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PC-98DO,EMS,MS-DOS漫画(月刊ASCII 1989年8月号6) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

PRODUCT SHOW CASEからPC-980DOとEMS、MS-DOSユーザーズ・ワークベンチから漫画をスクラップする。
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PC-98DOは日電の得意技の1つの筐体に2つのCPUを組み込むという技の集大成とでもいうべき1つの筐体に8bitマシンの最終形のPC-8801MAと16bitマシンのベストセラーのPC-9801VM2を収めた驚異のマシンだ。
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まとめ部分をスクラップする。
 98の名前が付いているとはいえ,98DOはPC-8801シリーズの後継機種とも考えられる.8bit機の代表機種として世代交替を経ながら現在のMA2,FEに至ったPC-8801シリーズ(図1を参照)は,98DOの発売により,上位機種であるPC-9801シリーズとの互換性を得たといえるだろう.
 今後も8bitエントリマシンとしてのPC-8801シリーズ,16bitAVマシンとしてのPC-88VAシリーズは継続していくだろうが,98DOの発売によりPC-8801シリーズのユーザー層に変化が起こるのは間違いないと思われる.

結果はどうだったか知らないが、まとめとは逆にPC-9801を検討している層に変化が起きたと予想する。

EMSについての解説があったのでスクラップする。
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図解EMS
EMSの仕組みと各種の実現方式
 EMSはExpanded Memory Specificationの略で,日本では拡張メモリ規格と訳される.Lotus,Intel,Microsoftが共同で提唱したため、3社の頭文字を取ってLIMとも呼ばれ、また最新の規格である4.0を指して「LIM EMS 4.0」と略されることが多い。
 EMSは,最大32Mbytesまでの拡張メモリを取り扱うことができ,その一部をメインメモリの中にマッピングしてアクセス可能にする(図A)EMSメモリは16Kbytesごとに分割されており,アプリケーションソフトは,EMSファンクションコールを経由して必要とするメモリを確保し、実際にアクセスする時には実メモリ上のウィンドウ(ページフレームという)上に拡張メモリをマッピングする.

ソフトウェアEMSの原理と弱点
 本来EMS用ではないメモリをEMS用に利用しようとするものでは,I/Oバンクメモリを使うものと,プロテクトメモリを利用するものがある.両者とも、通常ページフレームが置かれる領域(OCO000H~0CFFFFH,日本電気方式ではOB0000H~0BFFFFH)にメモリを割り当てることは,ハード的に不可能である.そこで通常のメモリの一部をページフレームに割り当てている(図B).
 EMS対応のアプリケーションは,ページフレームの物理アドレスは直接参照せず,EMSファンクションで返された値を用いるようにプログラミングされているので,たとえページフレームが640Kbytes以内のメモリ空間内にあっても問題はない.
 エミュレートによるEMS方式の難点は,メインメモリ上にページフレームを置くためにメモリが64Kbytes程度減ることと,ページの切り替えの際にバンクメモリやプロテクトメモリとの間でデータを転送する必要があるために処理によっては相当な速度低下をもたらすことである.


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MP386の原理
 MP386の本体は,vems.drvというデバイスドライバである.これを組み込むと80386はV86モードに移行し,MS-DOSは同ドライバに監視されながらV86モード上の1つの8086ソフトとして動作するようになる.プロテクトモードで動作しているため,1Mbytesを越える空間のアクセスが容易で,リアルモードのアプリケーションから無理やりプロテクトメモリをアクセスするのに比べ,高速で柔軟性に富む操作が可能になる.ちょうど,80386を搭載するAXマシンなどで採用されている「コントロール386」に相当するものと考えればいいだろう.

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ハードウエアEMSボードしか使ったことがなかった。ソフトで色々工夫できたようだが、私は86だからとあきらめてハードウエアEMSボードオンリーだった。思い起こせばPC-9801無印がでたとき8086の性能が低いからTEXT VRAMを作り高速化を図り、GCを作りグラフィックの高速化を図るというような残念なCPUだった。もう86系はソフトでなんとかしようという発想はダメだと思っていた。だからバンク切り替えメモリとかハードウエアEMSを使うべきだと思っていた。

MS-DOSユーザーズ・ワークベンチから漫画部分をスクラップする。
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