン、ワークステーション他(月刊ASCII 1989年4月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSの記事をスクラップする。
ASCII1989(04)b01ASCEXP扉_W520.jpg

富士通が80386を搭載したニューマシンを発表
ASCII1989(04)b18FMTOWNS_W520.jpg
FMTOWNSは富士通が80386を高速版8086としてではなくネイティブモードとして80386の機能を使ったマシンだった。クロックも16MHzでX68000の10MHzとどっちが速かったのか。価格もモデル1が33万8000円と安く私がこの当時使っていたPC-9801VX2(80286,8MHz)の433,000円と比べてしまい悲しくなっていた。
デザインも良かった。衝撃的だった。日電ではこういうマシンを出せなかった。日電は他社が出したマシンの後追いばかりでつまらなかった。
ただ、FMTOWNSは知人のおじさんたちには買った人がいなく、親に買ってもらったという知人がいただけでおじさんたちへの浸透はいまいちだった。X68000はCPUマニアが買い、FMTOWNSは子供たちに買い与えていたのかもしれない。
結局日電の天下は私たちおじさんユーザが買い支えたという自業自得の状態だった。
以下写真をスクラップする。
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ASCII1989(04)b19FMTOWNS写真_W520.jpg
ASCII1989(04)b19FMTOWNS画面1_W520.jpg
ASCII1989(04)b19FMTOWNS画面2_W520.jpg
ASCII1989(04)b20FMTOWNS画面3_W520.jpg
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アフターバーナーが懐かしい。グラフィックメモリが64Kを超えても80386ネイティブモードならデータアクセスが高速になり作れるのか。

シャープがX68000シリーズに新機種を投入
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ASCII1989(04)b17X68000写真1_W520.jpg
ASCII1989(04)b17X68000写真2_W520.jpg
X68000の新製品。従来のユーザをがっかりさせないのはいいが、マンハッタンシェイプを捨てた筐体はだめだろう。あの形の筐体に高い金を払っていたのだから。

カシオがプログラムを組まずに伝票/帳票処理できるコンピュータを開発
ASCII1989(04)b02カシオ伝票帳票処理コンピュータ_W520jpg.jpg
アドプス理論だそうだ。なんのことかわからない。ADPS R1の本体価格は335万円。
ググってみるとカシオの人事統合システムADPSがあった。これが何か関係するのだろうか。

日本IBM,FAコンピュータに新機種を投入
ASCII1989(04)b06日本IBMFAコンピュータ_W501.jpg

ソード,32bit高解像度CADを投入
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松下,数値計算用並列コンピュータを開発
ASCII1989(04)b10松下並列コンピュータ_W502.jpg

日本ユニシス,汎用コンピュータに4機種を追加
ASCII1989(04)b04日本ユニシス汎用コンピュータ_W502.jpg
汎用コンピュータの価格はA4-DXが90万円/月。CPUは不明。

日電,3100Aシリーズの下位モデルを投入
ASCII1989(04)b10日電3100A_W500.jpg
NECシステム3100モデル20AのCPUは80386(20MHz)で196万円。

日本アプロ,新ワークステーションを発表
ASCII1989(04)b10日本アポロワークステーション_W504.jpg
グラフィックワークステーションだそうだ。解像度1280×1024ドットで価格は2057万4000円から。
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パソコン広告(月刊ASCII 1989年4月号1) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

もう一度読み返し、スクラップする。

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裏表紙はFM TOWNSだった。

表紙見返しの広告はこの年もNECが独占した。
ASCII1989(04)見開_W520.jpg
NECのパソコン全12機種を紹介していた。さすがにNECは売れる商品を沢山そろえていた。

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左頁が小沢なつきのモデム広告。前号の使いまわし。
この号ではPC-88シリーズの広告がなかった。

ASCII1989(04)a02ペンタブ_W520.jpg
左頁は小沢なつきが出ている日電のペンタブ。

ASCII1989(04)a03IBMパーソナルシステム55_W520.jpg
右頁はIBMのパーソナルシステム/55。

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シャープのAXマシン。AX286LとAX386

ASCII1989(04)a05X68000_W520.jpg
シャープのX68000の新型。
左がX68000 EXPERT
右がX68000 PRO
マンハッタンシェイプでないX68000は違うだろうと思った。パソコンマニアはCPUが68000だけでは満足できない。事務機器のようなパソコンに魅力は無かった。

