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業界の動向,NeXT,DynaBook,PC-286他(月刊ASCII 1989年8月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESSから業界の動向,NeXT,DynaBook,PC-286他の記事をスクラップする。

パソコン出荷数の記事があった。
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ラップトップ型コンピュータの伸びが好調
=1992年度にはパソコン全体の30%と予測=
=日本電子工業振興協会の調査まとまる=

 (社)日本電子工業振興協会がまとめた「パーソナルコンピュータに関する調査報告書」によると,パーソナルコンピュータの中でも特にラップトップ型マシンの出荷台数の伸びが好調だ。
 '88年度のパーソナルコンピュータの国内総出荷台数は、前年度比12%増の137万台で,金額にして3725億円にのぼった。ここ数年は出荷台数の横ばい状態が続いていたが,'88年度になってはっきりと増加傾向に転じた。

■ラップトップと32bitマシンの伸びが顕著
 中でも,ラップトップ型マシンと32bitマシンの伸びが顕著だ。ラップトップ型マシンは,'87年度の出荷台数は2万4000台と全体の2%でしかなかったが,'88年度には19万7000台と,15%を占めるに至った.
 今後も,カラー液晶を搭載したデスクトップマシンの完全代替となるマシンや,ノートタイプの小型軽量マシンなどが登場しつつあることで,ラップトップ型マシンの需要拡大は続くだろうと見ている.日本電気,セイコーエプソン,東芝をはじめとするメーカー各社の体制も整い,ほとんどのメーカーが積極的にラップトップマシンを製品化している。同報告書では,'92年度にはラップトップ型マシンの出荷台数は60万台,全体の30%を占めると予測している.
 また,32bitマシンは,'87年度の実績は1万7000台(1%)だったが,'88年度には14万8000台と11%を占めた。そのうち10万5000台あまりが'88年度下期の出荷となっており,下期だけをとってみると全体の13%になる.昨年の予想では,32bitマシンは'88年度6万台(5%)と見ており,予測よりも早いピッチで32bit化が進行しているといえる。OS/2の普及などで,32bit化に今後一層拍車がかかるだろう.
 '92年度には,全体の30%にあたる60万台が出荷されるだろうと予測している.

■パーソナルコンピュータの将来は?
 同報告書では,パーソナルコンピュータの今後の需要に及ぼす要因と、現在考えうる将来イメージに,
(1) 多機能ハンディワードプロセッサとの競合
(2) CAI機能を搭載した教育専用マシンの登場と需要の拡大
(3) 互換機の浸透によるビジネス分野の拡大
(4) 液晶のカラー化によるラップトップ型ポータブルパーソナルコンピュータの登場
(5) OS/2の導入による32bitマシンの急激な需要拡大と16bitマシンに対してのマイナス影響
(6) 省スペースによるラップトップと水平分散システム化によるワークステーションの需要が共に増大
(7) パーソナルコンピュータをベースとした,ファクス・電話などの機能を付加した複合製品の登場
(8) 各種専用LSIなどの開発により低価格化がさらに進み,需要拡大への布石が整う
という8項目を挙げている.

こういった予想記事どの位当たっているのかを調べるのもスクラップの楽しみだ。あとOS/2の好意的な評価がいったいいつになったら消えるのかを調べるのも楽しみ。

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■キヤノンがNeXT社のシステムをアジア全域で販売
 6月12日,米NeXT社はキヤノンとの販売提携に合意したと発表した。この発表は,米カリフォルニア州フリーモントにあるNeXT社の工場,および日本で同時に行なわれた(P.241参照).
 米国での発表は,ジャーナリストや関係者など約100名を集めて行なわれた。当初,同社の最新鋭工場を公開するものとアナウンスされていたが,最初からキヤノンとの提携合意発表が計画されていたことはいうまでもないだろう.
 発表の第1点目は,キヤノンがアジア地域におけるNeXTシステムの独占販売権を取得したということ。これでNeXT社は,米Businessland社との米国内での販売契約に続いて,アジア地域での強力なパートナーを得たことになる。ヨーロッパでのマーケティング活動は,現時点では考えていないとのことだ。
 NeXT社がキヤノンをアジア地域での販売パートナーとして選定したことに対し,Steve Jobs同社会長は以下の点をその主な理由としてあげた.
1. 日本国内の事務機分野において,マーケティングリーダーとして十分な立場にある.
2. 一連の技術力を高く評価している.
3. 基本的にコンピュータメーカーではない.
4. 強力な販売競争力を持っている。
5. 両者間には光磁気ドライブ,レーザープリンタ等の供給を通じて,すでに確立された関係が存在する.
 今年9月から,キヤノンはアジア地域での販売を一手に引き受けることとなるが,NeXT社製品のライセンス生産は行なわれない.彼は,発表の中で日米間の貿易不均衡問題にもふれ,これがライセンス生産を行なわない理由の1つだとしている.

