MBC-17LTJ,MBC-18J,.FMR-30HX(月刊ASCII 1988年10月号6) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
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富士通のFMR-30HX
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MBC-17LTJF | MBC-17LTJH | MBC-18JF | MBC-18JH40 | MBC-18JH80 | |
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CPU | 80286(6/8MHz) | 80386(16MHz) | |||
RAM | 1Mbytes(メイン) 256Kbytes(VRAM) | 1Mbytes(メイン) 512Kbytes(VRAM) | |||
表示・日本語モード 英語モード | テキスト:80字×25行 グラフィック:640×480ドット(16/64色) EGA/CGA | ||||
FDD | 3.5インチ×2 | 3.5インチ×1 | 5インチ×2 | ||
HDD | ― | 20Mbytes | ― | 40Mbytes | 80Mbytes |
拡張スロット | 8/16bit兼用×2 | 8/16bit×3 | 8/16bit×2 | ||
8bit×1,32bit×1 | |||||
外形寸法 | 344(W)×433(D)×104(H)mm | 本体337(W)×410(D)×173(H)mm キーボード472(W)×213(D)×42.7(H)mm |
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重量 | 7.8kg | 8.2kg | 13.8(1.7)kg | 15.3(1.7)kg | ― |
価格 | 39万8000円 | 55万円 | 未定 | 70万円 | 未定 |
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さて,今年2月のMBC-17Jシリーズの発売以来,AXはわずか6カ月で,ラップトップと32bitマシンを含むシリーズに成長したことになる.今後も数社からラップトプマシンを含むAXの発売が予測される.ニュースでは,企業ユーザーの大量一括受注なども伝えられるが,市場がどのように動いていくかはこれからである.残念ながらAXはPC-98には勝てなかった。ハードウェアではPC-98には勝てない。ソフトだOSだ。最低限ビジネスソフトが機種依存でなくなるWindowsでなければPC-98には勝てない。それでもPC-9801用のゲームソフト主に美少女のグラフィックが出てくるソフトがある以上PC-9801の優位性は覆ることはない。
富士通のFMR-30HX
CPU | 80286 8MHz | |
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メインメモリ | 1Mbytes(最大2Mbytes) | |
画面 | グラフィックス | 640×400ドットモノクロ |
テキスト | 80×25文字(VRAM 8Kbytes) | |
外部記憶 | フロッピー | 3.5インチ2HD/2DD×2 |
HD | 20Mbytes 3.5インチ×1 | |
インターフェイス | プリンタ RS-232C 拡張フロッピードライブ 1/0拡張 | |
重量 | 9kg | |
サイズ | 360(幅)×170(奥行き)×305(高さ)mm | |
価格 | 48万8000円 |
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使用感トランスポータブルタイプはあまり使いでがなかったと思う。職場の机に置くのなら省スペースタイプが良い。職場の机と机の間を移動させるというシーンは34年前ほとんどなかった。家と職場で使うというのならこのマシンでは記事にある通り「不可能ではない」というほとんど使えないマシンだったろう。
トランスポータブルタイプは,長距離の移動も可能だが,移動中に使用することはなく,また卓上で使用するということを前提としている.そのためラップトップほど,小型化といった点を追求していない。
FMR-30は、設置面積という点でいえば,ラップトップマシンよりも小さい.しかし,手で持ち運ぶのが簡単にできるのはせいぜいオフィスの中だけであろう.会社から家に持って帰ったり,出張に持っていくといったことは不可能ではないが,手軽というわけではない.特に首都圏の通勤ラッシュ時の電車での運搬はお勧めできない.また,特に防水/防塵対策が施されているわけではないので,屋外運搬時には注意が必要となる.
理想的な使い方としては,複数の人間が交互に自分の机に持っていって使ったり,自分の机以外の場所で使うといった場合だろう.個人使用なら,自分の部屋以外にも家中のどこでも使える,あるいは使わない時にはしまっておく,といったことになるだろう.
電源ケーブルが掃除機のように引き込み式になっていたり,プリンタを本体上部に固定できるなど,通常使用に最低限必要なものを一体化できる点は評価できる.ラップトップマシンでも,プリンタを持ち歩くことを考慮にいれていなかったり,ハードディスクや2台目のドライブが外付けであった場合に,隣の机に移動するのさえ大変になることがある.また,電源ケーブルなど、移動時についうっかり忘れてしまうといったこともよくあることだ.FMR-30は,移動して使うといった点では非常によく考えられたマシンであるといえるだろう.
(中略)
トランスポータブル型で必要最低限の周辺装置を一体化でき,また必要な設置面積も小さいという特徴を持つFMR30HXは,性能的にもデスクトップマシンに引けをとらないマシンであるといえるだろう.