ASCII1989(04)a06PC-E500_W520.jpg
シャープのポケコン。PC-E 500。

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左頁が東芝のJ-3100。

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ASCII1989(04)a08FMTOWNS南野陽子_W520.jpg
今までない斬新なフォルムのFM TOWNS。CD-ROM搭載をアピールするために前面縦型のドライブにした。他社にない斬新なモデルを日電は出すことがなかった。殿様喧嘩せずの日電の姿勢が嫌いだった。搭載CPUのクロックにみられるように他社より若干性能が低いものを売っていた。それの典型的なマシンであるPC-9801VX2を買った私はずっと後悔しながら使っていた。他社の動向をみてすぐにクロックを上げたPC-9801VX21が出たときには自分の愚かさを憎んだ。

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ASCII1989(04)a10FMTOWNS_W520.jpg
FM TOWNSは見開き6ページの広告を打った。

ASCII1989(04)a11FM77AV40SX_W520.jpg
南野陽子の富士通FF77AV40SXは前号の使いまわし

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南野陽子の富士通FMR-50シリーズは前号の使いまわし。

ASCII1989(04)a13PanacomM_W520.jpg
PanacomMは前号の使いまわし。


ASCII1989(04)a14三洋AX_W520.jpg
三洋のAXは前号の使いまわし。

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ソニーのNEWS。

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左頁がYHPの関数電卓の広告。工学系の知人がYHPの製品を愛用していた。逆ポーランド記法が良かった。
右頁がオムロンのLUNA。

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AppleのMacの広告はHyperCardを前面に出していた。

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キヤノンのLASER SHOT。

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キヤノンのNAVI。

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このMacの広告は左にAppleComputer、右にCanonとある。国内独占代理店ではなくなってもこうして協力関係にあったようだ。

ASCII1989(04)a21キヤノンAXi_W520.jpg
キヤノンのAXマシン。AXi。

ASCII1989(04)a22キヤノンBubble-Jet_W520.jpg
キヤノンのバブルジェットプリンタの広告。
ここまでキヤノンは連続見開き10ページも広告を打った。力が入っていた。

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エプソンのPC-386。

ASCII1989(04)a24EPSONPC-286_W520.jpg
エプソンのPC-286VXの広告。

ASCII1989(04)a25WORDBANKnote2_W520.jpg
右頁がエプソンのWORD Bank-note2の広告。

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ASCII1989(04)a27IBMPSクラブNET_W520.jpg
ASCII1989(04)a26IBMPSクラブNET写真_W520.jpg
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ASCII1989(04)a27IBMPSクラブNET写真_W520.jpg
IBMのパソコン通信IBMPSクラブNETの広告。
パソコン通信を紹介するのにこんな手間をかけていた。

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Excelの広告。DOSマシンではこのソフトの必要性はなかった。Windows 2.x は全然使い物にならなかった。

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ロータス 1-2-3 の広告。DOSではこれが広く使われていた。そのためユーザの習熟度が上がり、マクロも開発されていた。1-2-3から他のソフトに移行するということはそれらの熟練に要した時間を捨てるということで趣味ならともかく事業所ではそんな無駄なことはしないと考えていた。だから1-2-3の天下は続くと思っていた。

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ASCII1989(04)a31一太郎_W520.jpg
一太郎Ver.4の広告。こんなセンスの悪いというか悪目立ちする広告なのに記憶に残っていない。三太郎を使い込んでいたのが一太郎Ver.4を使った記憶がなかった。三太郎ではいろいろ工夫して技を磨いてきたが一太郎Ver.4は工夫がいらなかったのか。いや、工夫は三太郎で十分でその工夫があれば、新たな工夫をする必要がなかったのだと思う。

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花子Ver.2の広告。

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duetとシルエットは見開きページに一つにまとめられていた。

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ジャストシステムのスキャナとEMSメモリも見開きページに一つにまとめられていた。前号の使いまわし。

ASCII1989(04)a50FUJIFILM_W260.jpg
裏表紙裏はFUJI FILMのフロッピーディスクの広告。

画像データの修正


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MS-DOSユーザーズ・ワークベンチ(月刊ASCII 1989年3月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