■NeXT社への資本参加
 発表の第2点目は,キヤノンがNeXT社に正式資本参加するというもの。契約では,今後5年間でキヤノンはNeXT社に対し1億ドルにのぼる投資を行なう.この結果,NeXT社の資本構成比率は以下のようになる.
NeXT社社員 20%
キヤノン 16.7%
P.Perot氏,カーネギーメロン大学,スタンフォード大学 13.3%
 この比率は,6億ドルというNeXT社の評価額(キヤノン投資後)に基づいている。現時点では大した売り上げをあげていない同社に対するこの投資額は,同社の製品の潜在能力と今後の技術開発力を高く評価したものだ。しかし,一部の投資専門家の中には、今回のキヤノンによる投資は高い買物であったとの意見も少なからずある.「1億ドル出せば,NeXT社の全株式が保有できてもおかしくない」というのだ.ちなみに,1986年,1億5000万ドルの売り上げをあげた米Sun Microsystems社は同年株式を公開したが,その時の評価額が4億3000万ドルだったといわれている.

■気になるApple社との関係
 キヤノンは周知の通り,米Apple社のMacintoshシリーズを日本で販売している.キヤノンが同時にNeXT社の製品も扱うとなると,やはり今後の3社の関係は気になるところだ。両社の首脳は,NeXT社の製品とApple社のMacとの間には競合関係は存在しないとしているが,MacIIxクラスのマシン,特にA/UXを搭載したMacとの競合は避けられそうにない.またキヤノンが販売している386AXにUNIX+X Windowを搭載したマシンとの関係も微妙なところだ。この点に関し,キヤノンはMacの販売に影響が及ぶことはないとしている.
■本格販売は1990年秋
 7月に予定されているNeXT OS Ver.1.0のリリースとBusinessland社による一般ユーザーへの販売開始で,米国内ではいよいよ本格的な販売が開始されようとしている.しかし,日本およびアジア地域での本格的な販売にはもう少し時間がかかりそうだ。
 問題の第1点は、その日本語化にある.現在開発が進んでいるOSおよびバンドルされるアプリケーションはいずれも英語版.一部開発者向け,あるいは大学などの研究機関向けには,この英語版だけでもある程度の数量は見込めるが,本格的販売にはどうしても日本語環境の整備が必要になる.Jobs会長の説明では,今後キヤノン,NeXT社そしてサードパーティを含めて日本語化を進めるとのことだ。
 第2の問題点は,キヤノンの販売体制にある。前述の通り,キヤノンはMac,AXなどのパーソナルコンピュータの販売実績はあるが,UNIXマシンは未経験に近い。しかも,Macで築いた販売チャンネルを使わないで、独自の販売サポート体制を構築するとなると,そのための作業は日本語化とともに急を要する.
(ザイロンコーポレーション代表 脇山 弘敏)


NeXTは成功したとは言えなかった。キヤノンはこの投資でどのような影響を受けたのか気になる。未来が分かっていて記事を読むと面白いものだ。

米NeXT社,ワークステーションを一般市場へ開放
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 キヤノン(株)は,米NeXT社に資本参加するとともに,「NeXT Computer System」の日本を含む極東地域での独占販売権を取得したと発表した。
 キヤノンのNeXT社に対する投資額は1億ドルにのぼり,NeXT社全株式3000万株のうちの16.67%にあたる500万株を取得することになる.
 キヤノンは,日本をはじめとして,韓国,台湾,香港,シンガポールなどの極東地域でのNeXT Computer Systemの独占販売権を取得した.日本では,今年9月から英語OS版の出荷を開始し,来年第3四半期には日本語OSベータバージョン版,同第4四半期には日本語OS Ver.1.0版を発売する予定.

■マシンのスペック
 NeXT Computer Systemの主な特徴は,(1) CPUにクロック周波数25MHzの68030を採用し,浮動小数点演算コプロセッサ同25MHzの68882を標準装備,(2) メインメモリは8Mbytesを標準装備し,最大16Mbytesまで拡張可能,(3) 外部記憶装置として,リード/ライト可能な容量256Mbytesの光磁気ディスクドライブ1台を装備,(4) 解像度400dpiのレーザービームプリンタをサポート,(5) 解像度1120×832ドットの17インチモノクロCRTディスプレイを標準装備,(6) 処理速度10MIPSのDSP(Digital Signal Processor)チップ56001を搭載し,オーディオ機能,ボイスメール機能,ファクシミリ機能などを実現,(7) UNIX 4.3BSDの拡張版であるマルチプロセッサ用分散処理OS「Mach」を採用,(8) GUI(Graphical User Interface)にはNextStepを採用,(9) ウェブスター辞書,オックスフォード引用句辞書,シェークスピア全集,テクニカル・ユーザーズマニュアル,プログラムライブラリなどのソフトウェアを標準バンドル,(10) Display PostScriptを装備し,WYSIWYGを実現――などとなっている.
 システム価格は200万円前後。なお,英語版から日本語版へのバジョンアップは、若干のバージョンアップ料で可能となる予定.

