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パソコン・ワープロ・その他ハードソフト(月刊ASCII 1989年2月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSの記事をスクラップする。

東芝がデスクトップ型の32bitマシン,J-3300を発売
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J-3300/50が124万8000円もした。

沖電気がラップトップ型の32bitAXマシン2機種を発売
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if386AX50Lが59万8000円。
初年度1万台の販売計画。

京セラが80386を搭載したAXマシン2機種を2月に発売
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価格は94万8000円からで初年度5000台の販売計画

日本ユニシスがAXマシン3シリーズ,8モデルを発売
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CPUが80286(10MHz)のPW2が約68万円からと80286のくせに高い。
2年間で3万台の販売計画。

AXコンベンションというものがあった。そのせいか前述のとおりAXマシンの紹介記事が多かった。
ASCII1989(02)b13AXコンベンション_W520.jpg
以下写真をスクラップする。

ソニーのPCX-300C11
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ワイ・イー・データのYD-386AX
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横河・ヒューレット・パッカードのVectra-AX
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台湾メーカー大同のTCS-4000AX,TCS-8600AX
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東芝,容量4MbytesのFDDを搭載した日本語ワープロを発売
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TOSWORD JW-530 価格48万円など

三洋電機がステーショナリー型の日本語ワープロを発売
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ES-E10の価格は7万円。
これはテプラのラベルプリンターのようなものか。

富士通と三菱がTRON仕様の32bitコプロセッサを発表
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良かった33年前まだTRONの記事は残っていた。消えたのはいつかを調べるためにもスクラップを続ける。

日電がV25/V35ファミリーに4品種を投入
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日電のVシリーズの記事も生き残っていた。

富士通,64MbitDRAMの開発にメド
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製品化は5年後の予定なのにこうしてメドが立っただけで記事が出る。でも、これは自己申告だ。5年先の記事までスクラップを続けなければ真偽は不明。果たして予定より早かったのか、遅かったのか。

日本テクサ,PC-9800用の内蔵HDDを発売
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40Mbytesで13万8000円。

日商エレ,PC-9800用の容量300MbytesのHDDを発売
ASCII1989(02)b07日商エレHDD_W503.jpg
価格は118万7000円

日電がC-88VA用の9.3Mbytes3.5インチFDDを発売
ASCII1989(02)b08日電PC-88VA用HDD_W520.jpg
HDDだと思ったらFDDだった。PC-88T31が12万8000円

メルコがPC-9800用のEMS方式RAMボードを発売
ASCII1989(02)b08メルコEMS_W520.jpg
EMA-2000(2Mbytes)が9万4800円
EMA-4000(4Mbytes)が15万円
EXA-2000(2Mbytes増設)が6万4800円
月産5000台計画

シオスジャパンがMS-DOSの同時実行機能を付加したシングルユーザTHEOS386を発売
ASCII1989(02)b10シオスジャパンTHEOS386_W520.jpg
価格は9万8000円
THEOSはシオスと読むのだろうか。この名前おぼろげながら覚えている。シングルユーザマルチマシンであるべきだと当時から思っていたのでシングルユーザマルチタスクには興味がなかった。

第5世代コンピュータは結局どうなったのか。スクラップを続けていくと分かるかもしれない。
ASCII1989(02)b02第5世代_W520.jpg
第5世代コンピュータ国際会議1988
=プロジェクトの3分の2を終了するICOT=
=並列推論型システムの開発は順調=

