OS/2,COREWARS(月刊ASCII 1988年3月号4) [月刊アスキー廃棄(スクラップ)]
この号の「OS/2がやってきた」OSの解説記事というよりプログラミングについての解説だったので内容のスクラップは省略する。
第2回国際コア戦争コンペティションの記事から優勝、準優勝の解説、プログラムリストをスクラップする。
今大会で目立った戦術
優勝と準優勝のプログラム
第2回国際コア戦争コンペティションの記事から優勝、準優勝の解説、プログラムリストをスクラップする。
今大会で目立った戦術
TYPE 1 相手プログラムに“SPL 0"爆弾を打ち込んで無駄なプロセスを発生させ、動きを遅くしておいて“DAT 0"爆弾で殺す.
TYPE 2 相手プログラムにJMP命令を打ち込んで特定の部分に誘導し,相手のプロセスを利用して“SPL 0"爆弾をばらまく.
TYPE 3 去年優勝したMICEのように,急速に増殖する.
優勝と準優勝のプログラム
(優勝した)FERRETは,高速にメモリをスキャンして,敵のいそうな所に“SPL 0"爆弾を落し,その後DAT命令を絨毯爆撃して敵を倒す,というものである.この戦術自体は,他のプログラムでも用いられたものだが,細かい点で工夫のあとが見られる.作者は,「敵の攻撃があたりにくいように,プログラムをできるだけ小さくするように心がけた」と語っているが,事実,12ワードというオブジェクトサイズは、準決勝まで勝ち進んだプログラムの中では,KISSと並んで最も短いものだった.
準優勝となったPLAGUEは,2つのコ・ルーチンが同時に実行されるようになっている.一方のルーチンは相手プログラムを探してそのプログラムのロジックを破壊し,もう一方のルーチンでDAT命令を絨毯爆撃してとどめをさす.このプログラムも18ワードと非常に短くなっている.やはり、小さくて速いコア戦士プログラムが有利になるようだ.
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