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55コンパチ、ノートン、写嬢、仮想EMS他(月刊ASCII 1989年12月号5) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

PRODUCTS SHOWCASE をスクラップする。

PC-9801のSCSIインタフェイスの話
ASCII1989(12)e01HDD55コンパチ_W520.jpg
当時のドタバタが思い出される。ユーザはきちんと調べて拡張する必要があった。一部抜粋してスクラップする。
 現在,PC-9801シリーズ用のハードディスク(以下HDと略)インターフェイスには,SASIとSCSIがある.
 PC-9801シリーズのHDインターフェイスボードであるPC-9801-27(以下27ボードと略)ではSASIでHDDをコントロールしている.SASIは周辺機器のコントロールを行なう規格としてANSIで標準化された規格だ。しかし,すでに接続しているHDDに増設する場合。1台目のHDDのコントローラに2台目を接続し2台目のHDDは1台目に内蔵されているコントローラによって制御する形になる。このため,27ボードでは,最大でも40MbytesのHDDを2台までしか増設できず,しかも2台目は増設専用でなければならなかった.
 こういったネックを解消するために,SASIの拡張としてANSIにより規定されたのがSCSIという標準規格だ。SCSIでは,周辺機器はディジーチェーンと呼ばれる接続方法によって,SCSIバスに各機器を直列に接続する。この場合、各周辺機器は0から7までのID番号によって区別される.
 SCSI規格の機器であれば最大7台まで増設が可能だ。さらにSCSI規格ならHDD以外にもMO(光磁気ディスク)やCD-ROMを接続できる.
 SCSIの問題としては,規格内で拡張できるコマンドがあり,コマンドの違いにより接続できない機種があることだ.PC-9801シリーズ用,FMRシリーズ用,Macintosh用とさまざまな機種があるが,同じメーカーのものを除き,それぞれの互換性は保証されていない.
 PC-9801シリーズ用のSCSIインターフェイスボードの純正品としては,日本電気のPC-9801-55ボード(以下55ボードと略)がある。従来の27ボード用HDDを55ボードに接続して使用することはできないが,55ボード専用の周辺機器がいくつか発売されている.HDDではPC-HD20/40/130/300(それぞれ20/40/130/300Mbytes)がある.また,ストリーマのPC-98B55,CD-ROMドライブのPC-CD102,MOドライブのPC-OD101がある.これらは55ボードでないと使用できないが,SCSIならではのディジーチェーンにより,HDDならば4台,最大7台まで接続できる.HDDが最大4台までなのはSCSIや55ボードの制限ではなく,MS-DOSVer.3.30のデバイスドライバが4台までしかサポートしていないためだ。55ボードは27ボードとの併用が可能であり,SASIとSCSIの同時利用が可能だ。ただ,55ボードでSCSIのHDDを使用するためにはMS-DOSVer.3.30が必要だ。また,SCSIのHDDはOS/2でも使用可能だ。
 55ボードの「特殊な」機能日本電気の55ボードはSCSI規格のインターフェイスボードだが,SCSI規格の周辺機器ならばなんでも接続できるというわけではない。
 55ボードは,接続されたHDDのメーカー名を起動時に問い合わせて,そのHDDが「日本電気製である」という意味のコードを返さないと接続しない.
 また,55ボードはパーソナルコンピュータ本体のチェックも行なっていて,PC-9801シリーズ以外だと起動しないエプソンのPC-286/386シリーズで使用できないのはこのためだ。
 このような理由から,HDDメーカーの多くは自前のインターフェイスボードを使用し、独自にSCSIコマンドを拡張している.そのため,SCSI規格であっても,細部が違うために他社のHDDの使用ができないことがある。
 また,55ボードはメーカーIDのチェックなどの特殊なコマンドを除けば,IBM PCなどで使用されているSCSIインターフェイスに準拠しているので,55ボード互換のボードであれば,米国製HDDの接続が可能な場合もある.
 SCSIのHDDは,PC-9801シリーズ用だけでも十数種類にのぼるが,各HDDメーカーが独自のインターフェイスを使用しているため,それぞれの互換性は保証されていないのが現状だ。
 独自に拡張したSCSIのため,互換性の面で問題があるサードパーティ製HDDだが,55ボードと互換性のあるインターフェイスボードがいくつか出てきた.
 これは55ボードとほぼ同じSCSIインターフェイスを使用し,55ボードと変わりなく使用できるボードだ。メーカーIDのチェックなどは行なっていないので,自社のHDDだけでなく日本電気製のHDDも使用できる.また,PC-286/386シリーズでも使用できる。55ボードと同じく、使用するにはMS-DOSVer.3.30が必要だが,OS/2でも使用できる.
 これら55互換ボードの特徴をあげてみよう.
(1) 55ボードと同じく,HDDならば4台,MOなど他の周辺機器と合わせて最大7台までの拡張が可能。
(2) 27ボードで接続されているHDDや,27ボード互換の内蔵HDDを利用している場合でも問題なく使用できる.
(3) 55ボードと違い,PC-286/386シリーズでも使用できる.
 ただ,(3)については問題があるPC-286/386シリーズのMS-DOSは,Ver.3.1までしかなく,SCSIを使用できない。現在では,日本電気製のMS-DOS Ver.3.30をPC-286/386シリーズに付属するソフトウェア・インストレーション・プログラムを使って書き換えて使用するしかない.
 55互換ボード用のHDDも同時に発売されている.これらの特徴を見てみよう.
(1) 55互換ボードに接続することにより,MS-DOS Ver.3.30で純正HDDと同様に使用できる. (2) 純正55ボードでは使用できない.
 また,同様な55互換ボード用の他社のHDD,IBM PCやMacintosh用のHDDが接続できることもある。ただ,必ずしもメーカーが保証しているわけではないので注意が必要だ。
 これらの55互換ボード用HDDは,55互換ボードで日本電気純正HDDとの違いを吸収しているため,パーソナルコンピュータからは純正HDDと変わりなく使用できる.ただし,専用のデバイスドライバなどを使用していないため、使用にはMS-DOS Ver.3.30が必要だ。