すらぞうじ氏のMS-DOSの解説漫画の第4回をスクラップする。
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ASCII1989(03)d02MS-DOS漫画図1_W520.jpg
com,exeの違いが懐かしい。TURBO Cのタイニーモデルでコンパイルするとcomが、それ以外ではexeができた。ツールを作るのならタイニーモデルもありだけど、データ領域を沢山使うときはタイニーモデルでもスモールモデルでもなくミディアムモデルでコンパイルしていた。
path を通していて別ディレクトリにcomとかがあると、カレントディレクトリにexeを置いているのにそっちのプログラムが起動して戸惑ったことがある。この com, exe, bat の順を覚えたのはMS-DOSを使い込んでからだった。初めからマニュアルなどで教えて欲しかった。もしかしてこのことマニュアルにあったのか?
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grepを使い始めたのはパソコン通信のログを検索するときで、sedはほとんど使わなかった。複数のファイルでsedを使うシーンはなかったのでEditorの検索、置換機能で間に合っていた。
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Excel・一太郎・PS/55・EMS(月刊ASCII 1989年3月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

特集(?)ページにExcel、一太郎があった。メモ程度にスクラップする。

Excel Ver. 2.1
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大型新人だそうだ。ただWindowsが雑魚だ。プラットホームがWindows Ver.2では使い物にならない。ExcelをMacでみたときは、使ってみたいと思ったのに。
最後の評価部分をスクラップする。
 ただし,別項にあげたように,Excelはなかなか高価なソフトではある.それなりの効果が引き出せるかどうか、これが問題だ。
 個人ではかなり無理がある.これから会社で購入されるなら,Excelはお薦めだ.1-2-3やMultiplanに比べても学習時間は少なくてすむ.十分メリットはある.1-2-3がすでに普及している職場でも,ワ-クシートと同時に表示されるグラフなどは,かなり効果を発揮するだろう.もちろん1-2-3を捨てる必要はない.1-2-3+各種アドオンソフトの便利さとExcelの便利さをデータを気軽に交換しながら使い回せばいい.
 ここでは,前述したように,98用のWINDOWS Ver.2の上で,β版を試用した.他社のマシン用やAX,IBM用などのWINDOWS Ver.2も見せてもらったが,98版のWINDOWSは,マウスの追従性や,ウィンドウの書き換え時間などが遅いようだ。通常の98用のアプリケーションとくらべても「重い」と感じる.
 発表によると,この「WINDOWS対応日本語版Excel」は,4月上旬に発売予定とある.Microsoftによって発売となるものと,メーカー各社が発売するものが出る可能性があるようだ.
 どちらにしても,98で利用する人がおそらく最も多いはずである.ぜひ,Excelの発売までに,どんな形でもいいから,速度を上げた98用のWINDOWSを供給してほしいものだ.

こんな評価をされるソフトなんか使い物にならない。1-2-3で仕事ができているのに何が悲しくてWindowsを買ってさらにExcelを買わなきゃならないのか。この時点でのExcelは全然ダメだった。動作が遅いソフトなんて願い下げだ。Text VRAMを使ってやっと使えるソフトが多い時点でグラフィックRAMでなんとかしようとすると重たくなるのは当たり前だ。
「速度を上げた98用のWINDOWSを供給してほしいものだ」とあるが、一般ユーザはそんなものを欲していなかった。ただMacをうらやましくみていただけだ。8086お前がダメなCPUだからこんなことになっていたんだ。

一太郎 Ver.4
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この頃はもう一太郎のバージョンアップに関心が無くなっていた。新一太郎とか三太郎のときは関心があったが、もう一太郎は十分に練られた製品だった。どんな新しい機能があったのか、記憶にない。

PRODUCTS SHOWCASEの一部をする。
IBMの PS/55モデル5530Z
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表1 PS/55シリーズ一覧
モデル名 CPU クロック RAM PS/2互換 FDD
5530 8086 8 640K 3.5"2DD
5530Z 80286 10 1M 3.5"2HD
5535 80286 10 1M 3.5"2HD
5540 80286 10 1M 3.5"2HD
5550 80286 10 1M 5"2HC
5550S 80386 16 2M 3.5"2HD
5550T 80386 20 2M 3.5"2HD
5560 80286 10 1M × 5"2HC
5570S 80386 16 2M × 3.5"2HD
5570T 80386 20 4M 3.5"2HD

