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Personal System/2の全貌(月刊ASCII 1987年6月号11) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

特集は「クローン駆逐に乗り出したIBM Personal System/2の全貌」だった。
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取り敢えず写真をスクラップする。
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このマシン(PS/2)では互換機対策でMicro Channelを導入したが、これは失敗だった。ユーザに受け入れられなかった。カスタムLSIを大幅に取り入れたがこれもいまいちだった。
コラムをスクラップする。
半年以内に互換BIOSを設計して見せると豪語したPhoenix社の自信と不安
 IBMPCの互換BIOSの製造で有名な米国Phoenix Technologies社は,PS/2の内部を分析したうえで、今後の同社の展開について早々と発表した。
 それによると,Micro Channelの導入や力スタムLSIの搭載によって,BIOSが複雑になっていることを認めたうえで、近いうちに,提携企業から分析チームを募って共同作業で対応していく方針を打ち出した.分析結果を商品として発表する時期は未定だが,できれば半年以内に何らかの答えを出したい考え. 同時に,新OS「OS/2」については,IBM社が独自に付加した機能やコマンドがあるという前提に立って,Microsoft社製とIBM社製をまったく別の製品と考えて個別に対応策を練る方針.
 「どんなBIOSでも3カ月で互換性を実現する」というのが同社の宣伝文句だが、さて今回はどうなるか.クローンメーカーも固唾を飲んで見守っている.
クローンができたという歴史を知っていると面白く読める。だが、切り札のMicro Channelが市場で支持されなかったので失敗に終わった。なかなか、うまくいかないものだ。どうすれば良かったのか。多分、最初に互換機を許したところが失敗だったのだろう。Apple社のようにすればIBMパソコンは消えなかったのかもしれない。日本でNECのPC-98シリーズが勝ったように時間がかかってもIBMのパソコンが勝てたかもしれない。とにかく互換機を許したところで消える運命だったということが歴史を知った者は言うことができる。

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