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ビジネスショー・マイコンショー(月刊ASCII 1988年7月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

ASCII EXPRESS からビジネスショーとマイコンショーの記事をスクラップする。

第66回ビジネスショー
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 5月18日から4日にわたって,「第66回ビジネスショウ」(主催:社日本経営協会,東京商工会議所)が,東京・晴海の国際見本市会場で開催された.今回は,“インテリジェントオフィス――仕事とやすらぎへの展開”をテーマに295社が出展,入場者は4日間で46万5900人を数え,出展規模とともに同ショウ始まって以来の最高記録になった
 今年の目玉は,シャープ,三洋電機三菱電機などがショウの直前に発表したAXマシンと,日立製作所,日本電気,富士通などが発表したラップトップ型マシン,富士ゼロックスやカシオ計算機,シャープなどが参考出品した小型のレーザービームプリンタなど。
 特にAXマシンは,80386CPUを搭載した32bitモデルやラップトップ型モデルなどが一挙に公開され、3社のブースは盛況を極めた。各社とも,PC/ATコンパチを強調するためにXeroxのDTP用ソフト「Ventura Publisher」などの米国製アプリケーションをデモするとともに,ジャストシステムの一太郎などの日本語対応アプリケーションも動作させるなど,本格商戦に向けて早くも始動を開始した感じだ.

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残念ながらこのようなショーに行ったことがなかった。参加していた人がうらやましい。
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日電のラップトップ型のワープロ「文豪mini 5 HL」こういったものを私費で買って職場に持ち込んで仕事をしていた人が結構いた。

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松下電器のCV-M800HE。CPUは80386でOS/2を搭載。

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松下電器のCV-M500シリーズと互換性を持つMラップトップ

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キヤノンの英文ワープロ Cat 。価格は34万円。英文ワープロなのにこの値段か。こういうものがあったとは知らなかった。

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Windows2.0。「Mac で一躍有名になったEXCEL」というところが私の琴線に触れた。

以下LBP3連発。
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シャープのLBP。

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カシオのLBP。LCS-124。

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富士ゼロックスのLBP

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ISDNの商用開始。ISDNを引いたときにはワクワクしたものだけど速度向上の恩恵はそんなに感じなかった。

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日電のN5200のラップトップ。モデル 03。知人にN5200をパソコンとして買った知人がいた。PC-9801無印が出たころ、「16bitマシンを買った」と言ったので「PC-9801か?」と聞いたら「それより上」とか言ったので(98の上位機種って?)戸惑っていたところ「N5200」と言ったので仰天した。だって、アプリはLANPLANとかLANWORDを使うとのことだったから。もうN5200をパソコンとして私費で買う人がいるとは思うわなかった。

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AXマシンの三菱MAXY、シャープのAX386。業界は期待した機械なのだろうが、素人には全く魅力がなかった。パソコンはソフトがなければただの箱でPC-9801に比べれば貧弱すぎた。家でパソコンを触るときゲームができない機械はつまらない。

続いてマイクロコンピュータショウ'88
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 5月11日から4日間にわたって,デバイスやパーソナルコンピュータの総合ショー「マイクロコンピュータショウ'88」(主催・日本電子工業振興協会)が,東京・平和島の流通センターで開催された.
 「マイコン・かぎりなき創造の世界」をテーマに,62社が各種LSI,パーソナルコンピュータ,ワークステーション,周辺機器,ソフトウェアなどを出展した.
 今回の目玉は,日立,三菱,富士通の3社が発表した32bitTRONチップ「Gmicroシリーズ」と沖電気が参考出品したBTRON仕様対応の日本語プリンタ.
 また,日本電気は,従来の16bitCPU,V30の4~5倍の命令実行速度を持つV33を搭載したアドオンボードを参考出品したほか,V60/70用のリアルタイムOS「RX616」のデモンストレーションを行うなどVシリーズの充実をアピールした.
 その他では,アスキーはVMテクノロジーが開発した32bitバーチャルMPU「VM8600S」を展示,三洋電機はラップトップ型のワードプロセッサを展示して人気を集めていた.
会期中の来場者は9万4400人で、昨年に比べて1500人増となった.

この後消えて行って残念だったものBTRONとVシリーズCPU。両方とも使ってみたかった。とくに日電のV60/70とかはいいCPUだと思っていた記憶がある。

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富士通の9450LTmkII。プラズマディスプレイでも4階調表示だったのか。

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三洋電機の電子辞書「電字林」。電子辞書使っている人もいたが、メジャーとは言えなかった。時期尚早だったのか。この20年後の任天堂、携帯ゲーム機「NINTENDO DS」向け電子辞書ソフトの方がインパクトあった。

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日電のV70。知人にこのCPUの熱心なファンがいた。青焼きの資料を見せてもらったことがあった。彼はどこから手に入れたのだろうかと不思議だった。

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沖電気のBTRON対応プリンタ。プリンタ側でBTRONに対応するというのが良く分からなかった。プリンタドライバでなんとかならんのか。

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アスキーのMSX-DOS2。うーん。この時期になっても8bit機でここまで頑張るのかと思ってた。

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日電のV33のアドオンボード。V30に比べ速度が4~5倍なら自社で使えばよかったのに。PC-88V33とか出せなかったのか。この当時なら良いゲーム機になると思うのに。もしかしたら出てた?スクラップを続けると分かるに違いない。

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