SSブログ

最新機種レポート98note,PC-9801RA他(月刊ASCII 1990年1月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

写真を主としてスクラップする。一応記事の一部もスクラップする。
PC-9801N
ASCII1990(01)c02PC-9801Nタイトル_W520.jpg
ASCII1990(01)c02PC-9801N写真1_W520.jpg
ASCII1990(01)c04PC-9801N写真2_W520.jpg
ASCII1990(01)c04PC-9801N写真3_W520.jpg
ASCII1990(01)c05PC-9801N写真4_W520.jpg
ASCII1990(01)c05PC-9801N写真5_W520.jpg
ASCII1990(01)c05PC-9801N画面1_W520.jpg
ASCII1990(01)c05PC-9801N画面2_W520.jpg
表を抜粋する。
表1 PC-9801Nの基本仕様
CPU V30:10MHz,0wait
RAM メインメモリ640Kbytes(最大2.6Mbytes):RAMドライブ1.25Mbytes
電源 AC100V:ACアダプタ,ACパック(オプション)
Ni-Cd:約1.5時間使用可能(電源OFFで1.5時間,ONで6時間で充電)
大容量バッテリパックにより約3時間使用可能
消費電力:7W(最大17W)
外寸・重量 316(W)×253(D)×44(H)mm,2.7kg

まとめ部分をスクラップする。
RAMディスクと増設RAMの使い分けをよく考えて
 J-3100SSと同様,98NOTE用の2Mbytesの増設RAMは14万円で発売となる.このPC-9801N-01は,本体左側の手前にある専用スロットに挿入して利用する.ICカードのような形をしているが,バッテリなどは入っておらず,PC-9801-53ボードと同様のスペックを持ち,V30ではEMSメモリとして利用できる.
 同時に発表となった日本語MS-DOSVer.3.3Bでは,これまでと同様のEMSドライバとともに,EMS用のRAMディスクドライバが添付されている.
 EMSメモリを直接利用するアプリケーションを使う場合は,このEMSドライバを組み込めばいい。それ以外のアプリケーションでは,RAMディスクドライバを使って2MbytesのRAMディスクとして利用することになる.ただし,この拡張RAMは,通常のメインメモリと同様の扱いとなるので,バッテリによるバックアップはできない.
 逆にいうと,PC-9801-53(L)ボードに対応している,メルコのMELWARE Ver.4のようなドライバや,RAMディスク,キャッシュ,プリンタスプーラなども利用できる.
 この場合,標準で搭載しているRAMディスクは別に扱われるので,合計で3MbytesのRAMディスクを構築するといったことはできない.
 本体内蔵用RAMボードは2Mbytesで10万9000円で,98NOTE用は1.5倍の値段である。せめてデスクトップと同じ程度の価格にしてほしい.

一番の問題は、価格だった。

PC-9801RA/RS/RX
ASCII1990(01)c06PC-9801RARSRX写真1_W520.jpg
ASCII1990(01)c07PC-9801RARSRX写真2_W520.jpg
ASCII1990(01)c07PC-9801RARSRX写真3_W520.jpg
評価部分をスクラップする。
3機種ともに予想どおりの速度やはりRAが一番お得?
 まずは、新旧のPC-9801RAを見てみよう.XL2やPC-H98といったハイレゾリューションモード対応機を除いたノーマルモードマシンとしては,最高の速度を持マシンである.
 旧RAのCPUは16MHzの80386であったが,それが20MHzとなり,計算では1.25倍の速度向上が図られているはずである.機械語ベンチマークの結果は,図1のとおりで,add命令の1.33倍をはじめとして,スクロール以外はクロック数と同じ値となっている
 1.02倍とほとんど変わっていないのが,scrl(スクロール)である.これは,旧RAとRX間での速度逆転などで,当時も話題となったが,向上は図られていない.新RA対RXでも,スクロールに関しては,RXの勝利となっている。タイミングの問題だろうと書いたが,依然向上していないようだ。
 CPU,クロック数ともに変化のないRXは,ベンチマークの結果も新旧変わらずである.
 新機種であるRSは,同じCPUを使っている3.5インチモデルPC-9801ESとほぼ同じ結果が出た.ただし,ここでもスクロール速度に関してはESよりRSのほうが遅い結果が出ている.
 新Rシリーズの3機種を比べると,計算では,RX:RS:RAの速度比は1:1.89:2.33ということになる.ただし,scrl(スクロール)strout(文字出力)ではRXと同等か下回る結果となり,合計では1:1.32:1.61となる.RAとRSの速度差は全体で約1.21倍だ。
 ここで,計算ついでに価格の比率を出そう.33万8000円:39万8000円:49万8000円で,1:1.18:1.47となる.これだけを見ても,速度比が価格比を上回っており,上に行くほどコストパフォーマンスが高い.
 ただし,RXとRSはメインメモリが640Kbytes実装であるのに対し,RAは1.6Mbytes搭載だ。増設RAMボードなどの価格から,1Mbytes=5万9000円として加えると,1:1.15:1.25と,さらに価格差は減り,RAの「お買い得度」が増すこととなる.Rシリーズで最初に発表されたのはRAだったが,発売当時からそのコストパフォーマンスには定評があった。現在でも,評価はそのままということができるだろう.

