ワープロその他ハード（月刊ASCII 1987年12月号3）

ASCII EXPRESS から ワープロとその他のハードをスクラップする。
ワープロはまだまだ売れていたようで新製品が次々と発表されていた。


シャープ、日本語ワープロなどを発売
ファミリー書院WD-40/45で価格は3万8000円


日電、文豪miniシリーズに3機種を投入
文豪mini5Hのモデムボード内蔵モデルが14万8000円
同5HAが14万8000円
同7Hのファクシミリ機能内蔵モデルが27万8000円
文豪3VIIが24万8000円　特徴のAI機能により文体のチェックが可能
35年前のAI機能って……


富士通、OASYSシリーズ2機種を発売
OASYS 30SFの価格は22万8000円
Lite F・ROM10の価格は12万8000円


ブラザーがカード型データベースを搭載した日本語ワープロを発売
ピコワード5100の価格は13万円。月産5000台を予定。


リコーが携帯型日本語ワープロシステムを発売
システムだそうでワープロのMJ550が4万円、ハンディ複写機MC50が6万5000円、熱転写プリンタが3万5000円
売りがCPUに16bitを採用って、こんなのが売りになったのか？


松下電器がイメージスキャナを標準装備した低価格の日本語ワープロを発売
FW-K102の価格は11万円、月産2万台予定。ブラザーのピコワードが月産5000台を予定だから結構強気なのか、それともブラザーは売る気がなかったのか。とにかく、35年前のワープロの市場規模が想像できる数字だ。


日本モトローラがMC68030の受注を開始
沢山売れて欲しかった。


松下、BS受信回路内蔵テレビを発売
TH-29BS1の価格は33万円。水平解像度は560本。35年前はこんなもんだった。


ランドコンピュータが低価格の20MbyitesHDDを発売
LDP-521が9万8000円。私が初めて買ったHDDが40Mbytesだからこの当時はまだFDDで頑張っていた。


I・Oデータがキャッシュ＆RAMディスクなどを発売
4Mbytesのバッファメモリボード PIO-9634A が15万8000円。高かった。


シャープ、電話番号を記憶する電卓を発売
PA-170で価格は3500円
カタカナで名前を入れて電話番号を記憶できるのがすごかったのかな。


立石電機が6種類の読み取り方式を持つハンディスキャナを発売
HS10Rの価格は4万9800円。これ買った。プログラムを作ってRS-232Cで利用していた。