結構面倒だった。まあ、基本的には同じ会社の製品を増設して、別会社のHDDをさらに接続することはなかったので影響は小さかったが。

まとめ部分をスクラップする。
 新規や拡張のため,これからHDDを購入しようとするユーザーには,SCSIの互換性の問題は頭の痛いことだ。しかし,容量や拡張など将来性を考えれば,SCSIのHDDを選んで損はないだろう.今回紹介した製品は,いずれも純正のHDDとの混在や併用が可能であり、2台目3台目としても利用できる.
 相互に接続する際には注意が必要だが,サードパーティ製のHDDは価格的にも魅力だ。他社製のHDDを増設用とするのでない限り,互換性の問題は無視してよいだろう.それよりも購入の時に選択の幅が広がるのが嬉しい。
 最近のパーソナルコンピュータのアプリケーションは大きな容量を必要とするものが多くなってきていて,HDDはもはや必需品だ。日本電気もCD-ROM,MOを発売しているので,これらと接続できるかどうかも重要なところだ。
 また、次世代のOSとされるOS/2やPC-UX/Vでも使用できるかどうかなどの,将来的なことも重要なポイントだ。これらへの対応も,日本電気純正のMO,CD-ROMと接続できるかどうかと併せて表1に記載する.
 SCSIのHDDは,現在では27ボードに接続するSASIのHDDと比べると,若干高価なのが難点だ。ドライブ部などはSASIと変わらないのだから、より求めやすい価格になるのを望みたい。
 いずれも,これからSCSIのHDDを購入することを考えている人は,現在使用中のHDDとの互換性を留意し、用途や価格に応じた選択をしてほしい.