PC-9801ではスクロールで旧機種の方が速いということはPC-9801VM2とPC-9801VX2時代でもあった。PC-9801シリーズの伝統的な現象だった。

NESAについてのコラム記事をスクラップする。
ASCII1990(01)c08PC-9801NESA写真A_W351.jpg
ASCII1990(01)c08PC-9801NESA写真B_W360.jpg
ASCII1990(01)c09PC-9801NESA写真C_W407.jpg
米国ではMCA(マイクロチャネル)とEISAが出たように日本ではNESAが出た。
32bitの新しいバスアーキテクチャ
NESA

 PC-H98model70に搭載された,PC-9801シリーズの32bitバス「NESA(ネサ)」の概要を紹介する.
 '87~'88年にかけて米国で発表された32bitのバスアーキテクチャは単にバス幅を大きくしただけでなく,'90年代のパーソナルコンピュータが担うべき機能を効果的に利用できる設計になっている。'89年5月号でも解説したように、米国ではIBMが提唱するMCA(Micro Channel Architecture)と,コンパチブルマシンメーカーが提唱するEISA(Enhanced Industrial Standard Architecture)が主導権を争っている.そんな中,日本電気はPC-9801用の32bitバスアーキテクチャ「NESA(New Extended Standard Architecture):ネサ」を発表した。その目的と、中心となる機能は,MCAやEISAと同様である.

'90年代のパーソナルコンピュータ環境を考えた機能
 どんなアーキテクチャを持っているのか、特徴的な機能を見ていこう.
(1) 32bitバスを採用
 これまでの拡張スロットは,アドレスバスが24bit,データバスが16bitであった.NESAではともに32bitとなり,メモリ空間は16Mbytesから4Gbytesとなった。データバス幅も倍となり,高速なデータ転送も可能である.
(2) 互換性を確保
 NESAは,現在の98用拡張コネクタを内包しており,互換性を保持している.つまり,NESAを搭載したマシンで、従来の拡張ボード類を利用することができる.コネクタは2段構造で,従来と同様の100ピンのコネクタが下にあり、これをCバス(Compatibleバス)と呼ぶ。その上に新しい180ピンのコネクタを設置し、これをEバス(Extensionバス)と呼ぶ(表B).両バスには共通の信号が37本ある.たとえば,Cバスのデータバス16本はすべてEバスの下位16bitのデータバスと共通である.
(3) DMAの強化
 チャネル数を従来の4から8に倍増し,32bit転送が可能となった.また,DMA BIOSを搭載し,アプリケーションはハードウェアを直接コントロールするのではでなく,BIOSを利用する.
(4) バスマスタとアービトレーション
 従来のPC-9801シリーズ用拡張ボードでもPC-UXや68000ボードのように,バスを制御する「バスマスタ」となるボードがあったが,同時に利用できるのは1枚までという制限があった.
 NESAでは,複数のバスマスタをサポートしている.バスマスタ間の使用権を調整する機能を「アービトレーション」と呼び、これを行なう回路を「アービタ」という.
 アービタの搭載によって,新しい複数のバスマスタとDMAデバイスが,効率よバスを共有できるようになっている.
(5) 自動セットアップ機能
 従来は,ボードのセットアップやI/0ポートの調整などを,ユーザーが,マニュアルを参照して行なわなければならなかった。
 NESAでは,マシン本体に付属の自動セットアッププログラムによって,簡単に行なうことができる.このセットアップ機能は「NESA-FO(Flexible Option)」と呼び,本体側のセットアップも可能だ。従来の本体側のディップスイッチに代わるものはSSP(System Setup Program),ボードの割り込みやDMAチャネルといった設定はASP(Auto Setup Program)で行なう.この機能によって,ボード上のスイッチ設定が不要となるほか,誤った設定も回避できる.
 SSPはPC-H98model70ではROMで搭載されており,HELP+電源ONで起動する.ASPは本体に同梱されるリファレンスディスクに入っている.

