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Excel・一太郎・PS/55・EMS(月刊ASCII 1989年3月号3) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

特集(?)ページにExcel、一太郎があった。メモ程度にスクラップする。

Excel Ver. 2.1
ASCII1989(03)c01Excel_W520.jpg
大型新人だそうだ。ただWindowsが雑魚だ。プラットホームがWindows Ver.2では使い物にならない。ExcelをMacでみたときは、使ってみたいと思ったのに。
最後の評価部分をスクラップする。
 ただし,別項にあげたように,Excelはなかなか高価なソフトではある.それなりの効果が引き出せるかどうか、これが問題だ。
 個人ではかなり無理がある.これから会社で購入されるなら,Excelはお薦めだ.1-2-3やMultiplanに比べても学習時間は少なくてすむ.十分メリットはある.1-2-3がすでに普及している職場でも,ワ-クシートと同時に表示されるグラフなどは,かなり効果を発揮するだろう.もちろん1-2-3を捨てる必要はない.1-2-3+各種アドオンソフトの便利さとExcelの便利さをデータを気軽に交換しながら使い回せばいい.
 ここでは,前述したように,98用のWINDOWS Ver.2の上で,β版を試用した.他社のマシン用やAX,IBM用などのWINDOWS Ver.2も見せてもらったが,98版のWINDOWSは,マウスの追従性や,ウィンドウの書き換え時間などが遅いようだ。通常の98用のアプリケーションとくらべても「重い」と感じる.
 発表によると,この「WINDOWS対応日本語版Excel」は,4月上旬に発売予定とある.Microsoftによって発売となるものと,メーカー各社が発売するものが出る可能性があるようだ.
 どちらにしても,98で利用する人がおそらく最も多いはずである.ぜひ,Excelの発売までに,どんな形でもいいから,速度を上げた98用のWINDOWSを供給してほしいものだ.

こんな評価をされるソフトなんか使い物にならない。1-2-3で仕事ができているのに何が悲しくてWindowsを買ってさらにExcelを買わなきゃならないのか。この時点でのExcelは全然ダメだった。動作が遅いソフトなんて願い下げだ。Text VRAMを使ってやっと使えるソフトが多い時点でグラフィックRAMでなんとかしようとすると重たくなるのは当たり前だ。
「速度を上げた98用のWINDOWSを供給してほしいものだ」とあるが、一般ユーザはそんなものを欲していなかった。ただMacをうらやましくみていただけだ。8086お前がダメなCPUだからこんなことになっていたんだ。

一太郎 Ver.4
ASCII1989(03)c01一太郎_W520.jpg
この頃はもう一太郎のバージョンアップに関心が無くなっていた。新一太郎とか三太郎のときは関心があったが、もう一太郎は十分に練られた製品だった。どんな新しい機能があったのか、記憶にない。

PRODUCTS SHOWCASEの一部をする。
IBMの PS/55モデル5530Z
ASCII1989(03)e01IBMPS_W520.jpg
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表1 PS/55シリーズ一覧
モデル名 CPU クロック RAM PS/2互換 FDD
5530 8086 8 640K 3.5"2DD
5530Z 80286 10 1M 3.5"2HD
5535 80286 10 1M 3.5"2HD
5540 80286 10 1M 3.5"2HD
5550 80286 10 1M 5"2HC
5550S 80386 16 2M 3.5"2HD
5550T 80386 20 2M 3.5"2HD
5560 80286 10 1M × 5"2HC
5570S 80386 16 2M × 3.5"2HD
5570T 80386 20 4M 3.5"2HD

IBMも日電に負けず劣らずドライブ等を微妙に変えたマシンを出していたのか。ただ、IBMのマシンは型番で性能が分かりにくいという点で日電より劣る。
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機能一覧表からスペックの一部をスクラップする。
PS/5530Z02とPS/5530Z09
CPU 80286(10MHz)
RAM 1M
表示解像度 1066×725ドット(キャラクタ)、1024×768(グラフィック)
カラー表示 262, 144色中16色
表示文字数 41文字×24行(漢字)
文字フォント 24×24ドット
外部記憶
 3.5インチFDD×2(PS/5530Z02)
 3.5インチFDD×1,30MbytesHDD(PS/5530Z09)
価格 49万8000円(PS/5530Z02)、63万円(PS/5530Z09)
最後の部分をスクラップする。
 5530Zは,その斬新なデザインの巨体に,80286/10MHzという,国内標準レベルの機能がまとめられている.IBMの高解像度カラーモニタの価格を考えると,49万8000円(Z02モデル)は割安感がある.個人ユーザーにも手の届く価格で,PS/2やATのソフトが利用できるうえ日本語も使えるという面白みのあるマシンに仕上がっている.J-3100シリーズやAXとはまた違った魅力を持つ日本語IBMPCとして,今後の展開が期待される。
ASCIIを読んでいた一般ユーザとしては「割安感がある.個人ユーザーにも手の届く価格」は全く承服できない。最後に「今後の展開が期待される」とまとめてあるのは例によって期待できないマシンだったことを示している。
「最新RAMボード事情」
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16bitのくせに8086が貧弱なCPUだったせいで、ユーザは苦労することになった。拡張せねば使えないCPUだった。80286になっても80386になってもMS-DOSが8086をサポートするために8086の呪縛にとらわれてしまった。本当に後のCPUに迷惑をかけるろくでもない奴だった。8080時代にあったCP/Mとかアプリケーションの資産を受け継ぐため8086を作ったようだが、受け継ぐべきものなどなかった。MS-DOSだって8086じゃなければもっとましなものになっただろう。
8086が蔓延ったのはユーザにも原因がある。知らずに買ったのだろうが多数派を形成した以上ソフトハウスだって8086に傾注するのは当たり前だ。ダメCPUを蔓延らせた私たち一般ユーザは反省すべきだ。なんでまた何十万円もするダメマシンを買い支えたのだろうか。
コラム記事をスクラップする。
空白の128Kbytesの復活
 従来のバンク切り換え式ボードでは、80000H番地からの128Kbytesを切り換えるため、本体に640KbytesのRAMを持っている場合,80000円番地以降のRAMは切り離され、利用できなくなってしまっていた。
 今回両社は、PC-980IRA/RXに限りこの内部メモリを利用できるようにした、I・Oデータ機器では、本体の内部メモリを新たなバンクメモリの1つとして認識するようになっている。
 一方メルコは、本体内メモリをメインメモリとして使用したまま、ボード上のRAMのバンク切り換えを可能にしている。内部RAMへのアクセスはバンクメモリに比べて高速であるため,後者の方法では動作速度まで改善される。特にPC-980IRAでは内部RAMが32bitバスに載っているため,この差は大きい。

8086はメモリ空間が1Mしかないのでこうした苦労があった。80286はメモリ空間が16MBあったが、8086と互換性をとるため苦労まで互換性を保っていた。
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