IBMも日電に負けず劣らずドライブ等を微妙に変えたマシンを出していたのか。ただ、IBMのマシンは型番で性能が分かりにくいという点で日電より劣る。
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機能一覧表からスペックの一部をスクラップする。
PS/5530Z02とPS/5530Z09
CPU 80286(10MHz)
RAM 1M
表示解像度 1066×725ドット(キャラクタ)、1024×768(グラフィック)
カラー表示 262, 144色中16色
表示文字数 41文字×24行(漢字)
文字フォント 24×24ドット
外部記憶
 3.5インチFDD×2(PS/5530Z02)
 3.5インチFDD×1,30MbytesHDD(PS/5530Z09)
価格 49万8000円(PS/5530Z02)、63万円(PS/5530Z09)
最後の部分をスクラップする。
 5530Zは,その斬新なデザインの巨体に,80286/10MHzという,国内標準レベルの機能がまとめられている.IBMの高解像度カラーモニタの価格を考えると,49万8000円(Z02モデル)は割安感がある.個人ユーザーにも手の届く価格で,PS/2やATのソフトが利用できるうえ日本語も使えるという面白みのあるマシンに仕上がっている.J-3100シリーズやAXとはまた違った魅力を持つ日本語IBMPCとして,今後の展開が期待される。
ASCIIを読んでいた一般ユーザとしては「割安感がある.個人ユーザーにも手の届く価格」は全く承服できない。最後に「今後の展開が期待される」とまとめてあるのは例によって期待できないマシンだったことを示している。
「最新RAMボード事情」
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16bitのくせに8086が貧弱なCPUだったせいで、ユーザは苦労することになった。拡張せねば使えないCPUだった。80286になっても80386になってもMS-DOSが8086をサポートするために8086の呪縛にとらわれてしまった。本当に後のCPUに迷惑をかけるろくでもない奴だった。8080時代にあったCP/Mとかアプリケーションの資産を受け継ぐため8086を作ったようだが、受け継ぐべきものなどなかった。MS-DOSだって8086じゃなければもっとましなものになっただろう。
8086が蔓延ったのはユーザにも原因がある。知らずに買ったのだろうが多数派を形成した以上ソフトハウスだって8086に傾注するのは当たり前だ。ダメCPUを蔓延らせた私たち一般ユーザは反省すべきだ。なんでまた何十万円もするダメマシンを買い支えたのだろうか。
コラム記事をスクラップする。
空白の128Kbytesの復活
 従来のバンク切り換え式ボードでは、80000H番地からの128Kbytesを切り換えるため、本体に640KbytesのRAMを持っている場合,80000円番地以降のRAMは切り離され、利用できなくなってしまっていた。
 今回両社は、PC-980IRA/RXに限りこの内部メモリを利用できるようにした、I・Oデータ機器では、本体の内部メモリを新たなバンクメモリの1つとして認識するようになっている。
 一方メルコは、本体内メモリをメインメモリとして使用したまま、ボード上のRAMのバンク切り換えを可能にしている。内部RAMへのアクセスはバンクメモリに比べて高速であるため,後者の方法では動作速度まで改善される。特にPC-980IRAでは内部RAMが32bitバスに載っているため,この差は大きい。

8086はメモリ空間が1Mしかないのでこうした苦労があった。80286はメモリ空間が16MBあったが、8086と互換性をとるため苦労まで互換性を保っていた。
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ハード・ソフト・業界(月刊ASCII 1989年3月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSの記事をスクラップする。

日電が世界最高速の32bitプロセッサV70の開発に成功
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V70を積んだパソコンを触りたかった。

東芝が1Mbitの高速EPROMを開発
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85nsecなのだがこれは世界最高速なのか?

日立と米TI,16MbitDRAMを共同開発
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前号で富士通は64MbitDRAMの開発にメドだったが、ここでは16MbitDRAMの開発だから前号の富士通の記事は希望的観測だったのか。

ソニー,追記型光ディスクシステムを発売
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これは DVD-Rか?

