MS-DOSユーザーズ・ワークベンチ(月刊ASCII 1989年1月号7) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
すらぞうじ氏のMS-DOSの解説漫画の第2回をスクラップする。
まずは、図をスクラップする。
登場したコマンド等を羅列する。
con(画面)
con(キーボード)
prn(プリンタ)
nul(無)
aux(RS-232C)
clock(特殊ファイル)
dir
type
echo
more.com
A>copy con con
A>copy con prn
A>copy con syohei
A>copy syohei con
A>type syohei | more
A>grep "^From:" mbox | sort | uniq -c | sort -nr
A>dir >file
A>more <file
A>type file | more
A>less <file
A>type file | less
A>less file
注があったのでそれをスクラップする。
テキストファイルでも拡張子を自由に付けることができるのは常識だと思っていたが、2010年頃、若手がそれを知らなかったことに時代の変化を感じた。
漢字のファイル名のトラブルは経験した。ファイル名にはアルファベットしか使わなかった。
以下マンガをスクラップする。
まずは、図をスクラップする。
登場したコマンド等を羅列する。
con(画面)
con(キーボード)
prn(プリンタ)
nul(無)
aux(RS-232C)
clock(特殊ファイル)
dir
type
echo
more.com
A>copy con con
A>copy con prn
A>copy con syohei
A>copy syohei con
A>type syohei | more
A>grep "^From:" mbox | sort | uniq -c | sort -nr
A>dir >file
A>more <file
A>type file | more
A>less <file
A>type file | less
A>less file
注があったのでそれをスクラップする。
原理的には磁性体にヘッドが接触しないといわれるハードディスクでも,実際の動作では,微妙な接触もあり,劣化はあるらしい.当たり前のことだが、知らずに使っている人が結構いた。職場に動作中のハードディスクをコンコンと叩いたおじさんがいたのでびっくり仰天した。
注1) ロジテック株の技術部門に尋ねてみた.ハードディスクの通常動作時には、ヘッドは記録面には接触しないが,アクセス中に強い衝撃を与えたりすると接触し,トラブルのもとになる.また,チリやホコリの多い利用環境も望ましくないとのことだ。
ファイルは、データの入れ物に名前をつけたもので,中身が空っぽでも名前さえあればそれはファイルだ.また,たった1個のファイルでも,ディスク容量のある限り、いくらでもデータを詰め込むことができる.MS-DOSの場合,ファイル名は8文字以下で,漢字やひらがななどの全角文字は,2文字として数えられる.また,必要に応じて拡張子と呼ばれる3文字以下の補助名をくっつけることができる.「1個のファイルでも,ディスク容量のある限り、いくらでもデータを詰め込むことができる」はちょっと違う。ファイルサイズには上限があった。
注2) ファイル名に漢字を使用すると,ファイル一覧を見るような場合に分かりやすい.ただし,MS-DOSのバージョンやコマンドによっては,トラブルの元になることもあるので注意が必要だ問題になるのは,①MS漢字コードで5Chを含む文字を使ったり,②1byte目がE5hとなる文字をファイル名の1文字目に使ったケースだ.PC-9801シリーズ用のMS-DOSでは,Ver.3.1で②のケースにひっかかることがある.これは、JIS第2水準に限られるので,あまり難しい文字を使わないことだ。先頭の1byteがE5hの文字としては,蟲などがある。
テキストファイルでも拡張子を自由に付けることができるのは常識だと思っていたが、2010年頃、若手がそれを知らなかったことに時代の変化を感じた。
漢字のファイル名のトラブルは経験した。ファイル名にはアルファベットしか使わなかった。
・con(画面)
・con(キーボード)
・prn(プリンタ)
・nul(無)
・aux(RS-232C)
・clock(特殊ファイル)
注3) これらのファイルをディスク上のファイルと区別して,デバイスファイルとも呼ぶ.また,MS-DOSでは,これら標準のデバイスのほかに,ユーザーが新たにデバイスを定義することもできる(config.sysファイルに,相当するデバイスドライバを登録することで行う)
また,auxやprnは,現在のMS-DOSでは,システム起動時にdeviceとして,config.sysファイル内で登録しておかないと使えない.auxは,auxiliary(補助装置)の意味であり,通信やイメージスキャナなどの入出力に使用する.
注4) auxとprnのデバイスをconfig.sysファイルで指定する必要があるようになったのは,MS-DOS Ver.3.1のauxがPS98-127以降,prnがPS98-011以降のバージョンである.システムディスクに,auxとprnのデバイスドライバである,rsdrv.sys,print.sysというファイルが入っているバージョンは,これに該当すると考えてよい。「プリンタが使えないというトラブルの原因はprint.sysを登録していないためだった」という話もよく聞く.
nulというファイル名は,もともと無効とか無を意味する単語で,本来は「ナル」と読むべきところだが「ヌル」と発音する人が多い.ヴァン・ヴォークトの「非(ナル)Aの世界」を読んでいたので私も最初はナルと言っていた。
conは,通常「コン」と読むが,コンソールという意味であり,ミニコンなどの操作卓(operator console)からきたものだ.これは勘違いしていた。コンソールを操作卓ではなくてモニタのことだと思っていた。MS-DOSを使って覚えた用語なので画面である思ってしまってもしょうがない。
A>copy con con市販のEditorのない環境で、copy con foo.bat は良く使った。エディタとしてedlinは付いていたが、面倒くさくて使わなかった。
なんて荒業ができたりもする.
このコマンドラインは何をするのかというと,キーボードというファイルの内容を画面にコピーする.具体的には,キーボードから入力した文字が,そっくりそのまま画面に表示されていき,ファイルの終わりを見つけると、いま入力した文字をもう1度表示し,例の“1個のファイルをコピーしました."というメッセージを表示して,プロンプトに戻る.
最初に表示されるのは、入力のエコーバックで、2度目に表示されたのが,実際に画面へのコピーが行われた結果だ.
注5) エコーバックとは,conからの入力内容を目で確認できるように逐一画面に表示するものだ画面出力というよりも,入力操作の痕跡と解釈したほうがよいだろう.
MS-DOSがファイルの終わりを知るには,サイズまたはEOF(End Of File)を目印にする.ところが,キーボードというファイルにはサイズがない、人間の体力と時間のある限り入力を続けることができるだろう.そこでEOFを入力するというワケの分からないことをして,これで終わりだよということをMS-DOSに知らせてやらなくてはならない.EOFは,ここで終わりという合図に使われる特殊な文字で,入力するには,CTRLキーを押しながらZのキーを押せばいい.すると画面には^Zとエコーバックされ,EOFが入力されたことになり、続けてリターンキーを押せばファイルが終わりとなる.
ファイルの終わりのくせに、そのあとでリターンキーを叩かなければならず,それでいてリターンに相当するコードは捨てられてしまうのはズルイと思うのだが,それが仕様らしい.
注6) EOFは,パソコンの文字コードとして使われているASCIIコードの16進数で1Ahの値を持つ。
以下マンガをスクラップする。
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