NESAは使ったことがなかったし、使っている人も知らなかった。

セイコーエプソンのPC-286UX/LF PC-386V。
ASCII1990(01)c10PC-286386写真1_W520.jpg
ASCII1990(01)c12PC-286386写真2_W520.jpg
ASCII1990(01)c12PC-286386写真3_W472.jpg
ASCII1990(01)c12PC-286386写真4_W520.jpg
エプソンのマシンの評価記事をスクラップする。読み返すと当時の状況が思い出させる。
3.5インチFDDのUシリーズをモデルチェンジして,クロック周波数を12MHzにしたPC-286UX
 セイコーエプソンの3.5インチFDDを採用しているデスクトップマシンのUシリーズが,約1年ぶりにモデルチェンジを行なった。このシリーズは,コンパクトなボディに3.5インチディスクを採用していることで,PC-9801のUシリーズの対抗モデルとなっている。今やPC-9801シリーズの3.5インチFDDモデルは,EXがメインの機種となっており,USのモデルチェンジが待たれていたところである。
 今回のモデルチェンジで,大きく変わったところはCPUで,USではクロック周波数10MHzの80286であったが,UXではクロック周波数を12MHzにしている.これによって,同じ3.5インチFDDモデルであるPC-9801EXと性能的に並んだことになる.
 本体はUSからの変更がなく,390(W)×356(D)×88(H)mmとあいかわらずの薄型デザインである(写真1),同社のVシリーズの380(W)×341(D)×150(H)mmと比較すると,容積は約60%であるが,横置き時の設置面積はほとんど変わらず,むしろ大きくなっている。ここらへんで,容積を生かせるデザインに変更してほしいところである.たとえば,高さを少し高くして,そのぶん幅と奥行きを小さく立方体に近いデザインにして,縦置きを可能にするというのはどうだろうか.
 ハードディスクの有無とその容量の20/40Mbytesで,STD,H20/40とあるのは,同社のほかのシリーズと共通である.USではH40モデルがなかったが,UXでやっと追加となった。最近のハードディスクの大容量化に即した追加といえる。また,H20モデルのハードディスクの平均アクセス速度が,今までの69msから40msに向上した.
 拡張スロットは,外部,内部ともに2つ持っている。内部拡張スロットは,ハードディスクとメモリ増設用である.EXが,メモリ専用スロットを持っていながら,外部拡張スロットを3つ持っているのと比較すると,拡張性の点で劣っている感じがする.そのうえ,UXは内部に増設できるメモリの容量が4Mbytesと,EXの3Mbytesよりは多いものの,Vシリーズの12Mbytesに比べるとかなり少ない.
 OS/2などへの対応や外部拡張スロットが少ないことを考えると,Vシリーズなみの拡張がほしい.

価格据え置きで性能は2割増し,一段とコストパフォーマンスが向上
 うれしいことに価格はUSから変更がなく,STDモデルで26万8000円だ.性能的に同クラスのPC-9801EX2は34万8000円だから,かなり安いことになる.ちなみに,追加されたH40モデルは,H20モデルより6万円高い45万3000円となっている.これは,同社のほかのシリーズのH20/40の価格差と同じであり,EX4(20Mbytesハードディスク内蔵モデル)よりも40Mbytesでありながら,まだ安いお買い得モデルである.
 ベンチマークテストの結果を見ても分かるように,USより約22%の速度向上が図られている(グラフ1).この値は,クロック周波数の比にほぼ等しく,順当な結果となった。とはいっても,アプリケーションを使っているぶんには,それほど速くなったという感じがしないPC-9801EXとの比較では5%ほど遅く,特にscrlは25%ほど遅かった.
 それよりも気になったのが,キーボードだ。USからの変更はないのだが,Vシリーズのキーボードと比べると,キーのストロークが重く,短時間の使用でも指がかなり疲れた。慣れもあると思うが,最も頻繁に使用するユーザーインターフフェイスだけに早い時期に仕様変更してほしい
 総合的には,価格が手頃で,性能が平均的なマシンである。使用目的が,ワープロやパソコン通信のみといった人にはお勧めの1台である.

結構好評価だった。
続いてラップトップの評価。
PC-286L発売以来,待望の80286を搭載したバッテリ駆動可能のラップトップマシンPC-286LF
 バッテリ駆動可能のラップトップマシンのLシリーズがモデルチェンジを行ない,PC-286LFとなった.CPUは,Lシリーズ待望の80C286が採用となり,名実ともに286マシンとなったわけである(写真2).CPUのクロック周波数は10MHzであり,PC-9801LXが12MHzであるのと比較すると少々遅い.
 本体は,PC-286LEから変更がなく,FDDモデルのSTD,20/40Mbytesのハードディスク内蔵モデルのH20/40があるのも同じである(写真3)。ハードディスク内蔵モデルは,あいかわらずフロッピーディスクが1ドライブであるが,不便を感じることはなかった.
 重量はLEより,STDモデルが0.3kg,H20モデルが0.1kg軽くなっている.とはいってもSTDモデルでも6kgを超える重さなので,会議などの短距離の移動には便利だが,普段持って歩くには適さない.
 ディスプレイは,NTN型の白液晶で8階調の表示が可能だ。この液晶ディスプレイはLE以降,ムラが少なく,非常に見やすいという定評がある。バックが白のモードで使用したが,確かにCRTよりも目が疲れない気がする.
 LFは,LE同様にバッテリ駆動が可能で,H20/時間はSTDモデルで約70分,40モデルで約40分と,LEからそれぞれ20分,5分短くなっている.打ち合わせなどで,バッテリ駆動にして使っていると,すぐにLowバッテリになってしまう.ブックサイズマシンが2時間程度使えることを考えると,もう少し駆動時間を延ばしてほしかったところだ。