緑電子が40MbytesHDDを発売
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LittleB4Nの価格はPC-9800シリーズ用で18万8000円。

マイクロソフト,元号修正プログラムを提供
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平成になったのでこういうサポートが必要だった。私たちはマクロとかで自分たちで処理した。ただ、公的書類では平成1年という表記が許されなくて平成元年とせねばならなかった。

マイクロソフトがWindows用日本語版エクセルを発売
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だいたいWindows 2.x を使っていないのにExcelを導入するなんて考えられなかった。MacでExcelをみたときはあこがれがあり、こういったソフトを使いたいものだと当時は思った。

鶴崎海陸運輸,ワクチンソフトを発売
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なぜ、鶴崎海陸運輸?第一ワクチンソフトはこの先もしばらく使ったことがなかった。

DATの規格で業界が二分
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ソニーと米Hewlett-Packard対日立製作所の規格でどちらが残ったのか今後のスクラップで分かればいいなと思う。

米Motorola,日立を提訴
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これは日立のH8が特許を侵害しているとの訴え。ゼロ・ターン・アラウンド・タイム(ZTAT)がダメだとのこと。ZTATとはなんだろうかとググってみると
https://www.shmj.or.jp/makimoto/pdf/makimoto_02_07.pdf
がヒットした。ネットには結構資料が残っている。


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パソコン・ワークステーション等(月刊ASCII 1989年3月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSの記事をスクラップする。

日本電気がPC-9800シリーズの新機種白黒液晶搭載のLV22と20MHzの386を搭載したRL
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価格はPC-9801LV22が37万8000円、PC-98RL model2が73万5000円、同model5が97万円
まだまだパソコン価格は高かった。

セイコーエプソンがラップトップ型の「PC-286LS」3機種とデスクトップ型の「PC-286VS」3機種を発売
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価格はPC-286LS-STDが47万8000円、同-H20が61万3000円、同-H40が70万3000円、PC-286VS-STDが38万8000円、同-H20が51万3000円、同-H40が60万3000円。98互換機でもこの値段だ。

富士通がFMRシリーズに機能強化した6機種を投入=CPUの高速化とグラフィックエンジンの搭載が目玉=
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価格は、FMR-70HX2(75MbytesHDD内蔵モデル)が109万円、同(40MbytesHDD内蔵モデル)が89万円、FMR-70HX1(40MbytesHDD内蔵モデル)が81万円、同(20MbytesHDD内蔵モデル)が73万円、FMR-60HXが58万5000円、同-60FXが43万5000円、FMR-50HXが50万円、同-50FXが35万円。
当時こんな高いマシンをよく買ったものだ。

日立が白液晶ディスプレイを採用したラップトップを発売
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B16XwのFDD×2台モデルが46万8000円、FDD1台と20MbytesHDDモデルが61万8000円、FDD1台と40MbytesHDDモデルが68万8000円

日立が一太郎Ver.4と花子Ver.2を標準装備した電話機一体型マシンを発売
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価格は、PROSET 30Dが59万8000円、PROSET 30Sが49万8000円

Appleが98030搭載のMacintosh SE/30を3モデル発表
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「日本での販売は予定していない。」のに記事には載せる。

日本DECが新ワークステーション2機種などを発表
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価格は、DECstation3100が239万8000円から、VAXstationが177万円から。
こういったワークステーションと同等の性能のパソコンがいつどのくらいの価格で出てくるのか比較するために以下ワークステーションのスクラップをする。果たして何年後だろうか。

YHPが68030を搭載したワークステーションを発売
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価格は、340Mが91万7000円から、340MHが133万2000円から、340C+が141万5000円から、340CHが1383万2000円から、340CHXと340SRXが257万3000円から。
一番安いのはもうパソコンと変わらない価格だ。

富士ゼロックスがRISCチップを搭載したワークステーションを発売
ASCII1989(03)b09富士ゼロックスRISCWS_W520.jpg
価格は、6411が359万から、6426が1333万円から。
パソコンの10倍くらいしか高くない。10年経たずしてパソコンがこの性能に追いつくか?