100万円ならともかく200万円なら業務用となる。一般ユーザには高値の花だった。

私の愛機DynaBookが紹介されていた。
ASCII EXPRESSの扉から写真をスクラップする。
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J-3100SS DynaBookとPC-286NOTE executive
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軽量・低価格を実現した
J-3100SS DynaBook
 東芝のDynaBookは,既存のJ-3100シリーズとの互換性を実現したA4ノートサイズのラップトップコンピュータ.J-3100用日本語ソフトウェアとIBM PC/XT用ソフトウェアの使用が可能.サイズは310(W)×254(D)×44(H)mm,重量はバッテリ込みで2.7kgを実現した.
 CPUには,クロック周波数10MHzの80C86を搭載している.RAMは,メインメモリ640Kbytesに加えて,EMSメモリあるいはハードRAMとして使用できるメモリ896Kbytesを標準装備している.またオプションで,EMS仕様の1/2Mbytes増設メモリカードを本体に内蔵して,最大3.5Mbytesまで拡張可能.
 表示デバイスには,バックライト付きのSTNブルーモード液晶ディスプレイを搭載している。日本語モードでは,解像度640×400ドット,2階調の表示が可能.英語モードでは,解像度640×200ドットのCGA相当表示が可能である.
 外部記憶装置は,容量720Kbytes/1.2Mbytesの3.5インチFDD1台を内蔵している.
 OSには,日本語MS-DOS Ver.3.1を標準添付し,オプションで英語MS-DOS Ver.3.3を提供する.日本語入力FPには,ROMベースでATOK7を搭載している。
 インターフェイスは,RS-232C×1,外部FDD/プリンタ兼用×1,拡張バス×1をそれぞれ装備。オプションの2400bpsモデムカード内蔵用スロットも用意している.
 内蔵バッテリで約2.5時間の連続使用ができる.バッテリは取り外し可能で約4時間で充電可能.
 J-3100SLと同様,電源を切っても再び電源を入れると元の画面を再現できるレジューム機能を搭載している.
 価格は、本体が19万8000円,1Mbytes増設メモリカードが8万円,同2Mbytesが14万円,モデムカードは未定。出荷は,本体とメモリカードが7月末,モデムカードが10月末の予定.
 同社では,1991年度までに30万台の販売を予定している.

レジュームが便利だった。私は、レジュームがなければ買わなかった。

エプソンのPC-286 NOTE executive
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PC-9800互換を実現した
PC-286NOTE executive
 エプソンのPC-286NOTE executiveは,本体サイズ315(W)×235(D)×35(H)mm,重量2.2kgと小型・軽量ながら,PC-9800シリーズとの互換性を実現したA4ノート型ラップトップ。CPUには,クロック周波数8MHzのV30を採用。
 RAMは,メインメモリ640Kbytesに加え,バッテリバックアップが可能なI/Oバンク方式のRAMディスク512Kbytesを装備している.オプションの拡張RAMディスクを装着して,RAMディスクを最大1.1Mbytesまで増設可能.
 また,日本語MS-DOS Ver.2.11および統合ソフト「MEMO」をROM(2Mbytes)化して標準搭載している.MEMOは,日本語ワープロ,表計算,データベース,通信,グラフなどの機能を統合化したもので,独自の日本語入力FPも含まれる。
 表示デバイスには,新開発のFTN(Film Twisted Nematic)型液晶ディスプレイを搭載し,解像度640×400ドット,8階調表示が可能となっている
 外部記憶装置は,容量128/640KbytesのICカード用スロット2個を装備している.ICカードからのブートも可能で,エプソンではICカードによるアプリケーションソフトの供給も行なう予定.インターフェイスは,RS-232C×1,プリンタ×1,マウス×1,増設FDD×1,外部拡張バス×1をそれぞれ装備し,PC-9800/PC-286シリーズ用の周辺機器の使用も可能になっている.また,通信速度300/1200bpsのモデムを標準で内蔵している。内蔵のバッテリで,連続約3時間の使用が可能。
 価格は,本体が45万8000円,拡張RAMディスクやICカードなどは未定.今年9月末から出荷開始の予定.今後1年間で1万台の販売を予定している.

