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特集CD MEDIA第1回 その3(月刊ASCII 1988年3月号8) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]

CD-ROMレポートは写真をスクラップする。
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まとめ部分をスクラップする。
CD-ROM,普及のシナリオ
 CD-ROMソフトが一般市場で成功できるかどうかは,いかに低コストで開発できるかにかかっている。CD-ROMのアプリケーションは、現在のところCD-ROMディスクに記録されたデータと,フロッピーディスクに記録されたコントロールソフト(デバイスドライバも含む)から構成される.その最大のポイントは、コントロールソフトとデータの内容とを別々のメーカーから用意することも可能な点である.例えば,CD-ROM辞書のデータのみを利用し,既存の日本語ワープロソフトに組み込むという,いわば開いたシステムも可能なのである.1組のCD-ROMデータに対して複数のコントロールソフトが用意され、ユーザーは自分の使いやすいコントロールソフトを利用するという形態も可能なのだ。そうするとCD-ROMの制作側はコントロールソフ・トを用意する必要がなくなり,純粋に手持ちの情報のみで勝負でき,その結果コストを下げることもできるであろう.
結局広く使われたのはゲームだった。また、種々のソフト等を納めた雑誌の付録だった。34年前通信にかかるユーザのコストはとにかく高かった。いかにして送信データを圧縮するかがポイントだった。500MBものデータを送受信するコストは高額だった。今はギガが足りないとか言っているが、当時はメガ(を扱う電話料金が高く、金が)足りないという時代だった。

編集部からの記事がちょうどCD-ROMの話だった。
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CDメディアへの期待

 「メディアの変化がソフトウェアの質的な変化をもたらす」などと書くと分かりにくいが,具体例には事欠かない.たとえば,オーディオ用テープがオープンからカセットにかわり,大変に扱い易くなった.その結果オーディオテープ自体が大衆化し,ラジカセのような商品が出現した.さらに,カーオーディオやウォークマンの普及により,音楽を聴くスペースの質的な変化をももたらした.そして,その間に,録音・再生されるソフトウェアも大きく変化した。あいにく数値的なデータはないが,たとえば海辺のドライブにこそマッチするであろうユーミンの世界は、カセットテープなしには半ば成り立たなかったのでは,とすら思えるのだ.
 ところで,パソコンの世界では、補助記憶媒体の変化とともに,本体そのものも質的に変化をとげている.カセットテープはデータの転送速度も遅く,信頼性も高くはなかった.当時の市販ソフトがゲーム中心であったのは,必ずしも本体の能力だけが原因ではないだろう.現在主流のフロッピーも複数のアプリケーションや大量のデータを手軽に処理するには,やや役不足である.そこで注目されているのがハードディスクであるのだが,ハードディスクはパッケージソフトの供給メディアとはなりえない.それに対してCDは,500メガバイト以上の情報を,オーディオ用のそれと同じ形態で供給できるのが魅力である.
 CD-ROMなどの情報が本誌に登場するようになって,もう随分と時間が過ぎた.その割に,未だに身近な存在とならないCDメディアに,その可能性を疑う読者もいるかもしれない.しかし,DTPなどの高品位印刷や画像情報の扱いなど,大容量データのニーズが高まるのはこれからである.パソコンの可能性を広げてくれるメディアとして,CDメディアへの期待は大きい
(土田米一)
土田氏の書いてる通りだった。「CD-ROMなどの情報が本誌に登場するようになって,もう随分と時間が過ぎた.その割に,未だに身近な存在とならないCDメディアに,その可能性を疑う読者もいるかもしれない.」それはもうCD-ROがドライブが高かったのが原因だし、CD-ROM提供のソフトが無かったことである。車の両輪がパンクしているような状態で走りようがなかった。繰り返すがCD-ROMの普及はWindows3.1の登場まで待たねばならなかった。

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