業務に使うのではなければSASIタイプで事足りた。SCSIが普通になったのはいつだったか。ターミネーターが余ったことを思い出したので結構ドライブを買ったのだと思う。

以下写真をスクラップする。
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ASCII1989(12)e03HDD55コンパチ写真3_W503.jpg
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ノートンユーティリティの記事を抜粋してスクラップする。
NUsはNortonUtilitiesの略である。
懇切丁寧な「Unerase」
 削除してしまったファイルを復活させるために,NUsでは2つのプログラムを用意している.QU(QuickUnerase)とNU(NortonUtilityつまり,NUsの中にNUというプログラムがある)だ.QUは比較的幸運な事態(たとえばファイルを消した直後など)に対処するためのもので,全自動でファイルを復旧する(もちろんDOSによって消去されるファイル名の先頭の1文字は,ユーザーが入力する必要があるが)。ただし,これによって復旧されたファイルが正しいとは限らないし、場合によっては復旧できなかったり,そもそも「復旧候補」にすらのぼらなかったりもする.
 これに対し,ディスクの中に残っているのであれば,たとえ一部分でも何とか救出しようという,いわば最終手段をシステム化したのがNUである.
 NUでは,たとえば自動処理ではきちんと復旧できないような場合でも,一旦自動処理を行なわせた後間違っているクラスタを無効にし、代理候補を探すという作業が可能だ。もっともこれは,探す対象がテキストのような,目で見て分かるものでないと苦しい.
 ファイルの復活といえば,Undel(PDS)やエコロジー(マイクロデータ)あたりが有名だが,これらのソフトの「復旧可能ファイル」のリストに目指すファイルがないということもしばしばある.こうなると普通はお手上げだが,NUを使えば可能性はゼロではない.NUは基本的にはディスクエディタだが,データ救出のためのメニューの豊富さと気配りが特徴になっている.
 たとえばNUには「消去エリアのサーチ」機能があるので,失われたファイルの中に含まれている文字列をキーワードにして救出したいファイルの断片を探すことができる.これに成功したら,あとはそこから「最もありそうな次のクラスタ」を検索し,内容を確認し,「当たり」があれば次々に確保していく(画面1).最後にこれらをまとめてファイルにしてセーブすれば救出完了というわけだ。簡単にいうと,「キーを手がかりにクラスタを拾い集める」ことができるのである.感心させられるのは、こうした作業が実際に体験できるようになっていることだ。NUsのディスクには,「不連続な削除ファイル」と「候補にものぼらない削除ファイルの断片」があらかじめ収められていて,マニュアルどおりに操作することでこれらを救出できるようになっている.いかにも複雑で専門的なイメージのメニューが1回チュートリアルを実行するとなんだか分かったような気になるから不思議だ。

「消去されるファイル名の先頭の1文字は,ユーザーが入力する」思い出した。確かにこうだった。del *.* のとき悲惨だった。マーフィーの法則でないけど、こういった時に限ってコマンドを間違えないものだった。複数のファイルを消したとき最初の一文字なんて覚えていない。とくにファイル名が漢字だったとき辛い。英数記号で8文字しか許されないのだから漢字なら4文字だ。漢字のファイル名には苦労した。