H40モデルは,高速になって2万円安くなった
 価格はLEより,STDモデルで2万円,H20モデルで1万円高くなっているが,H40モデルでは,2万円安くなっている.これは,この1年間でハードディスクの値段が下がったためだが,ハードディスクがあとから内蔵できないこのシリーズで,H40モデルが安くなったのはうれしいかぎりだ。クロック周波数が12MHzだが,同じ80286を搭載しているPC-9801LXは44万8000円である.LXとはクロック周波数が違い,バッテリ駆動ができないなど,同じラップトップとはいえ,いちがいに比較できないものの,LFが6万円安いのはお買い得感がある。
 ベンチマークテストの結果は,グラフを見ても分かるように,LEの約2倍の性能を示している(グラフ1)同じクロック周波数の場合,80286はV30の2倍の性能であるということが裏付けられた結果となった。使っていてもこの違いは明らかで、ワープロソフトのカーソルの移動などが滑らかになったような感じがする.用途にもよると思うが,あとからハードディスクが内蔵できないことを考えると万円安くなったH40モデルを勧めたい.


続いて80386マシン。
Vシリーズ最速,待望の80386マシンPC-386V
 PC-386Vは,Vシリーズ待望の80386を採用したマシンである。マススロットを搭載するXシリーズでは,すでに20MHzの80386マシンのPC-386が発売されていたが,普及機であるVシリーズでは初登場である。マススロットは,ハードディスクや3.5インチFDD,CD-ROMなどを内蔵するための専用スロットだが,ハードディスクを内蔵する以外にあまり使い道がなかった.386Vは,このマススロットがない以外は,PC-386と性能的な違いはなく,クロック周波数も20MHzと同じだ。
 ハードディスクの有無と,容量の20/40MbytesでSTD,H20/40の各モデルがあるのも,同社のほかの機種と同じである.386Vと同時に内蔵用の80Mbytesのハードディスクが発売されたが,これをはじめから内蔵したモデルはないので,STDを購入して後付けするか,H20/40のハードディスクを交換することになる.ハードディスク大容量化の時代に即して、80Mbytes内蔵モデルを新設してほしいところだ。
 本体のデザインには変更がなく,横置き縦置きができる便利なものである(写真4).最近のCRTは回転台が付いており,本体の上にCRTを置くと、かなりの高さになってしまい見にくかった.縦置きがサポートされていることで,安心してCRTと本体を並べて置くことができるのは便利である.PC-9801シリーズにも見習ってもらいたい。
 速度は十分に速く,VFなどの80286マシンではちょっと遅いかなと思うアプリケーションもストレスなく使用できた.さすがにレイトレーシングの計算などでは,まだまだ遅いと感じたが,ワープロなどのテキスト系ソフトだけでは,もったいない感じさえする.

PC-9801RAのモデルチェンジで苦戦が予想される
 価格は,STDモデルで49万8000円と,PC-386より10万円安く,PC-9801RAと同価格である。386Vの発売当初,RAはクロック周波数16MHzと,386Vより劣っていたが,モデルチェンジによって,価格を据え置いてクロック周波数を20MHzとしたため,価格,スペックともに386Vと同等になってしまった。内部拡張メモリに増設できる容量についても,RAが10Mbytes(以前は3Mbytes)まで可能になったため,386Vの12Mbytesとそれほど変わらなくなった.また,増設RAMボード(2Mbytes実装)の価格も,386Vは13万8000円なのに対し,RAは10万9000円とRAのほうが低価格である.増設RAMモジュール(1Mbytes)も,386Vが6万円で,RAが5万円と,RAのほうが安くなっている。これらのことを考えると,386Vは互換機ということもあり,苦しい戦いを強いられそうである.
 ベンチマークテストの結果を見ても分かるように,RA21との速度差はないに等しい(グラフ1)。グラフィックの速度も386VがRAの0.7倍であり,386Vの優位性がなくなってしまったことを証明する結果となってしまった(表1)。
 同社にとっては厳しい状況といえる。

