SSブログ

パソコン広告(月刊ASCII 1989年1月号1) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

もう一度読み返し、スクラップする。

ASCII1989(01)表裏_W520.jpg
裏表紙は前号と同じFM77AV40SXだった。

表紙見返しの広告はこの年もNECが独占した。
ASCII1989(01)見開_W520.jpg
PC-9801RX2,/RX4, PC-9801LS2,LS5だった。

ASCII1989(01)a01PC88_W520.jpg
ASCII1989(01)a01PC88斉藤由貴_W210.jpg
PC-8801FEの広告。斉藤由貴の写真が変わった。

ASCII1989(01)a02小沢なつきモデム_W520.jpg
小沢なつきを前面に押し出している日電のモデムとプリンタの広告。前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a03小沢なつきタブレット_W520.jpg
左側の日電のペンタブは前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a04シャープAX_W520.jpg
シャープのAX286LとAX386。

ASCII1989(01)a05X68000_W520.jpg
シャープのX68000は前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a06X1turboZIII_W520.jpg
シャープの新製品X1turboZIII。8bit機は新型が出る度に名前が長くなる。

ASCII1989(01)a07X68000_W520.jpg
シャープのX68000の周辺機器の広告。

ASCII1989(01)a08PC-E500_PanacomM_W520.jpg
左頁がシャープのポケコンPC-E 500。
右頁がPanacomM LAPTOP。

ASCII1989(01)a09FM77AV40SX_W520.jpg
南野陽子の富士通FF77AV40SXは前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a10FMR_W520.jpg
南野陽子の富士通FMR-50LTの広告。

ASCII1989(01)a11J-3100_W520.jpg
左頁がJ-3100SL EXPRESSの広告。

ASCII1989(01)a12Rupo_W520.jpg
東芝のワープロRupoの広告。ワープロの広告をASCIIに出しているのは東芝だけだった。

ASCII1989(01)a13IBMクラブNET_W520.jpg
ASCII1989(01)a14IBMクラブNET_W520.jpg
IBMの広告はパソコン通信についてだった。日本IBMがユーザーサポートのようなパソコン通信サービスを始めた。インターネットが無い時代、パソコン通信もまだまだこれからの時代がどんな雰囲気だったのかあおり文をスクラップする。
会員ならではの特典を生かしてください!
『IBM®パーソナルシステム/55™』『IBMマルチステーション5550』『JX』のコンピュータをお持ちの方のための、パソコン通信によるユーザーズクラブが、この11月21日にIBM〈PSクラブ>NETとして誕生しました。そこで、このNETがどのような内容になるのか、どのような内容であれば会員にとって意義あるものとなりえるのかを、今後の期待と予測を交えてIBM機のユーザーでもあるライターの柳沢健二氏に執筆してもらいました。
この前文がいかにパソコン通信の認知度が低かったのかが分かる。パソコン通信をしているのはパソコンユーザの中ではまだまだ少数だった。
IBM<PSクラブ>NETの会員になると
アスキーネットACSの全サービスが受けられるだけでなく、会員専用の「データファイルエリア」も活用できます。
●IBM<PSクラブ>NETのサービスメニュー
[電子掲示板サービス]
[電子メールサービス]
[NEWSサービス]
[ACSフォーラム]
IBM<PSクラブ>