 11月28日から5日間にわたって,(財)新世代コンピュータ技術開発機構(ICOT)主催による,第5世代コンピュータ国際会議(FGCS'88)が,東京プリンスホテルで開催された.
 第5世代コンピュータとは,1990年代初頭に実現されるともくされる知識情報処理指向のコンピュータであり,1982年に通産省がこのためのプロジェクトをスタートさせて世界的に注目されている.ICOTは,メーカー,学界の協力を得て実施されるこのナショナルプロジェクトの中核組織である.
 '88年度は,約10年の長期計画(前期:'82~'84年度,中期:'85~'88年度,後期:'89年~'91年度)の中期の最終年に当たり,その研究開発状況の報告,パネルディスカッションなどが,会議の中心テーマとなった.一方,テクニカルセッションと称して11月30日からの3日間は,招待論文(4件),および一般論文(95件)の発表,および研究討論も行われた.
 また,期間中ICOTの研究成果に関するデモンストレーションも行われ,並列推論型コンピュータ「マルチPSI」,およびその上で動作する「並列推論マシン用オペレーティングシステム(PIMOS)」,日本語の文章(小学校6年生の国語の教科書)を理解し,質問に答える談話理解システム「DUALS3版」などが展示された.
 中期4年間の研究開発内容は,前期が逐次推論型コンピュータ(PSI:Personal Sequential Inference machine)や核言語(システム記述言語)の開発,および世界初の論理プログラム言語によるオペレーティングシステムを開発するなど,あくまでもプロジェクトのベースとなる部分であったのに対して,より具体的なものとなった.ひとことでいえば,逐次推論という仮の立場から,第5世代コンピュータが当初から想定している「並列推論」への展開がなされた.
 ハードウェア面では,要素プロセッサを結合した並列推論型コンピュータ(マルチPSI)が完成している.現在のマルチPSIは,8個の要素プロセッサを2次元的に結合したものであり,従来のPSIの10~20倍の推論能力を持つ。さらに,PIMクラスタという概念を導入し,64個の要素プロセッサが結合可能となっている.第5世代コンピュータでは,高速な推論・知識処理,論理制御演算を想定しているだけに,並列化はポイントとなる部分である.このマルチPSIが用意できたことで,後期での並列推論アプリケーションの開発が可能になるということもできる.
 ソフトウェア面では,並列推論制御ソフトウェア(PIMOS:Parallel Inference Machine Operating System),核言語処理系,および,並列論理型プログラム言語(核言語の上位に作られるもので並列化をどのように行うかを担う.処理系に知識処理が導入されており,コンパイラではなくソルバーと呼ばれる),といったシステム環境とともに,自然言語処理ソフトウェアをはじめとするアプリケーションの研究開発も多数始められている.
 後期に向けては,PIMOSや言語環境の研究とともに,できるだけ多くの並列推論型のアプリケーションを作っていくことに重点を置きたいという.第5世代コンピュータへのニーズは,「自然言語処理」「意志決定・知的活動のサポート」「ソフトウェア生産性の向上」の3つを柱にしているが,自然言語処理やエキスパートシステム,並列論理型プログラム言語などが,具体的なテーマとなっている。
 会議は,参加者数1600名(うち海外から335名,28カ国)の盛会であり,ニューロコンピュータや超並列といったアーキテクチャとの関係などについても、興味深い討論がなされた.知識処理やパターン認識など,人工知能の応用分野は,第5世代コンピュータとこれらの新技術とによって見えてくることになるだろう.-第5世代コンピュータプロジェクトは,ほぼ順調に中期を終了し,来るべき1990年代への橋渡しとなる後期に向けて動きだしているようだ。

 注:第5世代コンピュータは,従来の(第1~4世代と呼ばれてきた)コンピュータが,簡単なハードウェア構造を前提に,ソフトウェアでさまざまな機能を実現しようというものであるのに対して,基本的に異なる技術方式の上に立つものである.従来のものがプログラム記憶方式であるのに対して、知識処理方式と呼ぶこともできるもので,ハードウェア/ソフトウェア両面において人工知能技術を前提としたものとなっているのが特徴だ.


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うん分からん。高度すぎて私の凡庸な脳みそでは理解できない。

富士通,Σ計画対応のワークステーションを発売
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これも生き残っていたのかというΣ計画。富士通は国と深い関係にあったのではないかと疑ってしまう。

富士通,スーパーコンピューターを発売
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月額レンタル料3800万円。

1988国際コンピュータ囲碁選手権開催される優勝は林和茂氏(日本)のプログラム
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コンピュータ囲碁は将棋より早くから強くなっていたとはいえ17子で先着だからコンピュータは相当なハンディをもらっていた。

AT&TなどがUNIX Internationalを結成
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OSFと対立していた。

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