当時エプソンは互換機メーカとして日電より高性能機体を繰り出すことに苦労していたようだ。

アップルコンピュータジャパンのMacintosh IIci
ASCII1990(01)c14MacIIciタイトル_W520.jpg
ASCII1990(01)c15MacIIci写真1_W425.jpg
ASCII1990(01)c15MacIIci写真2_W718.jpg
Macファミリーの最速マシンは次世代Macのスペックを持つ
 アップルジャパンがMacPortableとともに発表した32bitマシン「Macintosh IIci」は,クロック周波数25MHzの68030をCPUに採用した.ファミリーのトップレベルに位置する最速マシンだ。オプションのUNIXをインストールすれば,ワークステーションの激戦区に組み込まれるスペックを持つ。しかし,同社は本気でUNIXをサポートするという計画をまだ打ち出していない。これは,米国本社も同じようなものだ。
 マシンの外形は下位機種のIIcxと同じ.重量まで同一だ.両機種で異なる部分は,IIciが本体後面にモニタ用ポートを装備している点だけ(写真1)。つまり,ビデオボードをNuBusに装着しなくても,本体とモニタをケーブルでダイレクトに接続できるようになった.ほとんど同一の外形に対して,モニタ部分に代表される内部デザインはまったく違う.これまでのIIファミリーに与えていたシステムデザインを,68030以上の32bitアドレスに対応するように根本から見直した。そのキーワードは高速化だ.

68030のバーストアクセスモードに対応する高速メモリとキャッシュコネクタを装備
 メインメモリは従来のアクセス速度120ナノ秒から80ナノ秒のDRAMに替えた.このメモリは,PMMU(ページメモリ管理ユニット)を搭載した68030のバーストアクセスモードに対応する。同モードでは,CPUが通常の約1/2のクロックサイクルで16bytesのデータを一度に読み込める。これによって,約10%の高速化を実現した。4MbitのDRAMチップが出荷されれば,SIMMソケットには最大32Mbytesが装着できる.ちなみに,専用の9bitRAMチップとパリティジェネレータチップを基板に装着すれば,RAMのパリティチェック機能を付加できる.しかし,現行ではオプション設定だ。
 さらに,基板にはRAMキャッシュ用の120ピンコネクタを標準装備した.対応するキャッシュボードの出荷は来年上旬を予定している。同ボードを装着することで,IIcxに比べて最高56%の速度向上が図れるという.ちなみにDay Star Digital社は,25ナノ秒の64KbytesキャッシュボードをIIci用に995ドルで出荷すると発表している。同じような製品を発表するサードパーティが増えてきそうだ.
 CPUやメモリなどが高速化したため,CPUとI/Oサブシステムでクロック信号を分離した。この意味は大きい.今後,33MHzの68030などを搭載した高速マシンの開発に際して,I/Oサブシステムを最初から開発し直す必要がないからだ。

ビデオボードを専用チップ化し,メインメモリをフレームバッファとして使用
 高速化を徹底するために,前述のようにビデオボードの機能を基板上に集積した。現行のIIファミリーは,NuBus対応のビデオボード上のVRAMをアクセスしていたため,表示速度はNuBusの転送速度などに依存していた.
 これに対してIIciは,メインメモリの一部をフレームバッファとして使うCPUがデータをダイレクトに書き込むため,描画速度が格段に向上した.この機能を実現するために,新たにビデオコントローラ(RBV:RAM-Based Video)とメモリコントローラ(DAC:Digital-to-Analog Converter)を開発し,基板にレイアウトした(写真2).
 基本機能は、既存の8bitカラービデオボードと同等だ。つまり,1670万色から最大256色が同時表示できる.ところが,速度が向上した代わりに制約もできた.メインメモリ上にフレームバッファの領域を確保するため,ユーザーエリアが少なくなってしまったのだ。たとえば,標準の13インチカラーモニタ(640×480ドット)の8bitモード(256色表示)を選択すると,300Kbytes以上のメモリが必要になってしまう。1Mbytesの最小メモリ構成では,ユーザーエリアはほとんどない.だから,1Mbytes搭載モデルではモノクロ表示しかできない。しかし日本では最小構成が2Mbytesであるため,こうした制限は設定されていない。ちなみに,このバッファサイズはコントロールパネルのcdevであるMonitersで変更できる.もちろん、既存のビデオボードをNuBusに装着することも可能だ。この場合は,従来と同じようにビデオボード側のVRAMを使う.
 モニタポートに対応するモニタは,同社の13インチカラー,12インチモノクロ,15インチ縦型モノクロの3タイプ.他社製モニタは、アップル純正のビデオボード対応品であれば接続できる.

