PanacomM800(月刊ASCII 1988年11月号8) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
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松下電器のMシリーズは富士通のFMRの互換機だが、どうしてFMRの互換機を作ろうと考えたのか、どこに売ろうと思ったのか不思議なマシンだった。
まとめ部分をスクラップする。
しかし、なぜこのマシンが3ページにもわたって紹介されたのかが疑問。メーカーからの依頼記事の疑問が生じる。
松下電器のMシリーズは富士通のFMRの互換機だが、どうしてFMRの互換機を作ろうと考えたのか、どこに売ろうと思ったのか不思議なマシンだった。
機種名 | M500 | M700 | M800 | ||
CPU | 80286:8MHz | 80286:12MHz | 80386:20MHz | ||
メモリ | 1Mbytes(最大9Mbytes) | 2Mbytes | |||
日本語表示 グラフィックス |
16×16ドット 640×400ドット |
24×24ドット 1120×750ドット |
|||
モデル | FD | HD | FD | HD | HE |
ハードディスク | ― | 20Mbytes | ― | 20Mbytes | 40Mbytes |
価格 | 36万円 | 58万円 | 45万円 | 69万円 | 99万5000円 |
まとめ部分をスクラップする。
M800の対抗マシンは、やはりFMR-70だろう。価格を考えると,FMR-70HDが98万円,M800が99万5000円と,1万5000円の差がある.ただ,100万近い価格では,その差は無に等しいだろう.まずFMRの互換機がどれほど望まれていたのかが分からない。使われているCPUと価格が他社と比べ割高すぎる。この価格帯のマシンを個人の家庭におき、趣味で使っている人はいなかっただろう。MS-DOSで使う限りPC-9801の優位性が崩れることはなかった。
性能では,内蔵のメモリ容量,ハードディスク容量ともに同等なので,速度の分だけM800がお得といえる.また,すでにM500やFMR-50を利用しており,ソフトウェアもたくさん持っている場合,16ドットカードが利用できる点でM800の魅力が増す.
逆にFMRに有利なのは、親指シフトキ-ボードや,FM-OASYSなどのワープロ環境が整っていることだ。大容量のハ-ドディスクやページプリンタも揃っている.
ただ,FMR-70にしても,M800にしても,価格を考えると個人が購入するには高い.やはり,オフィスユース向けということになる.今月,富士通と松下ともに286のラップトップを発表したが,次は低価格の386マシンを出してほしいものだ.
しかし、なぜこのマシンが3ページにもわたって紹介されたのかが疑問。メーカーからの依頼記事の疑問が生じる。
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