価格が高すぎたと思う。これではダイナブックにはかなわないだろう。PC-9801との完全互換がこのタイプのマシンにそんなに重要なのだろうか。ソフトが豊富としても有用性に疑問が残る。コピーソフトを使いたいというのなら分からなくもないが、ビジネスソフトを使うにはV30(8MHz)では速度が遅いのではないだろうか。

エプソンのPC-286LST,PC-286VF
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PC-286LST
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■疑似カラー表示が可能なPC-286LST
 PC-286LSTは,同LSをベースに開発したもの。ディスプレイ部にNTN白液晶を採用し,8階調表示が可能。また,濃淡による階調を淡い緑/淡い赤/淡い黄の3色に段階的に対応させることで,疑似カラー表示を実現したティント表示モードを装備し,カラー対応アプリケーションソフトの視認性を高めている。スイッチで,白黒8階調表示モードとティント表示モードを切り換えることが可能.
 その他の主な仕様は,(1) CPUにはクロック周波数12MHzの80286を採用,(2) メインメモリは640Kbytesを標準装備し,最大8.6Mbytesまで内蔵可能,(3) 外部記憶装置として3.5インチFDD2台を装備,(4) 容量20/40Mbytesの脱着可能なHDDを用意,(5) PC-9800シリーズ用インターフェイスボードが使用できる拡張スロット2個を装備,(6) インターフェイスは,RS-232C,プリンタ,マウス,増設FDD,テンキー,CRTをそれぞれ装備――など
 サイズは364(W)×420(D)×123(H)mm,重量は8.6kg.
 価格は,本体が51万8000円,20MbytesHDDパックが14万2000円,同40Mbytesが23万2000円,2Mbytes増設RAMモジュール12万8000円,テンキーパッドが1万7000円など。同マシンは,2000台の限定販売.



PC-286VF
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■グラフィック描画速度などを向上させたPC-286VF
 PC-286VFは,同VEの後継機種にあたるもので,同VEの各部を機能強化している。機能強化した主な点は,(1) グラフィックビデオRAMを強化し,描画機能を向上,(2) 容量20Mbytesの内蔵HDDの平均アクセス速度を約40%向上し,40msを実現,(3) メモリ専用スロットだけで,メインメモリを12Mbytesまで拡張可能――など.
 主な仕様は,(1) CPUにはクロック周波数12MHzの80286を採用,(2) メインメモリは640Kbytesを装備,(3) 外部記憶装置に5インチFDD2台を内蔵したSTDモデル,20MbytesHDDを内蔵したH20モデル,40MbytesHDDを内蔵したH40モデルの3機種を用意,(4) インターフェイスは,RS-232C,プリンタ,マウスを装備,(5) 拡張スロット4個とメモリ専用スロット2個を装備――など.
 価格は,PC-286VF-STDが29万8000円,同H20が42万3000円,同H4051万3000円.
 今後1年間で10万台の販売を予定している.


この頃知人たちは新パソコンを買う状況になかったのでこれらのマシンを見たことはなかった。

富士ゼロックス,J-3100シリーズをOEM販売
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台湾メーカーが世界を席巻する前夜の状況というところか。

ミノルタが20MbytesHDDを搭載した日本語ワープロを発売
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NWP371L。ワープロにHDDが付く時代だった。PW6011付きが85万円。PW4012付が75万円。業務用だと思われる。

リコーがリフィルフォーマット付属の日本語ワープロを発売
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マイリポートN-11は印刷したものがシステム手帳に使えるのが売り。本体価格は14万8000円。

日立がシステム手帳添付の日本語ワープロを発売
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ワードバル190の本体価格は15万8000円。この頃はシステム手帳を持つことが流行っていたのか。

三洋電機がラップトップタイプの日本語ワープロを発売
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SWP-M60の価格は17万8000円。月産1万台ということは年間12万台もつくるのか。半年で新製品がでるなら半年6万台で妥当なところか。

松下電器がA4サイズの日本語ワープロを発売
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U1S50の価格は18万8000円。これも月産1万台の予定。

東芝がアウトラインフォントを搭載した日本語ワープロを発売
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JW95Hの価格は22万8000円。同95Fが17万8000円。
アウトラインフォントが使えるのならワープロを買った方がいいと思う層がいてもいいと思う。

松下,OSにTRONを採用したワープロを開発か?
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まだTRONは消えてなかった。だがクエスチョンマークが付いているのでこれはどうだか。

ディアイエス,ワープロソフト間の文書変換ソフトを発売
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よくある種類のソフト。特定のワープロ機の文書を変換するプログラムは素人である知人が作っていた。買うより自分で作った方がいいと言っていた。まあ、趣味のプログラミングの題材としてはお手軽だった。プロテクト破りのコピーツールソフトより簡単だったと思う。

マイクロニクス,PC-9800用マルチタスクOSを発売
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ここにもTRONが出てきた。マルチタスクOSならマイクロソフトやIBMの超大企業でなくても作れた。

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