SSブログ

パソコン業界HDD(月刊ASCII 1988年1月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESS からパソコンとその業界関係の記事をスクラップする。
ASCII1988(01)b01ASCEXP扉_W520.jpg
ASCII1988(01)b01ASCEXP日電エプソン和解_W382.jpg
ASCII1988(01)b04_日電エプソン和解_W502.jpg
日電とセイコーエプソンが互換機の著作権侵害裁判で和解
建前としては、とりあえず和解はしたものの完全和解ではなかった。
記事で気になるのは「独自開発したとは思えないような(PC-9800のBIOSと)同一のコーディング部分が発見されている」というが、8086だからあり得るのではと思う。とにかく8086はレジスタに癖があり、普通にというか高速なプログラムを作ろうとすると同じコーディングになると思う。へたくそというか8086を理解しないで作ると「君のプログラムは遅くなるようにコーディングしているのかね」と注意されたという話を聞いたことがある。

ASCII1988(01)b02_J-3100本文_W520.jpg
ASCII1988(01)b02_J-3100GX_W520.jpg
ASCII1988(01)b02_J-3100SGT_W520.jpg
東芝がJ-3100シリーズに80386モデルなどを投入
OS/2やUNIXなどもオプションでサポート予定
価格はJ-3100SGTが94万8000円
J-3100GXが84万8000円
と高価だった。
「国内のラップトップ市場は、87年度が200億円、88年度が500億円」
大きいのかどうかよく分からない。
「東芝(引用者編集)では、今回発表した2機種を含む4機種6モデルで、同市場の6割のシェアを確保したい考え」
なので当時の東芝の戦略が理解できる。

ASCII1988(01)b12_松下16bitラップトップ_W503.jpg
松下、16bitラップトップマシンを販売へ
松下はFMR互換でパソコン市場に参入していた。

ハードディスクの記事が多かった。
ASCII1988(01)b04_キャラベルHDD_W502.jpg
キャラベル、ハードディスクなどを発売
キャラベルのAvariceシリーズは29万8000円から49万8000円。ディスク容量が書いてない中途半端な記事だ。

ASCII1988(01)b08_アイシーエムHDD_W498.jpg
アイシーエム、PC-9800用HDDを発売
STRIDE MC-20 (20Mbytes)が12万5000円

ASCII1988(01)b10_緑電子HDD_W507.jpg
緑電子、小型大容量HDDを発売
Little B (20Mbytes)が9万4000円

ASCII1988(01)b12_テックパーツHDD_W505.jpg
テックパーツ、PC-9800用低価格HDDを発売
テックパーツという会社は知らなかった。
20Mbytesで9万8000円。この記事には、製品の型番がない。ASCII EXPRESSの記事は、このような不完全はやっつけ仕事が多い。

ASCII1988(01)b12_ランドコンピュータHDD_W501.jpg
ランドコンピュータ、カートリッジHDDを発売
LHDS-42(本体と接続ケーブル)が7万円
LHDC-22A(20Mbytesカートリッジ)が12万8000円
LHDC-42A(40Mbytesカートリッジ)が24万8000円

ASCII1988(01)b13_アイテックHDD_W520.jpg
アイテックが10万円を切る20MbytesHDDを発売
ITH-520N(20Mbytes)が9万9800円

ASCII1988(01)b13_ロジテックHDD_W520.jpg
ロジテックがハードディスクドライブ4機種を発売
LHD-32N(20Mbytes)が15万8000円
LHD-32H(20Mbytes)が22万8000円
LHD-34H(40Mbytes)が32万8000円
LHD-34S(40Mbytes)が39万8000円

HDDは、めっちゃ高かった。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。