1,IBMインフォメーション
IBM新製品情報/ユーザーサポート情報/ユーザー向け情報など、便利で魅力ある情報が提供されます。迅速なオンライン情報が有効に利用できるでしょう。
2,IBM
ユーザーズサロンIBM<PSクラブ>会員同士やACS会員との情報交換のためのメインエリアです。気軽にご利用ください。
3,データファイルエリア
会員が制作したIBMマシン用のソフトウェア(Public Domain Software)やデータなどを蓄積しています。IBM<PSクラブ>会員なら自由に利用できます。
IBM<PSクラブ>NETの基本サービス
ハイパーノーツ(電子掲示板システム)、電子メール、VOICE(オンライン会話システム)、POOL(ライブラリシステム)、TOPIC(簡易電子掲示板)
ああ、ここから説明しなければならなかった時代だった。
IBM<PSクラブ>NETの基本サービスで“自分の社会を広げる”
 このほど、日本アイ・ビー・エムのPS/55、マルチステーション5550およびJXシリーズのユーザー(以下PSユーザーと略します)を対象としたパソコン通信ネットワーク、[IBM<PSクラブ>NET]が発足することになった。
 具体的には、株式会社アスキーの全国規模のネットワークサービス「ACS」の中に開設され、そのACSが提供している既存の全サービスが利用できるほか、IBMNET会員だけの特典として独自のサービス・メニューも設置される。  この文章が活字になるころには、すでに実際の運営が開始され、気の早い……訂正、パソコン通信の楽しさをすでによくご存じのPSユーザーの皆さんたちが、さっそくアクセスし始めているはずだ。
 いいかえると、この文章を書いている時点では、このIBMNETは実はまだオープンしていない。だからぼくはいま、若干の資料をもとに、いまだ見ぬ新生ネットワークの全貌についてあれこれ想像をめぐらし、期待に胸ふくらませながらこの文章を書きつづっている、という次第だ。
 ところで、ひとくちに「パソコン通信」といっても、その利用法や楽しみ方はさまざまだ。残念ながらぼく自身、そのすべてを体験したわけではないし、もともと、すべてを体験することなど不可能でもある。だから、パソコン通信を体験したことのない人にこう質問されたら、はっきりいって、ちょっと答えにつまる。「パソコン通信って、どんな役にたつの?どんなところが面白いの?」
 ひとくちには、答えにくい質問なのだ。ぼく自身はパソコン通信をやっていて楽しいし、なにかと実生活面にも役立てている。が、全国規模の大手商業ネットワークからパソコン1台の「草の根BBS」まで、パソコン通信のホスト局は、日本国内だけでも数えきれないほど存在する。まして世界中となると……ますます数えきれない。その無数のBBSの中で、人と人との新しい出会いがあり、情報のやりとりがある。今こうしている間にも、誰かと誰かが友達になり、誰かがとても有益な情報を得、誰かはオンライン・ショッピングを楽しんでいることだろう。その体験を共有できるのは、その人自身だけだ。
 そういうわけで、1人に3つも4つも、いや、1人に55個ずつぐらい?それぞれの使い方、楽しみ方があって、それが順列組合せで無限のバリエーションを生んでいる。パソコン通信って、そういうものじゃないかと思う。
 IBMNETにしても、いったいどんなふうに楽しめるのか、どんな情報が得られるのかは、はっきりとはいえない。「まだ始まってないから」ではなくて、始まってからでも同じことだ。その日その日、どんな情報が飛び込んでくるか、とんな人との出会いがあるか、それは本人が実際にアクセスしてみなければわからないのだ。
 「わからない、わからない」ばかりいっていてもしかたがないので、ここから先、IBMNETのアウトラインについて、わかっていること、ある程度予測できることなどを少し紹介してみようと思う。ただ、しつこいようだけれど、この説明でIBMNETの全貌がわかった、とは思わないでいただきたい。そう思っていただけるのは説明した本人としては光栄だけれど、なにしろ書いているぼく自身、まだなんにもわかっていないのだから。