ROM512Kbytesl拡張し,32bit仕様に移行
 MacファミリーのコアであるROM内ルーチンには大幅に手を加えた.現行のIIファミリーは機器に依存する部分の違いこそあれ、すべて256Kbytesの容量を持つ。これに対してIIciは2倍の512Kbytesになった。拡張した主な部分は,まず,前述のビデオ回路用ドライバ,バーストアクセスモードやRAMキャッシュに対応するルーチンを加えた.
 しかし、最も大きい拡張点は,68030の32bitアドレスに対応したことだ.既存のMacOSは,68000のスペックである24bitアドレスでデータの受け渡しをしている.このため,CPUは32bitだが内部は16bitマシンと変わらないという仕様だった.IIciでは,32bitアドレスに対応するメモリマネージャを新たに付加し,完全な32bitマシンとしてのスペックを実現した.しかし,このままでは現行ソフトが動作しないため,24bitのメモリマネージャもROMに残している.さらに,ディスクベースで供給していた32bitQuickDrawのパッチプログラムなどもROMに内蔵し,システムプログラムのRAM占有率の低減を図っている.
これらの機能をフルに使うには,'90年初めに発表予定のSystem7.0が必要になる.

互換性は保たれているが,Inside Macintosh逸脱したソフトはもちろん動作しない
 68030の諸機能とSystem7.0の環境を前提にしているにもかかわらず,IIciの互換性は意外に高い。ROMのToolBoxルーチンのうち,特定のアドレスを物理的に参照するようなアプリケーションでも動作するものがある。アップル社は,ずいぶんと苦労したことだろう.
 しかし基本的には,Inside Macintoshで規定しているプログラミングマナーに反するアプリケーションは,動作しなくてもともとだと考えたほうがいい。この種のソフトは減少傾向にあるから,ヒット率はそう高くないだろう.

速度はIcxに比べて25%以上の速さ
 ベンチマークは,予想通りに順当な結果が出た.IIcxに比べて20~25%は速い.もちろん,キャッシュメモリを装着すればこの差はさらに広がるだろうが,未装着でも速さは実感できる。一見すると,IIcxのクロック周波数に約9MHzほど上乗せしただけのようなIIciだが,実力はそこそこに現われている.システム全体を見直した数値としては,なんとか合格点を与えられるだろう.
 ウィンドウのオープン描画に代表されるようなマウスの操作感はすこぶる良好だ。いかにも高速マシンを使っているという体感が得られるだろう.GUIベースのマシンとしては,現在のところトップランクに位置すると思う.
 価格は,IIcx(4MbytesRAM+80MbytesHDD)の119万8000円に対して,IIci(同)が149万8000円。速い分だけ高いという公式にピッタリとはまる。ただし,別売のビデオボードが必要なIIcxは,モノクロ表示ボードでも10万円をプラスしなければならない.カラー表示となると,価格差はいきなり20万円以下になってしまう.将来性という点では文句なくIIciだが,実勢価格ではまだまだIIcxの魅力は落ちていない。難しい選択だ。ポイントは,IIcxは現行Macファミリー最後のマシンという位置付けにあることだ.IIciは,次世代ファミリーへの架け橋的な存在と見るのが妥当だろう.最終的には,“今”を取るか,“将来”を取るかという選択になるだろうか.

インテルが32bitの80386と80486を出し、80386マシンが一般市場に現れたときアップルも32bitの68030マシンを市場に投入した。アップルも互換性維持に苦労していたようだ。また32bitマシンなのに既存のMacOSではアドレス24bitでデータの受け渡しをしていたとはなんとも情けないが価格を考えると仕方のないことだったのか。価格が119万8000円とか高価すぎるのも仕方がないことだったのだろう。趣味でこのマシンんを買った知人はいなかった。

日本IBMのハイレゾマシン PS/55Z
ASCII1990(01)c17PS55Z写真1_W520.jpg
ASCII1990(01)c19PS55Z写真2_W478.jpg
ASCII1990(01)c19PS55Z写真3_W346.jpg
ASCII1990(01)c20PS55Z画面1_W436.jpg
ASCII1990(01)c20PS55Z画面2_W429.jpg
日本IBMのハイレゾマシン PS/55Z
 日本IBMは,PS/2互換日本語PC「PS/55Z 5530Z SX」と,「PS/55モデル5530Z」の上位機「同5530T」を発表した(以下Z SX,30Z,30Tと略す).
 ともに,'89年3月号で紹介した,80286搭載機30Zの32bit版ともいえるスペックを持ち,スタイルもほぼ同じである。というと,単なる上位機種のように聞こえるが,それは30Tのみで,ZSXは大幅な値下げと,サービス体制の強化を行ないパーソナル分野への本格参入マシンとして販売していく(表1).
 東芝のJ-3100SSは,低価格のラップトップ型MS-DOSマシンとしてヒットした.このZSXは,デスクトップ型MS-DOSマシンの世界に,SSと同様の切り込みを行なう製品である。

