AppleWorld87(月刊ASCII 1987年5月号2) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
ASCII EXPRESS からAppleWorld87の記事をスクラップする。
ASCII EXPRESS の扉にはApple会長のジョン・スカリーの写真があった。このころはスティーブ・ジョブズはAppleから追い出されていたころでMacIIも普通のパソコンのようなデザインだった。
記事を読み返してみる。
MacIIの評判は良かったがMacSEはスペックがいまいちで評判は芳しくなかったとのことだった。
34年前のApple首脳陣、デル・ヨーカム、ジョン・スカリー、ルイ・ガゼー。いつか何かを調べるときに使うかもしれないので一応メモっておく。
昔からApple社は新製品発表のときは盛大にショーを開催していた。これはもう文化だ。
ジョン・スカリーだけどいつどのように追い出されたか今後のスクラップが楽しみだ。
34年前Macで発展したソフト日本ではというか私はWindows3.1のころにやっと使うことができた。PageMakerが使っていて楽しかった。よく落ちたけど。だから1ページ作成するごとにセーブしていた。席を離れるときは起動しているソフトを終了していた。Windows3.1は本当に気軽に落ちるOSだった。Macはそんなことないだろうと知人に聞いたらMacでも落ちる。だから無理はさせないと言っていた。34年前のソフトのできはこんなものだった。
ASCII EXPRESS の扉にはApple会長のジョン・スカリーの写真があった。このころはスティーブ・ジョブズはAppleから追い出されていたころでMacIIも普通のパソコンのようなデザインだった。
記事を読み返してみる。
MacII/SE用の周辺機器,ソフトが一挙公開
米国Apple社は、3月2日から2日間にわたってロサンゼルスで開催した「AppleWorld'87」において,全世界から招待した約5000人のプレス関係者とディーラーにMacIIとMacSEを発表するとともに,周辺機器/ソフトウェアメーカーの関連製品を公開した。
現地でのMacIIの評判は上々で,今後の展開に期待する声が多かったが,MacSEは,当初の予想よりスペックダウンしていたために,「MacPlusとどこが違うのか」といった批判的な見方が大勢を占めた.しかしその一方で,SEに装備されたCPUバスに期待する関係者も多く,同時に発表されたAST Research社の8086ボードやLevco社の68020ボード,各社の大型CRT用ボードなどがMacSEの弱点をカバーして,中堅機種としての位置付けを明確にしてくれるのでは,とする見方もあり,発表当初からMacSEに対する評価は真っ二つに分かれた格好だ.
開発担当重役のルイ・ガゼーは,「われわれの懸案だった拡張性を,やっとMacに与えることができた」と語り,AppleII以来の同社の開発思想を,10年目にしてやっとMacファミリーでも踏襲できた喜びを強調した。また彼は,当初のリリースでは明らかにされていなかった細部の性能についても説明を加えた.その中で特に注目されたのは,MacIIに搭載されたサウンドチップのサンプリング周波数とバージョンアップされたOSの機能だ.
サウンドチップのサンプリング周波数は44.1KHzで,CDと同じレートになっている.High SierraフォーマットのCD-ROMドライブが今年後半にも発表される予定になっており,そのドライブを接続すれば,CDからのデジタルコピーも可能になる.既存のパーソナルコンピュータでは,せいぜい22KHzどまりだから,これは飛び抜けた数値である.
また,OS(Ver4.0)とFinder(Ver5.4)に付加されたのは,仮想マルチFinder機能.MacIIが装備している6個のNuBusに,それぞれビデオボードを装着して6台のCRTを接続すると,それらを1つのFinderとして使用できるようになる.動作するアプリケーションは1本だが,各CRTをテキスト専用,グラフィック専用,クリップボード専用というようにユーザーが定義をして,データごとに分割使用することが可能になる.この機能は,デスクトップ・パブリッシング(DTP)用のソフトと大型CRTを併用するケースを前提にして付加されたものだ。同社が2年前に打ち出したDTP路線も,ここにきてやっと本格的な展開を始めたと受け取っていいだろう.
■目玉は大型CAT,拡張ボード,DTPソフト
同社のDTP路線に応えるかのように,周辺機器/ソフトウェアメーカーもMacII用のDTP関連製品を一斉にリリースした.
大型CRTは,SuperMac Technology社やE-Machines社,MicroGraphic Images社,Radius社,Sigma Designs社,Layered社などが17~19インチのものを発表したが,本命はSuperMac Technology社の「SuperView」(MacSE用モノクロ),「Grafix」(MacII用モノクロ),「Spectrum」(MacII用カラー)の3製品,SuperViewは,MacSEのCPUバスに接続するビデオボードと15/19インチCRTの機器構成(68881コ・プロセッサはオプション)で,表示能力は1365×1024ドットという高解像度を実現している.GrafixとSpectrumもビデオボードと15/19インチのCRTという構成.表示能力は,ともに1024×768ドットである.価格は,Spectrumが2500ドル前後になる予定.