HDDの異常に立ち向かう
 誤ってフォーマットしてしまう,という事態への配慮が,NUsのもう1つの特徴である.特に,日本電気のMS-DOSのformatコマンドは,ディスクのデータ領域をすべてE5Hで埋めてしまうため,フォーマットしたが最後、中身を救い出す可能性は永久に失われる。
 NUsではSF(SafeFormat)というフォーマットプログラムを用意している.これは,FAT領域とルートディレクトリだけを消去するので,ファイルの内容はそのまま保存されるうえ,同時にディスク内に「フォーマット復旧データ」を書き込むようになっている。これは,ディスクの空き領域に書かれる(図1).
 一方,FR(FormatRecover)プログラムは,SFがセーブしたデータをもとにFATとディレクトリを復旧することができる。フォーマット直後であれば,FRで完全に復旧できる.フォーマット後にファイルを上書きしている場合には少々厄介だが,FRをかけた後,NUやNDD(NortonDiskDoctor)を駆使すれば,かなりの効果が期待できる.
 マニュアルには,MS-DOSのformatコマンドをSFとリプレースすべきだと書かれている.また,フォーマット復旧データは,ファイルとして随時セーブできるようになっているので,HDDユーザーはautoexec.bat内にこの作業を登録しておくと,その日のブート時までのHDD内容がほぼ保証されることになる.
(中略)  最後に,Wipe系というのがある.WIPEDISKとWIPEFILEである。機密保持のためのツールで,たとえばWIPEDISKを使うと,ディスク全体,あるいはディスクの削除ファイル領域を、指定の方法でぬりつぶしてくれる.「米国政府仕様」を指定すると,そのディスクは再度フォーマットしないと使えないという念の入りようである.
(中略)  プログラムの完成度が高いのに対し,気になるのは時折不自然な日本語が表示されることである。マニュアルの直訳調にもときどき戸惑わされる.
 ツールの機能についてはTOOLSやPDSなどで実現されているものもみられるが,フォーマット対策とデータレスキュー機能は究極に近いものといえる。内容が多面的なので用途を特定しにくいが,HDDユーザーは心が動かされるプログラムが多いだろう.


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よくできたツールだった。WIPEDISKは使ったことがないけど職場でレンタル空けのノートパソコンを返却するときFD起動のツールでHDDをゼロパディングしたことを思い出した。一晩かかった。その後完全消去プログラムはUSB起動でするようになったのだろうか。私はFDD付きのノートパソコンしか使ったことがなかった。FDDよりUSBの方がウイルスが埋め込まれそうなのでこういったセキュリティに万全を期すならはやりFDDの方が良いと思う。FDDを持っている人が少ないため埋め込まれる機会は少ないだろうから。

写嬢にはお世話になった。
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まとめ部分をスクラップする。
 フジクロームで撮影した感じでは,初期値のままで,露出,発色ともよく,四隅もきれいに撮られていた.また,ポラロイドのT339では初期値のままでは少し露出不足であり,ブライトネスを2にしてちょうどよくなった。このように、指定されたフィルムを使えば,初期値前後で露出が合うのでほとんど失敗がない.また,ポラロイドのクオリティでは印刷には不向きであるが,35mmのポジフィルムを使用すれば,十分に印刷に利用できるハードコピーを取ることができる.写嬢は,コストパフォーマンスに優れており出力もきれいである。コンピュータグラフィックスなどのハードコピー用に,ぜひともほしいマシンである.
スライド作りには必須の装置だった。

PC-9801RAなどの80386マシンがでると仮想86モードを利用した製品が登場した。8086の悪口を散々書いてきたが、この仮想86モードは出色の出来だと思う。特にWindows95になってからの仮想86モードによるDOS窓は安定して気持ちよく使えた。Windows3.1の頃はフリーズしないようにと祈りながら使っていた。
80386マシンだけの特権
 EMS対応ソフトを実用的な速度で動作させるには「ハードEMSボード」と呼ばれるRAMボードを利用するのが一般的である.ハードEMSボードは,EMS規格を意識した形でボードが設計されており,ページ切り替え/再配置などの作業を理想的な速度で行なうことができる。同じRAMボードでも,「I・Oバンクメモリ」や「プロテクトメモリ」は,EMS用に使うのは困難だった。
 PC-9801シリーズ,PC-286シリーズで,CPUに80386(または80386SX)を採用するマシンのほとんどは,メインメモリのほかに1Mbytes以上のメモリを標準で搭載している。しかしこのメモリも「プロテクトメモリ」であるため,EMSには不向きで,RAMディスク程度にしか活用できなかった.
 しかし,80386CPUの「仮想86モード」を利用すると,プロテクトメモリをハードEMSボードなみの速度で利用することが可能になる。本誌8月号では「MEMORY-PRO386」(メガソフト)を紹介したが,同様の機能を持つソフトがこのところ立て続けに発売された.いずれも「80386CPUの仮想86モードを使ってプロテクトメモリをEMSなどに利用できる」という点で共通している。以下ではこれらのソフトの違いと,それぞれの特徴を探る形で紹介していく。

