JobsのNeXTが動き始めた(月刊ASCII 1988年2月号9) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
連載の「Macintoshの開発環境はどうなっている?」にJobsのNeXTに関する記事があった。
その予想されるNeXTの仕様は
CPUに68030を使うマシンだ。
そこで記事には68030のスペックについての記事があった。
ついでにMacの関連機器の写真があった。
Walkmacだ。
その予想されるNeXTの仕様は
CPUに68030を使うマシンだ。
そこで記事には68030のスペックについての記事があった。
Motorola社が受注を開始した68030は,現行の68000ファミリーと100%の上位互換性を実現している.
設計に際しては2つの目標を設定した.1つは,ページメモリ管理ユニット(PMMU)68851を内蔵して性能面の向上を図ること,もう1つは,68020よりも低価格にしてOA分野での利用を拡大すること.
68030は,68020コアを使用しており,(1) 完全分離の32bitアドレス/データバス, (2) バースト転送モード機能付きの2組の命令/データキャッシュ, (3) 同時アクセスが可能な256bytesの命令/データキャッシュ, (4) 16本の32bit汎用データ/アドレスレジスタ, (5) 2本の32bitスーパバイザ・スタックポインタと10本の特殊目的用制御レジスタ――などの仕様を装備している.演算速度は4.5~7MIPSで,68020の約2倍のスピードを実現している.
サンプル価格は,クロック周波数16.67MHz版が8万2000円,20MHz版が10万5000円と,現行MCファミリーに比べて低く設定されている.68020(クロック周波数16.67MHz)のサンプル価格が15万5000円だったから,約半分の価格を実現していることになる.
ついでにMacの関連機器の写真があった。
Walkmacだ。