拡張ボードは,Levco社やPeak Systems社,General Computer社などがMacSE用の68020ボードを発表した。中でもPeak Systems社の「Orion」は32bitの内部拡張バスを持つボードで,68881コ・プロセッサや68851MMU,2Mbytes,のRAMなどを装備しており,MacSEに付加すると5倍の処理スピードを実現する.価格は未定。
ディスクドライブは,Peak Systems社が20/30/45/65/80MbytesのHDDや20/40/60Mbytesのテープバックアップシステムを発表したほか,Dayna Communications社がIBMPC用FDのデータをMacで直接リード/ライトできる5.25インチFDDを出品した.価格は595ドル.
ソフトウェアでは,なんといってもDTPソフトのカラー版が注目の的.DTPは,この市場で出遅れたIBM陣営を尻目に、Apple社が社命を賭けて推進するプロジェクトだけあって,出品されたソフトウェアも予想以上に充実していた.Aldus社の「PageMaker2.O」やCricket Software社の「Cricket Draw」,Adobe Systems社の「Adobe Illustrator」,Lightspeed社の「Color Page Layout System」,Quark社の「XPress」などが,SuperMac Technology社のSpectrumを接続したMacII上ですでに動作していた.特に,Color Page Layout Systemは,解像度300dpiのカラーイメージスキャナに対応するページレイアウト用ソフトで,罫線や文字などのカラー指定も可能だ。しかし,このソフトが本当に威力を発揮するのは、カラーレーザービームプリンタが商品化されてからだろう(会場では,熱転写プリンタをMacIIに接続してハードコピーを作っていた).
この他には,Living Videotext社のアウトライン・プロセッサ「MORE」のカラーバージョン,Authorware社のオーサリングソフト「Course of Action」,Visual Information社の3Dソリッドモデリングソフト「Solid Dimensions」,Lotus Development社の統合ソフト「Galaxy」などのデモが行われていた.このうちMOREは,発表以来6カ月で3万本を販売した実績を持つソフトのカラー化とあって,ディーラーを中心に高い関心を集めていた.Solid Dimensionsは,256色表示のシェーディングやレイトレーシングが可能で,作成した3DモデルはPost Scriptに対応するPICTフォーマットでセーブできる価格は750ドル.また,「Jazz」の後継ソフトとしてLotus社が発表したGalaxyは、Jazzにはなかったマク口言語機能を持っており,EXCELの対抗馬として今後注目されそうだ。表示はもちろんカラーである.価格は未定.
これらの周辺機器/ソフトウェアは、早いものは4月から発売される見込みで,最終的にはMacIIが市場に出る6月が発売のピークになりそうだ.
■キャッチフレーズはThe power to be your best
“The power to be your best”.10年目を迎えたApple社の新しいCIコピーである.このコピーは、どこに行っても目についた.
会場のユニバーサル・アンフィシアターのスクリーンに映し出されたのは、IBM PC.そのキーボードを会社の重役とおぼしき人物が操作すると,“Syntax Error”の文字が画面に表示される.彼は怒り出し,机の下からチェーンソウをひっぱり出すと,それでCRTを真っ二つに切り裂いてしまう.Macを使えば,そんな無味乾燥な警告にイライラすることはない,ユーザーのパワーを最大限に引き出す武器こそMacなのだ,という強烈なメッセージが,コピーやビデオには込められていた.
Apple社は,あくまでIBM陣営を向こうにまわして勝算あり,と国内外のプレス関係者にアピールしたようなものだ。ステージに立ったジョン・スカリー会長は,スピーチの最後を次の言葉で締めくくった.「去年,人々は尋ねました.“Appleはいつになったら彼等と接続できるようになるんだ?”.そして来年,人々はこう尋ねるでしょう.“彼等はいつになったらAppleと接続できるようになるんだ?”と」.
“彼等”とは,もちろんIBM陣営のことだ今年はAppleが歩み寄ったのだから,来年はIBMが歩み寄らざるを得なくなるだろう,という大胆な挑戦状である.今年1月,MacPlusの小売り台数は,初めてIBM PC単体のそれを越えた.フォーチュン500に最短期間(6年)でランキングされたApple社の挑戦状を,IBMは受けて立つだろうか.
MacIIの評判は良かったがMacSEはスペックがいまいちで評判は芳しくなかったとのことだった。
34年前のApple首脳陣、デル・ヨーカム、ジョン・スカリー、ルイ・ガゼー。いつか何かを調べるときに使うかもしれないので一応メモっておく。
昔からApple社は新製品発表のときは盛大にショーを開催していた。これはもう文化だ。
ジョン・スカリーだけどいつどのように追い出されたか今後のスクラップが楽しみだ。
34年前Macで発展したソフト日本ではというか私はWindows3.1のころにやっと使うことができた。PageMakerが使っていて楽しかった。よく落ちたけど。だから1ページ作成するごとにセーブしていた。席を離れるときは起動しているソフトを終了していた。Windows3.1は本当に気軽に落ちるOSだった。Macはそんなことないだろうと知人に聞いたらMacでも落ちる。だから無理はさせないと言っていた。34年前のソフトのできはこんなものだった。
コメント 0