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X68000(月刊ASCII 1987年10月号5)特集NEW GENERATION! [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

特集NEW GENERATION!
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今回はX68000の記事をスクラップする。
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初めの部分をスクラップする。
 ホビーストの使うパーソナルコンピュータは、はたしてどんな性能を持つべきでしょうか。
 いわゆるビジネスマシンと比べて,速度が遅くてもいいとか,メモリも小さくても構わないといったことは,まずないでしょう.逆に性能上は,ビジネスマシンと同等以上のものが求められるといってもいいでしょう.そして,ゲームや音楽,グラフィックスといった用途に対応した専用のハードウェアの装備や,低価格であるといった要素も必要で,すなおに考えるなら,ビジネスマシン以上の仕様になってしまいます.
 まず,グラフィックス関係やサウンド関係の機能を強化するとなると,それに応じて処理するデータ量が増えることは確実です.65536bytesが限界の8bitCPUでは、バンク切り換えを行ったとしても,まず対応が難しく、なおかつバンク切り換えのオーバーヘッド等で処理の「高速性」が犠牲になってしまいます.これらを解決するためには、まずCPUを16bit以上のものにする必要があります.
 シャープのX68000は,そうしたコンセプトに立ち,これまでの低価格といった点を全面に押し出した8bit系ホビーストをターゲットとしたマシンとは違った作りになっています.
 コンピュータ界においては「互換性」ということが非常に大切にされています.しかし,一部の議論として「互換性とは発展性の放棄である」ともいわれています.つまり,互換性を維持することで,コンピュータが独創的に発展する機会を失っているということです.X68000は,CPUに68000を採用したので,従来の機種との互換性を持つ必要がなく,ハードウェア,基本ソフトウェアともにかなり思い切った設計がされています.
まさにその通り。ビジネス用のパソコンなんて8bitに毛の生えたような腐れCPUをTEXT VRAMという技を駆使してなんとか使えるようにしたものだった。8086でなくともZ80でもTEXT VRAMとバンクメモリという技で同様のマシンは作れた。だいたい、Multiplanなんてカーソルがオーバーランしやがった。Cでコンパイルしたソフトではかなり厳しいのが8086だった。アセンブラを使ってなんとかなるレベルだった。ああ、こうしてろくでもないことばかり思い出す。

コラム部分をスクラップする。
X68000ハード&ソフト

 X68000自体については,本誌で何度か紹介していますが,ここでもういちど,簡単にX68000のハードと基本ソフトウェアについて解説することにしましょう。
ハードウェア
 X68000は、メインCPUに68000を採用したパーソナルコンピュータです.しかも,従来の16bitマシンがビジネス指向であったのに対し,このX68000は,あくまでもホーム,ホビーといった分野を指向しているコンピュータなのです。
 特にスプライトや最大65536色(512×512)表示可能なグラフィックス用VRAM,FM音源などは,やはりゲームプログラミングに欠かせないもので、今回紹介した画面写真からもわかるように,ゲームセンターにあるアミューズメントマシンと、同様のグラフィックスを,高速に処理することが可能になっています。
グラフィックス
 X68000のVRAMは、グラフィックス用,テキスト用合わせて1Mbytesの大きさがあります.グラフィックスは,最大768×512ドットでこのときには16色(ただしパレット機能により65536色中から選択できる)を同時表示することができ,解像度を512×512とすると、同時に表示できる色は65536色になります.
 テキストVRAMは、ビットマップ表示を行うためにグラフィックス表示用のものと同じような構造になっており,65536色から16色表示可能なグラフィックVRAMとしても利用可能です。
 他のパーソナルコンピュータに見られるようなハードウェアによる描画機能はありませんが,68000CPUが全メモリ空間をセグメントに分けることなくアクセスでき,またそのクロックが10MHzであることから,十分なグラフィックス処理速度を持っています。
 このほか,「画面に128個,水平に32個まで並べることのできるスプライト機能を持っており,このために32Kbytesのメモリが使われています。
 また,下位機種にあたる1I同様,スーパーインポーズが行え,ビデオのテロップ入れなどが可能になるほか、オプションとして画像取り込みユニットが用意されています。
サウンド機能
 X68000のサウンド機能は,FM音源と音声の取り込み/再生機能の2つがあります.
 FM音源は、最近ではほとんどのマシンが標準あるいはオプションという形で装備可能になっており、いまや一昔前のPSGにほとんど置き代わったといっていいでしょう。この方式の特徴は,自然な音を合成,シミュレートすることが可能なことで,楽器音のシミュレートのほか,音声合成なども可能です。
 X68000では8重和音ステレオ出力が可能な構成になっており、ゲームミュージック,あるいは音楽演奏に十分な機能を持っています。
 このFM音源に対し,まだあまり一般的でないのが,ADPCM方式による音声取り込み/再生機能でしょう.マイク入力からの音声をデジタル化し取り込む,あるいはデジタル化された音声データを再生する,といった機能は,リアルな効果音や音声によるヘルプメッセージなど,さまざまな利用が考えられます。
ソフトウェア
 X68000は標準で2台の5インチドライブを実装していますが,基本ソフトウェアとしては,従来のマシンのようにディスクBASICではなく,専用OS「Human68K」が採用されています.このOSは,操作方法,ファンクションコールなどがMS-DOSとほぼ同等なOSです。さらにMacintoshのようにマウスでアイコンを操作するための「ビジュアルシェル」が添付されており,きわめて使いやすいものとなっています。
 なお,このOS上で動作するBASICや日本語ワープロなどが標準添付されており,さらにプログラミングのためにアセンブラ,リンカエディタなども添付されています.
68000CPUを使いたかったが、金をPC-9801とかに使いすぎて買えなかった。リニアな1Mはあこがれていた。まあ、冷静に思い出せば芸術方面の才能が全くなかったのでX68000は猫に小判だったろう。音痴で絵が下手な人間がX68000を使えばうまくなるはずがない。そう考えれば私は80286がお似合いだったのだろうと自虐してしまう。
あとは、写真などをスクラップする。
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