CPUとメモリを増強した上低価格化を実現
 Z SXは,32bitCPU,MCAなどPS/2の機能と日本語機能,高機能ディスプレイを一体化し,特にFDDモデルでは39万8000円という低価格を実現している.
 まず,CPUには,386SXを採用,クロック周波数は16MHzノーウェイトで,数値演算プロセッサの387SXをオプションで実装できる.
 メインRAMは,標準で2Mbytesを装備。1Mbytesまたは2Mbytesの拡張RAMボードを専用コネクタに付けることによって,合計で内部に最大4Mbytesまで拡張できる.さらに,拡張スロットを利用すれば,最大16Mbytesまで増設は可能だ。
 これらのメモリは,MS-DOSからはHMSやEMSで利用でき,アプリケーションのデータ領域や,RAMディスクとして利用することができる.
 Z SXには,その構成によってS02/S03/S06という3つのモデルがある.SO2はフロッピーモデルで,3.5インチのFDDを2台装備している.S03とS06はハードディスクモデルで,FDDを1台と,30/60MbytesのHDDを標準装備している.
 30Zでは,ドライブが2台までしか内蔵できない構造だったため,FDD2台+HDDを内部に実装することはできなかったが,Z SXでは薄型ドライブを利用することにより,これを可能とした。つまり,フロッピーモデルのSO2に,あとからハードディスクを追加することやハードディスクモデルのS03/06にFDDを1台追加することができる.
 FDDは,従来のPS/2やPS/55シリーズと同様のもので,IBMの3.5インチ2HDと2DDフォーマットのディスクを読み書きできる.2HDはフォーマット時に1.44Mbytesの容量を持ち,PC-9801など,日本のMS-DOSマシンの3.5インチフォーマットと異なるため,おたがいに読み書きはできない。データの交換は2DDフォーマット(9セクタ)で行なうことになる(表3).
 ところが,今回,1.44Mbytesの読み書きに加え,1.2Mbytesの2HDディスクの読み取りができるFDDが開発され,ZSXのオプションとして発売となった。残念ながら,本体に標準実装のドライブは従来どおりだが,S03とS06の増設用ドライブでは,1.2Mbytesの2HDディスクを読み取り可能となるわけだ。書き込みもできれば最高だが,これだけでもPC-9801シリーズなど国産マシンとのデータのやりとりが軽くなる.

ハイレゾリューション文字もグラフィックスも高品質で
 VRAMは512Kbytesを標準実装し,ディスプレイとして12インチの高精細CRTを内蔵している.
 英語モードでは,MCGA/VGAモードに対応し,320×200ドット256色や640×480ドット16色での利用が可能。もちろん,EGAやCGA用のアプリケーションも利用できる.つまり,IBM PCやPS/2用として欧米で販売されているアプリケーションやゲームソフトが,そのまま走るわけである.
 日本語モードでは,24ドットフォントによる漢字を41文字×24行表示可能.英数字は12×24ドットで82文字×24行を表示できる。グラフィックは,1024×768ドット16色の表示が可能。この16色には,26万色中から任意の色を選択して割り当てることができる。
 さらに,内蔵のビデオカードに「表示装置拡張キット」という512KbytesのVRAMボードを増設すれば,1024×768ドットで26万色中256色が利用できる.スーパーVGAと呼ぶそうで,CG用ソフトやCADソフトがより高機能に利用できる.VRAMの搭載されたビデオカードは,MCAスロットの1つに実装されており,ディスプレイ用コネクタは背面に出ている.ここに,CRT側から下がっているケーブルを接続するようになっている。内部で直結されていないため,他社製の大型ディスプレイを接続することも可能だ。
 背面には,このほかに,キーボード,マウス,RS-232C,プリンタの各コネクタが並ぶ。残念ながら,キーボードとマウスは本体価格に含まれていないため,オプションの中から好みのものを選択して購入する必要がある。キーボードは3種類,マウスは2種類から選択できる.RS-232Cコネクタは,従来と同様に本体側がオスの25ピンコネクタなので,一般的なコネクタはそのままでは利用できない。片方がメスのコネクタか変換ソケットを利用する必要がある.
 プリンタは,通常のセントロニクスコネクタではなく,RS-232Cと同様の25ピン型だが,こちらはメスである。同社やプリンタメーカーの専用コネクタが必要だ。

マイクロチャネルのスロットを2個内蔵PS/2用ボードも利用可能
 拡張スロットはPS/2と同じMCA(マイクロチャネル仕様)の16bitスロットを2個実装フルサイズの拡張ボードを装着して利用できる.つまり,ソフトウェアだけでなく,拡張ボードに関しても欧米で発売されているMCAの拡張ボードがそのまま利用できるわけである。
 本体の構造は,30Zより簡素化されており,やはりドライバなしで開くことができる.ただ,開き方は30Zの「ボンネット型」とは異なり,メインユニットを後方に引っ張り出す形である.
 CRTケーブルを外し,黒いネジを指で回してそのまま後ろに引けば,ガバッとユニットが出てくる。システムボードへの電源用コネクタが前方にあるが,引けば抜けるようになっている.
 このユニットには,CPUが実装されているメイン基板が底にあり,FDD,HDDがその上に設置されている。電源はCRTのある本体側だ.
 メイン基板のコネクタからMCAコネクタボードが縦に出ており,そこには3つのスロットが出ている.一番上には前述のビデオボードが実装されており,その下の2つをユーザーが利用できる.写真を見ても分かるとおり,奥行き一杯にスロットがあり,フルサイズの拡張ボードに合わせた奥行きということもできる.
 FDD,HDDともにユニットの端のカードエッジをコネクタに差せば実装できるようになっており,増設時も電源ケーブルや信号用ケーブルを引き回す必要はない。特にHDDには,取り付け,取り外し用の道具が付属しており,より簡単である.

