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事件・ソフト・ワープロ(月刊ASCII 1987年7月号5) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

気になった宇宙の事件やソフト、ワープロ関係の記事をスクラップする。

宇宙の大事件,超新星近くに謎の星が出現
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これはどうなったのか。
このことはブルーバックスの「超新星1987Aに挑む」野本陽代・著/野本憲一・監修1989年 p233-235 に記載されていた。
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第7章 超新星1987Aのその後
5 ミステリー・スポットその後
を要約すると。
この天体は結局謎のままだった。アメリカとイギリスのスペックル干渉計による観測で見つかったのだが、3月末から4月にかけて見つけたが、観測計画が込んでいるためずっとは観測できなかった。で、6月に観測したが見つからず、7月、11月に観測しても見つからなかった。観測に使ったスペックル干渉計はある部分にハレーションを起こし、ときどき幽霊が映ることがあるそうだ。またイギリスのデータは雑音だらけで信頼性に乏しいという評価をする人もいたそうだ。
その後1989年3月にスペックル干渉計のチームがまたミステリー・スポットを観測したそうだ。ところがどんなに観測してもそこには何にもなかった。
ミステリースポットは今でいうところのアーティファクトだった可能性があったということだろうと思う。

IBM用海賊版ソフトの販売業者を摘発
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ソフトの違法コピーは一般のパソコンユーザーの間でも広く行われていた。でも素人はコピーさせても金をとらなかったけど。私の場合は付き合いで使いもしないソフトをコピーしていた。フロッピー代が余計にかかっただけだった。
さて記事の場合は、合計21万1600円もするソフト(基板を含む)を違法コピーして販売していた。業務で使うものを違法コピーするのはないだろう。違法コピーソフトで作ったものを違法コピーされたら訴えるのだろうか?ところでこの会社一体いくらの利益をあげたのだろうか、記事にはそれがない。

わいせつソフト販売で2人が逮捕
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うーむ。34年前にわいせつだとされたソフトはどんなものだったのか。今の青少年に見せたらこれのどこがわいせつ?と思われるのではないか。本物のわいせつはこういうものだとインターネット画像を示されるに違いない。

NTTなど8社がデータベース会社を設立
データベース業の売上高,1000億円台に
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これを読むと今のインターネットの凄さが分かる。確かにゴミデータが多いが、ゴミの中からまともなデータを探し出す技術があればこんな有用なものはない。ということはインターネットの中にあるデータには相当高額な値段が付けられるべきである。それを無料で利用できるのは幸せな時代になったと感じる。

日本電気がジェトロエースをVANで提供
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インターネットが未発達の34年前パソコン通信がデータベースにアクセスする方法だった。通信費が高いのもさることながら、データベースにアクセスするのも高額な料金がかかった。従量制で1分240円、定額制で20時間までが5万円だ。

以下ワープロ関係のスクラップ
カシオが電卓サイズのハンディ日本語ワープロを発売
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カシオ ハンディライター HW-7 価格は本体3万2800円、RAMカード 5500円、48ドットの毛筆書体ROMカードが9800円
これはラベルプリンターというべきものだが、34年前はワープロと呼称していた。

リコーが1.6Mbytes FDD内蔵WPを発売
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リコーの リポート2700シリーズ価格は16万8000円~46万3000円
1.6 Mbyiets の 3.5インチ FDDを2台搭載したとのこと。まあパソコンでないからどんなFDDを搭載してもその機械で完結するのだからいいけど 1.6 Mbytesもいるか?それも2台。バックアップに使うのだろうがなんだかなあ。

リコーが文書・図形の混在作成可能なWPを発売
松下が10万円のブラウン管型ワープロを発売
ミノルタが縦書き表示のできるワープロを発売
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リコーのは リポート・7000シリーズで価格は104万8000円~でプロ仕様か。
松下電器産業のは パナワード FW-K101 で10万円。
今の若い人はブラウン管って知らないのだろうな。円柱型の管を想像するのではないだろうか。
ミノルタの MWP80 価格15万8000円 「自然かな漢字変換入力方式」だそうだ。
パソコンのソフトなら縦書き表示してほしいというユーザの声があればすぐに対応してくれそうだが、ワープロ専用機になるとそうもいかない。

シャープがワープロ2機種を発売
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ミニ書院 WD-260F 価格は13万8000円 でAI辞書搭載だそうだ。どこがAIなのかよくわからない。
ファミリー書院 WD-30 は3万8000円。 ミニよりファミリーの方が安いのか。

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