仮想86モードとは何か、何ができるか
 仮想86モードとは,80386のネイティブモードの1つのタスクとして,8086のプログラムを動かすモードである.80386固有の「ネイティブモード」では,各タスクに4Kbytes単位でメモリを割り当てることが可能なページング機能や,I/O命令の実行時に特権命令割り込みがかかるといった機能を利用できる.
 今回紹介する仮想86モードを利用するマネージャソフト(以下V86マネージャと略す)は,MS-DOSの起動時にデバイスとして組み込まれる。このときに,いったん80386CPUをネイティブモードに移行させ,仮想86モードのセットアップやI/0命令実行時の特権命令実行割り込みベクトルの設定を行なう。これらの初期設定が終わると,仮想86モードであるMS-DOSへ制御を戻す.
 アプリケーション実行中にEMSドライバが呼ばれると,そこからV86マネージャに制御が移り,EMSのフレーム領域へ割り当ててあるメモリを再配置するなどの処理を行なう。また,バンクメモリ切り替え用のI/Oアクセスが行なわれた場合には,メインメモリのバンク領域の割り当てを変更する(図1).


ASCII1989(12)e10仮想8086EMS図1_W520.jpg
V86マネージャでは何ができるのか?
V86マネージャが提供する機能を大まかに分類すると,
(1) EMSエミュレート
(2) I・Oバンクメモリエミュレート
(3) HMAエミュレート
(4) UMBエミュレート
の4つに分類できる.このように,V86マネージャは,EMSやI・Oバンクといったメモリが「あたかも装備されているように見せかける」だけのものだ。EMS対応ソフトを利用するにはV86マネージャがあれば十分だが,RAMディスクやディスクキャッシュなどの機能は,この上でさらに,適当なドライバを動作させて初めて可能になる.
 (3)と(4)については補足しておこう.HMA(High Memory Area)というのは,メモリマップ上で1Mbytesの直後にある約64Kbytesの領域が,80286以上のCPUではリアルモードでもアクセスできることを利用して,メインメモリを64Kbytesほど増やすものである.MS-Windows Ver.2.1などではこれを利用することで動作環境を改善できるようになっている
 UMB(Upper Memory Block)うは,80386の機能を用いてPC-9801の拡張ROM領域(C0000H~DFFFFH)に128KbytesのRAMを出現させるものだ。この領域は,ユーザーがプログラム中から直接アクセスできるほか,そこに常駐ソフトウェアやデバイスドライバを置くこともできる(そのためのユーティリティやドライバは添付されている).ただし,EMSを利用する場合では,ここにページフレームを置く関係上,UMB用には64Kbytesしか確保できない.
 なお,IOバンクやハードEMSボードと併用できるものもある。もちろん,プロテクト領域に増設されたメモリはメーカーの区別なく利用することができる.


ASCII1989(12)e10仮想8086EMS画面1-2_W520.jpg
ASCII1989(12)e11仮想8086EMS画面3-4_W520.jpg
8086を使い続けてきた関係で様々な裏技というべき技法を使ってやりくりしてきた。こういった裏技を編み出し使わなければならなかった8086はダメCPUだと思ってきた。互換性さえ捨てればOSは最初から綺麗なものを作れるし、ソフトだって1回書き直すだけで良かった。CP/Mのソフトを継承しやすくしたって大したソフトはなかったと思う。最初のひと手間を惜しむべきではなかった。最初のひと手間を惜しんだために後からの人間がどれだけ時間を費やすことになったか。

MS-DOS ユーザーズ・ワークベンチから漫画をスクラップする。
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MS-DOS TOOLSはUinxのコマンドをMS-DOSに移植したものだった。Unixはマルチタスクで動くがMS-DOSはシングルタスクで動くのでパイプラインを使うととき使い勝手が違った。当時は何も知らかったが、Linuxを使うとその違いが実感できた。MS-DOSを使っているときはプリンタバッファ以外にはマルチタスクの良さが理解できなかった。

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