日本ユニシス,UNIXワークステーションを発売
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基本構成で約800万円。

日本電気,小型汎用コンピュータを発売
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価格はモデル4Cが3400万円から、同6Cが3670万円から、同8Cが4220万円から。
これはワークステーションではなく大型コンピューターではないものの汎用コンピュータ(ACOS)ということだ。この性能を凌駕する性能のマシンでブログ記事を書いている。パソコンの進歩とは激しく速い。

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パソコン広告(月刊ASCII 1989年3月号1) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

もう一度読み返し、スクラップする。

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裏表紙は前号と同じFM77AV40SXだった。

表紙見返しの広告はこの年もNECが独占した。
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PC-98RL, PC-9801LV22だった。

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ASCII1989(03)a01PC-88VA斉藤由貴_W379.jpg
PC-8801VAの広告。斉藤由貴のカットが変わった。

ASCII1989(03)a02小沢なつき_W520.jpg
左頁が小沢なつきのモデム広告。前号の使いまわし。

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左頁の小沢なつきが出ている日電のペンタブは前号の使いまわし。
右頁がIBMのパーソナルシステム/55。

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シャープのX68000は前号の使いまわし。

ASCII1989(03)a05X68000_W520.jpg
シャープのX68000の周辺機器の広告。

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南野陽子の富士通FF77AV40SXは前号の使いまわし。

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富士通の電脳遊園地の広告。いったいこれはどうしたのだろうか。南野陽子のカットは1988年11号の若干左回りに回転させていたものを直したもの。
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ASCII1989(03)a07FM電脳遊園地所ジョージ_W358.jpg
山田邦子、田代まさし、所ジョージが起用されている。今でも沢山TVに登場するのは所ジョージのみ。所ジョージ凄い。

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南野陽子の富士通FMR-50シリーズ。

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PanacomMの広告が見開きページになった。

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左頁が東芝のJ-3100SL。
右頁がオムロンのLUNA。

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左頁がXEROXの6400シリーズUNIXワークステーション。

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三洋のAX。MBC-17J,MBC-17LTJ,MBC-18J.MBC-17WJH40。

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浅香唯の沖if800EX110・120の広告。もはやパソコンが付け足し状態だ。

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33年前のAppleはパソコン雑誌に求人広告を出していた。

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キヤノンのレーザーショット。前号の使いまわし。

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キヤノンのNAVI。

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キヤノンが販売していたAldus PageMakerの広告。前号の使いまわし。

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キヤノンのAXパソコン。AXi。

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キヤノンのバブルジェットプリンタの広告。懐かしい。
ここまでキヤノンは連続見開き5ページも広告を打った。力が入っていた。

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エプソンのPC-386の広告。

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エプソンのPC-286VSの広告。16MHzの80286を積んでいた。私のPC-9801VX2は8MHzだったからクロックが倍違う。このころは情けない思いをしてパソコンを触っていた。どうしてPC-9801VX2を買ったかなと後悔していた。

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左頁がエプソンのWORD Bank-note2の広告。

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IBMのパソコン通信IBMPSクラブNETの広告。

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Excelの広告。この時点ではLotus1-2-3の敵ではなかった。なにしろMS-DOSを起動して、Windowsを起動してそれからExcelを起動して、動きの悪いグラフィカルな表計算ソフトを使うなんて考えられなかった。広告のようなプレゼンは不要で、そんなものを作ろうものなら「パソコンで遊ぶな。仕事しろ」と怒られた時代だった。

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一太郎Ver.4の広告。33年後に見ると衝撃的だが、全く記憶に残っていない。ということは33年前はこの広告を見ても衝撃を受けなかったということか。ジャストシステムはいったい何を考えていたのか。もっとまともな広告で勝負すべきではなかったか。これはもう「とてつもなく、へんな、私である。」だ。

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花子Ver.2の広告。

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duetとシルエットは見開きページに一つにまとめられていた。

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ジャストシステムのスキャナとEMSメモリも見開きページに一つにまとめられていた。
この両ハードジャストシステムであるべき必要はなかったろうに、ユーザは同じジャストシステムの製品ならば信頼性があると思って買ったのだろうか。

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愛用していたBORND社のTURBOシリーズ。だが、デバッガはほとんど使ったことがなかった。

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裏表紙裏はFUJI FILMのフロッピーディスクの広告。前号の使いまわし。

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HDD拡張フォーマット、付録FD(月刊ASCII 1989年2月号6) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

