その他のハード（月刊ASCII 1988年2月号4）

ASCII EXPRESS からその他のハード関係をスクラップする。


NSジャパンが32bitCPU NS32532のサンプル出荷を開始
80系以外のCPUならなんでも良いと思った。残念CPUだった。


三菱電機、32bit MPUをOEM販売
NSの3200シリーズだとのこと。


沖電気、32bitMPUを単独開発へ
このCPUの記事を見たことがないので、これは成功しなかったのではないか。


東芝、高速1Mbit DRAMを開発
DRAMについては前回のスクラップにコメントを書いた。


アクトロンがメモリカードを採用したディスクドライブを発売
これは今でいうところのSDカードだろうね。ディスク容量は書かれていない（ASCII EXPRESSにはこういう不完全記事がある）が価格は9万円で、年間3000台の販売を見込んでいる。


シャープ、電子手帳用のICカード4種を発売


シャープが書き換え可能な光磁気ディスクドライブを発売
JY-500の価格は160万円、メディアは1枚9万円、インターフェースが12万円


富士通、7.5Gbytesの磁気ディスク装置などを開発
これは大型電算機用だろう。


追記型光ディスク規格、2グループに分裂
この時点でのグループは
松下電送、東芝、日本電気、三菱電機の連続サーボ方式
ソニー、パイオニア、TDKのサンプルサーボ方式


ソニー・テクトロニクスがステレオ3次元ディスプレイ用液晶パネルを発売
眼鏡をかけて3次元画像を見るというものはもう大昔からやっていた。でもいまだに普通の表示デバイスになっていないところをみるとそんなに需要はないということか。
SGS-310型が106万4000円だった。


日本コロムビア、14型カラーディスプレイを発売
14型 1120×750ドットで21万円。そういえば、PC-98XAはハイレゾ（1120×750ドット）だった。


アスキー、親指君をバージョンアップ


沖、1200bpsモデム内蔵電話を発売
価格8万9000円。これを見るとスマホが如何に安いかが分かる。


日本電素工業がJUST-PC方式に準拠したモデムを発売
速度は2400/4800bpsで価格は7万4800円


シャープが通電熱転写方式を採用したプリンタを開発
価格は22万円。


日立、大型毛筆出力システムを発売
1文字1600×1600ドットの毛筆書体を印字できる。価格は147万円。


日本電池、電子機器用電源タップを発売
雷サージ対策用の電源タップだが1万3000円とか、こんなに高かったか？