MS-DOSはVer.4.01にそして,ついに登場日本語Windows
 本体には、2枚のディスクと入門マニュアルが付属している。スタートディスケットには,「ようこそ5530Z SX」という入門ソフトウェアが入っており,マシンの各部名称やキーボードの利用方法などが学習できる.
 リファレンスディスケットには,これまでのPS/55シリーズに付属していたものと同じく、装置構成の設定や,MCAの各種設定を行なうセットアッププログラムと,クイックリファレンスが入っている.OSは,同時に発売した「IBM DOS Ver.J4.01」を利用する.HDDモデルでは,DOSをインストールして出荷するSJ3,SJ6というモデルもある。これらを購入すれば,電源を入れてすぐにハードディスク環境でMS-DOSが利用できることになる.
 このMS-DOSは,4.0と同様にEMS方式のメモリ拡張や,DOS Shellと呼ばれるビジュアルシェルを持つ。そして,システムをリブートすることなく,英語モードと日本語モードを切り替えることができる.
 なお,ZSXには必ずVer.J4.01が必要で,J4.00では動作しない.また,標準で単漢字変換のドライバが付属するが,より効率的な日本語入力を行ないたい場合は,単文節または連文節の変換ドライバソフトや,日本語入力FPを内蔵するアプリケーションを購入する必要がある。ちなみに,VJE-βのVer.2.5も発売の予定.日本語のアプリケーションは,PS/55用のものが動作可能で,一太郎Ver.4.3や花子Ver.2も発売となる.
 そして、ついに待ちに待った,日本語モード用のWindows「日本語MS-Windows Ver.2.1」が発売となる.英語版のMS-Windows/286 Ver.2.1に対応するもので,AXマシンと同様,高速な動作が 期待できる.詳細は不明だが、完成し次レポートをお伝えしたい.また,Windows用アプリケーションとして,日本語版のExcelとGuideも日本IBMより発売となる予定である.


(中略)
新潮流の核となれるか
 価格を見ると,FDDモデルの価格が目を引く。ハイレゾリューションの表示機能を別にして考えても,PC-9801でいうと,ES2(44万8000円)400Kbytesのメモリとディスプレイを足した(約10万円)スペックとなる.キーボードとマウスの価格を入れても,標準価格合計で10万円は安く利用環境が揃うことになる.
 386搭載のハイレゾマシンは,PC-9801ではRLとなる(73万5000円),クロックが20MHzと速く,ノーマルモードも搭載しているという点はあるが,ハイレゾ用ディスプレイの価格は20万円近いので,Z SXは合計の半額だ.
 さて,386SX搭載の低価格マシンというと、ソニーのQuarterLが有名だが,FDD2台のモデルはメモリが1Mbytesで34万8000円.1Mbytesのメモリとディスプレイを加えると,53万8000円となる.ただし,本体にはMS-DOSとWindowsが付属するので,価格差は5万円程度になる。もちろんATバス対MCAバスという差や,24ドットフォント,グラフィックスなど,差はあるが,Z SXも,キーボードと基本ソフト込みで,この値段を実現してほしかった気もする.
 それにしても,ZSXは、冒頭で述べたように,デスクトップマシンのブロックバスターとなる可能性が高い。あとは,どれくらい安心して,PC-9801/286の代わりに購入できるかという点で,ユーザーを獲得できるかどうかだ。アプリケーションの拡充と,各種サポートの充実に力を注いでほしい.

ああ確かにIBMのマシンには英語モードと日本語モードに切り替えて使う機能が付いていた。IBMのマシンは分析機器に繋がっていたので英語モードのみで使っていた。日本語が使いたければPC-9801とエプソンの互換機を使っていたので、IBMのマシンで英語日本語を切り替えてまで使う必要はなかった。IBMのマシンを使わなければならない事業所は英語日本語を切り替えて使っていたのかどうかはそういう知人が居なかったので知らない。
 私がハイレゾマシンを使ったのはエプソンのPC-486GRからだったが、ディスプレイに24ドットの明朝フォントが表示される環境を知ってしまうともう16ドットのフォントを表示させて使う気にはならなかった。









nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。