TBNからHDDの拡張フォーマットについてスクラップする。(記事に誤りがあった。オレンジ色文字の部分「HDD拡張フォーマット訂正ビートルズとApple訴訟他(月刊ASCII 1989年4月号7)」に訂正記事がある。加筆2022.12.5)
HDDの拡張フォーマット
Q:PC-9801のMS-DOSには、ハードディスクのフォーマットに標準フォーマットと拡張フォーマットの2種類がありますが,この2つはどう違うのですか.
A:フロッピーディスクやハードディスクは、円盤の表面に塗った磁性体に磁気的な変化を与えることでデータを記録しています.ディスクは同心円状の「トラック」に分かれ,各トラックはさらにいくつかの「セクタ」に分かれています(図4).ディスクへの読み書きは,基本的にはこのセクタを最小単位として行いますが,MS-DOSではこのセクタをいくつか集めた「クラスタ」という単位でディスク上のデータを管理しています.クラスタの大きさはディスクの容量やフォーマットの種類によって変わりますが,1つのディスク上ではすべて同じ大きさになっています.
 一方ユーザーの側から見ると,ディスク上のデータは「ファイル」という単位で読み書きを行います.実際の各ファイルはいくつかのクラスタの集まりになっています.ディスクのアクセスは常にシーケンシャルに行われるのではなく,ランダムに行われるため,1つのファイルで使用するクラスタがディスク上で連続しているとは限りません.そこで,ファイルにどのクラスタを割りあてているかを記録するために,ディスク上にFAT(File Allocation Table)というものが用意されています。
 このFATは,ディスク上のクラスタに「FATエントリ」と呼ばれる一連の番号をつけて管理しています.Ver.3.1より前のMS-DOSでは,FATエントリは12ビットの数値になっています.したがって,FATで管理することのできるクラスタの総数は2の12乗=4096個ということになります(実際にはシステムで使用するクラスタや未使用クラスタ,不良クラスタなどを表すFATエントリが11個必要なので,差し引き4085個).
 MS-DOSではこのようにクラスタ単位でファイルの管理をしているので,どんなに小さなファイルであっても最低1クラスタを占有してしまいます.このため1クラスタのサイズが大きくなりすぎると,ディスク全体の利用効率が落ちてしまいます。反対に1クラスタを小さくしすぎると,同じ大きさのファイルを読み書きする際によりたくさんのクラスタを取り扱うことになるため,読み書きにかかる時間(アクセスタイム)は長くなってしまいます.そこで,ディスクの容量やアクセススピードによって,最適なクラスタの大きさが変わってきます.
 PC-9801の2HDタイプのフロッピーディスク(1250304バイト)では1クラスタの大きさは1024バイトなので,1つのディスクが1250304÷1024=1221クラスタに分かれています。
 ところが,20Mバイトのハードディスク(機種によって違いますが,ここでは総容量20217856バイトと考えます)では,同じように1クラスタを1024バイトとすると,ドライブ中のクラスタの数が20217856÷1024=19744個になってしまい,FATエントリが足りなくなってしまいます.そこで1クラスタの大きさを8192バイトに増やして,総クラスタ数が2468個で済むようにしています.
 これが40Mバイトのハードディスクになると、今度は1クラスタの大きさを単純計算で16384バイトにしないとFATエントリの数が足りなくなります。ところがPC-9801のVer.3.01以前のMS-DOSでは、8Kバイトより大きいクラスタを扱うことができません.そのため事実上40Mバイトのハードディスクをそのまま使うことはできず,見かけ上20Mバイトのハードディスクが2つあるかのように分割して使用するしかありませんでした.この12ビットFATエントリを使用するのが,ご質問の「標準フォーマット」です.
 MS-DOSのVer.3.1からは、FATエントリのビット数を16ビットに増やしてFATで管理できるクラスタの最大数を216-11=16373に増やし、より大容量のハードディスクに対応できるようになりました.この16ビットFATエントリを使ったフォーマットを「拡張フォーマット」と呼んでいます.(ここの部分が誤り)
 拡張フォーマットーを使えば,40Mバイトのハードディスクも1つのディスクとして扱うことができます.さらにPC-9801のMS-DOS,Ver.3.3からは、SCSIインターフェイスを通して接続するハードディスクならば130Mバイトまでのハードディスクを扱うことができるようになっています.
 拡張フォーマットと標準フォーマットのもう1つの違いは,1つのハードディスクをいくつかの領域(パーティション)に分けた場合の使用法にあります.拡張フォーマットでは,種類の違うOSを別々の領域に同時に組み込み、起動時にメニューから選択することができるようになっています。標準フォーマットでも,1つのハードディスクを分割して別々のOSでデータ領域として使用することは可能ですが,そのハードディスクから起動することのできるOSはそれらのうちの1つだけに限られています.これは,標準フォーマットではハードディスクからOSを起動するときに一番最初に実行されるプログラム(IPL:Initial Program Loader)を1つしか登録することができないのに対し,拡張フォーマットではディスク中の各領域にそれぞれ持たせることができるためです.(竹田)