私たちはローカルBBSでパソコン通信で馴染んでいたが、それでも書き込みをするほど参加していたのは半数程度だった。
ユーザーならではの情報が得られる《IBMインフォメーション》
 IBMNETのサービスは、3つのメニューに分かれている。
 第1のメニューが《IBMインフォメション》。ここではIBMコンピュータ製品の最新情報とか、全国のOAセンター情報など、PSユーザーにとって有用な情報がいろいろ提供される。オンラインで得られる情報は、印刷物より数倍早い。ログインするたびに「何か新しい情報は入ってないかな」と楽しみに覗くことになりそうなセクションだ。
 ここに限らず、ニュースや案内、ユーザーのメッセージは、「ハイパー・ノーツ」という電子掲示板システムで表示される。ちょっとだけその実際の動きをシミュレートしてみよう。
 ACSのメインメニューから、
→「IBM」→「IBMインフォメーション」→「オープン」 とメニューをたどってゆくと、日付、記事番号、見出しなどのインデックス画面があらわれる。ここで読みたい記事番号を指定すると、画面は即座にその記事の内容(の1ページ目)に切り替わる。
 記事が何ページかにわたっている場合は、小文字の「1」かスペース・キーを押すと、続きを画面単位で見ることができる。インデックス画面に戻るときは小文字の「i」。終了するときは「q」。とても簡単だ。ほかにもいろいろ便利なコマンドが用意されているから、慣れればますます効率よく、必要な情報をとりだすことができる。手元にとっておきたい情報は、通信ソフトウェアの「LOGファイル」「ダウンロード」などの機能で、ディスケットにテキストファイルとして保存するか、プリンターで打ち出しておくとよいだろう。
 ちなみにACSにはこれ以外に、通信社が提供する新聞記事情報や、新製品情報、雑誌記事情報サービスなど、さまざまな情報サービスも完備している。操作方法は《IBMインフォメーション》と同じ。こちらもぜひ利用したいものだ。

まあこの辺の説明を読んでも当時パソコン通信をしていない人は分からなかっただろう。
会員同士やACS会員との情報交換が楽しい《ユーザーズサロン》
 第2のメニューは《IBMユーザーズサロン》。全国のIBM会員の交流の場だ。
 ACSは全国各地にアクセスポイントを持っており、ユーザーは、そのアクセスポイントまでの電話料金だけを負担すればよい。だから、各地のIBMGPSクラブ>会員が、互いの距離を気にすることなく、リラックスして話しあえる。
 たとえば、ハードウェアやさまざまなソフトについてのQ&A、使用レポートなどがここにはたくさん書き込まれ、おたがいのコンピューティング・ライフの質を高めるのに役だってくれるだろう。
 また、最近、PSユーザーを中心としたアマチュアのパソコンユーザー団体が、各地で活発に活動しはじめている。そうした団体の連絡、入会申込み、相互の情報交換の場としても、大いに役だちそうだ。
 さらに、このサロンや《IBMインフォメーション》は、一般のACS会員の人たちにも公開されている。そうした人たちからの、少し違った角度からの意見やアドバイスも聞けるだろう。
 パソコン通信は初体験で、どうも勝手がわからない……という人の場合も、もちろんここで質問すれば、ベテランユーザーやコンピュータのプロたちが、すぐに手助けしてくれるはずだ。え、「はずかしいからこっそり聞きたい」?そういう場合は、電子メール、オンライン会話システム「VOICE」などの機能を使うテもある。いずれにしても、パソコン通信のことはパソコン通信で学ぶのが一番てっとりばやい。
 ちなみに、IBMのコンピュータ以外の話――音楽、映画、クルマ、AV、料理などの趣味の話題、ビジネス、教育の話題などなどについては、ACS自体が各種のSIGやフォーラムで広くカバーしている。そちらの方にもぜひ参加してみよう。《ユーザーズサロン》同様、アットホームな雰囲気で歓迎してくれることだろう。