ASCII1989(02)h01HDD拡張フォーマット図_W338.jpg
あまりにも懐かしくてスクラップしてしまった。容量の制限のため買ったHDDを分割して複数ドライブにして使うのが普通だった。この癖はWindowsになっても続き、私はWindowsではC:(システム関係),D:(アプリケーション関係),E:(データ用)に分割していた。HDDのためにシステムがおかしくなった時、新OSを入れるとき、容量の大きいHDDを買ったときはこの分割が役に立った。特にC:ドライブが不調になったとき新HDDにOSをインストールしなおしてアプリやデータは旧ディスクからコピーしていた。HDDクローンツールももちろんこの分割ドライブに対応してくれていたので便利だった。今は分割などせず、実際にSD,HDDを複数台積んで使っている。

この号には付録のフロッピーディスクが付いていた。
ASCII1989(02)a00お楽しみディスク_W504.jpg
説明部分をスクラップする。
ASCII1989(02)h02お楽しみディスク本文_W355.jpg
ASCII1989(02)h03お楽しみディスク図2_W520.jpg

この号の付録FDについて書いてある編集室からをスクラップする。
新しい試み
■フロッピーディスクの付録の付いたパソコン雑誌が書店に並んでいれば、「あぁ、そろそろと思っていたらやっぱり出たか……」というのが,大方の読者の感想かもしれない.しかし,実際にここまでこぎ着けるには,雑誌を作りそれを流通させる過程にかかわる多くの方の協力が必要だった.アメリカでは,機種別のパソコン雑誌などで,毎号フロッピーを付けているものがないわけではない。とはいえ,日本では初めての試みだ。
■本誌「月刊アスキー」は、創刊当初,ちょっと変わった付録を付けては,話題を呼んでいた。厚紙で作った16進計算尺やTinyBASICの収められたソノシートなどの付録を覚えている読者もいらっしゃると思う.しかし,最近では,付録という意味では目立つものがなかった.半年ほど前に,編集デスクの一人である遠藤とぼくの間に交わされた,「フロッピーの付録が付いたら面白いね」というちょっとした会話が,結局今月号の特別付録に結び付くのだが,そうした思い付きを実現するには,やはり紆余曲折があった.
■メディアをどれにするのか?ということについても,編集部内でさまざまな議論があった.「3.5インチも付けるべきだ」という強い意見もあったが,金銭的な問題でどうしても無理だった.「せめて希望者にメディアコンバートをできないものか」と検討したが,同様の理由で困難だった.2DDの問題,機種の問題など、議論は尽きなかったのだが,結局5インチ2HDメディアだけという,本誌のような総合誌ではやや乱暴な結論になった.5インチ2HD以外の方には心苦しい面もあるのだが,ご理解いただければ幸いである.
■そもそも雑誌にフロッピーの付録を付けてもいいのか?という問題もあった.これについては、流通関係や,雑誌協会の方々に相談した。形態上は問題がなさそうだが前例がなく,さまざまな検討を加えていただいた。その過程で,印刷会社には,何度となくフロッピーの耐圧テストをお願いした.
■企画協力していただいた花王,マイクロソフト,そして弊社パーソナルソフトウェア本部からは、さまざまな助言,ノウハウの提供をいただいた.これがなければ,今回の付録はとても成立しなかった.
■とにかく,こうして付録は出来上がった.作った以上,多くの読者に喜んでいただきたいと思っている.ご意見,ご感想を寄せていただければ幸いである.(土田米一)

初めてをする人たちは大変苦労する。外野からは問題点が次々と発せられる。初めてのことをやった人間なら分かるだろうが、よくもあれだけ小言のような指摘ができるものだと感心したものだ。お前らはどれだけ初めてのこと嫌がるんだ。ASCIIは良くやったと思う。彼らに敬意を表する。後醍醐天皇は建武の新政の際「朕が新儀は未来の先例たるべし」と言ったそうだが本当に人間というか組織というかは保守的であるのだ。上からの指示に従う組織でも新義には相当抵抗があったのだろう。苦労が偲ばれる。


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