IBMマシン用のPDSやデータを蓄積した《データファイルエリア》
 IBMNETの会員だけの特典として用意されているサービスに、《データファイルエリア》がある。ここは、会員が制作したIBMマシン用のPDS(Public Domain Software)や、さまざまなデータが蓄積される場所。もちろん蓄積されたデータは、会員が自由にダウンロードして使用できる。
 通常のテキストファイル形式のデータは、そのまま画面に表示させて読むこともできるが、ACSでは「TransIt」(トランジット)という独自のファイル転送機能が用意され、プログラムファイルなども効率よく送受信可能だ。
 たとえば通信ソフトとして「日本語ProComm™」を使用する場合、「DOSゲートウェイ」のメニューから、この「TransIt」専用の転送プログラムを起動すれば……あ、ちょっとややこしいかな?もしやりかたがわからなかったら、《ューザーズサロン》で聞いてください。
 とにかく、ここにはオープン直後から、さっそくさまざまなPDSが蓄積され、提供されることになるはず。また、プログラミングの腕に覚えのある人には、自慢の自作プログラムをぜひここのレパートリーに加えてほしいし、プログラミングは苦手な人も、感想を《ユーザーズサロン》に書き込んだり、ちょっと面白い自作のデータベースを提供するなど、積極的に「参加」していただきたい。そうすることで、ますますこの「特典」は有用なものになってゆくはずだ。
 なお、ACS自体にも、さまざまなデータを蓄積した「POOL」と呼ばれるデータエリアが各種ある。こちらも有効に活用したいもの。
 ……というわけで、さて、いよいよはじまるIBMNET。もちろん、ぼくもさっそくアクセスするつもりだ。NETの中で見かけたら、ぜひ声をかけてみてくださいネ。
ACS05309YanaKenこと柳沢健二


IBM PSクラブNET■新規会員募集中
 IBM<PSクラブ>NETでは、新規会員を広く募集しています。下記のIBMマシンをご使用の方ならどなたでも、ご入会いただけます。あなたも、IBM<PSクラブ>NETにアクセスしてみませんか。お申し込み方法は簡単。いますぐご応募ください。(お申し込みいただいた方の中から先着500名に限り、オリジナル・グッズをさしあげます)
【IBM<PSクラブ>NETの入会資格】IBM PS/55、マルチステーション5550、JXシリーズをご使用の方でIBM<PSクラブ>会員の方に限らせていただきます。



ASCII1989(01)a15NAVI_W520.jpg
キヤノンのNAVI。前号の使いまわし

ASCII1989(01)a16LASERSHOT_W520.jpg
キヤノンのレーザーショット。前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a17PageMaker_W520.jpg
キヤノンが販売していたAldus PageMakerの広告。前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a18EPSONPC_W520.jpg
エプソンのパソコンシリーズの広告。PC-286X,PC-286VE,PC-286US,PC-286LE

ASCII1989(01)a19WORDBank_W520.jpg
エプソンのWORD Bank-note2の広告。

ASCII1989(01)a20Apple求人_W520.jpg
ASCII1989(01)a20Apple求人TRIM_W520.jpg
Appleの求人広告。これは アップル オペレーションズ アンド テクノロジーズ 日本支社 の求人広告。Appleの求人広告は以前もあった。パソコン広告(月刊ASCII 1988年10月号1

ASCII1989(01)a21AMD_W520.jpg
AMDの広告は前号の使いまわし。

ASCII1989(01)a22一太郎_W520.jpg
ASCII1989(01)a23一太郎_W520.jpg
一太郎Ver.4の広告。使っていたのに印象が残ってない。たぶん、それほど空気的なというか馴染んでいた常用ソフトだったのだろう。

ASCII1989(01)a24花子_W520.jpg
花子Ver.2の広告。

ASCII1989(01)a25シルエット_W520.jpg
ジャストシステムのシルエット。

ASCII1989(01)a26スキャナ_W520.jpg
ジャストシステムのスキャナJS-SC202。

ASCII1989(01)a27BORLAND_W520.jpg
BORLAND の Turboシリーズの広告。私は、ボーランドに相当貢いだ。

ASCII1989(01)a28ビデオで123_W520.jpg
右頁が「ビデオで分かる Lotus 1-2-3」の広告。ビデオ教材的なものが出るほどのソフトだった。

ASCII1989(01)a29洗足学園_W520.jpg
左頁が「学校法人洗足学園」の広告。ASCIIにはいろんな広告があった。

ASCII1989(01)a50FUJIFILM_W260.jpg
裏表紙裏はFUJI FILMのフロッピーディスクの広告。前号の使いまわし。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。